車がバックするときにも音なるし、車が扉開けるときも警報なるし、誰かの大音量の目覚ましかなぁと思っていた。
よーく聞くと「ミョンミョンミョン ほにゃららです」と言っているようなのだ。「バックします?」とか思って耳を済ませた。
ミョンミョンミョン火事です
……って! ちょ、ちょっと……煙は見えないし、えと……どうしよう。
ひとまずトイレに籠っている家の人間を引きずり出し、確認を取る(笑)。携帯電話を手におろおろとバルコニーに出る。
「まず、どこかわからないと駄目じゃない?」
「あの家だと思うんだけど。というか隣の家の人、庭にいるのに気づいてないの?」
近所の建物を指さす。音の方角といい、窓が開いているためそこかなと。
そこはかとなく焦げ臭い。
「どうしよう?」
「管理人さんにまず言う」
「えーと、あ、駐車場に人が来た」
火や煙が見えるわけでもないので、ひとまずその人に聞こうかと思ってみていた。車で乗り付けたその人は、マスクを外して「?」となっている様子。
そして、その家に声をかけていた!
「お鍋焦がしちゃって」
というおばあさんの声。
そのあと、隣の人と思われる方が声をかけた……。
煮物の匂いがするのもこのおうちだったんだなぁ……。
警報装置が作動しても、どのタイミングでかけるべきか? わからないでかけても仕方がないし、かといって、煙もないのに……といっても煙がと考えたり……。
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