奇乃堂

アリさん、ありがとう ゴミは込んでくれて

 現実逃避なタイトル。
 その一方で現実でもあるタイトル。
 家の中に出没するアリたち。
 彼女たちは、落ちているクッキーやらパンやら、青菜系やら運んでいくのだ。だから、実は、なんとなく、ほんの少しだけどきれいなんだよ、絨毯の上。
 その点は礼を述べるべきなのかも知れない。
 しかし、そうは言ってはいられない。
 アリがいるということで食物連鎖があるわけだ。
 水回り出見るチョウバエ(でいいんだっけ?)をせっせと運ぶアリ。
 足の細長いクモにクルクルと糸を巻かれて捕獲されるアリ。
 そう、食物連鎖だ。
 人間、わがままなもので、家の中はそっとして欲しいと願う。
 仕事中に足がむずむずしたと思ったら、アリがいた。
 あ、うん、むずむず症でなくてよかった……。
 風呂場の壁に「ここどこよー。水ね、いやー」というように逃げていた。
 あと、わかめかのひからびたの運ぶ姿は誇らしげに見える。旗を振っているような……。
 そんなこんなで、ありんこてけてけ。
 完全に消すには、薬剤だろうけど、薬剤は撒きたくないので、愚痴と観察の狭間と、殺虫と恩赦の狭間で日々進むのだった。

今後ともよろしくでございます。

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

※ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「日記」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事