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天竜浜名湖鉄道の貸切列車に乗ったよ(後編)

前回から続く

さていよいよ掛川駅を発車です。
ちなみに乗務員は運転士のみのワンマン運転。
添乗員というか係員は掛川駅で説明をした後、先行の列車で天竜二俣に先回りしているそうで・・。



昼食として先ほど土産物店で買ったお弁当を食べることに。
箱には「掛川小箱」と書いてありますが「桜小箱」なる地元の弁当屋さんの弁当です。500円
掛川駅には駅弁がありいくつか売られていましたが、こちらは正式な駅弁ではないようです。

ちなみに天竜二俣駅の駅弁の予約受付もあって参加者の方の多くはそちらを食べていましたが、
実のところ私は参加申し込みが遅くて間に合わなかったのです



掛川を発車して10分強で最初の停車駅桜木に。
添乗員はいませんが幹事のせんぱい氏がカラオケ用のマイクで駅の沿革などを説明してくれました。



無人駅ですが昔ながらの木造駅舎ですね。



次の原谷駅ではトトロとスカイツリーがお出迎え
棒駅の小駅は通過なものの10分走るかどうかで次の見学停車の駅に着くので結構慌しいです



掛川方では主要駅?な途中駅遠州森駅に。
遠州森駅は有人駅で駅員さんがいました。
折角なので硬券の入場券を買ってみました。
入鋏はスタンプではなく昔ながらの改札鋏




この日は風が結構強くてこの後・・・・モリゾウが線路に転落してしまうというハプニングが

更に遠江一宮駅でも下車して見学。
遠江一宮駅の駅舎にはそば店が入っていて、なんでもこの辺り天竜地区では有名店なんだとか。
待合室には人が沢山いたものの、列車待ちではなくそば待ちのようで・・・

この辺りで眠くなってしまい少々うとうとしながら・・・沿線一番の主要駅天竜二俣駅に到着
ここでは57分停車して転車台や車両区の見学です。
乗ってきた貸切車両は一度側線に引上げる模様。

見学内容としては前回(去年10月)の時とほぼ同じ内容なので少々割愛しますが・・・

今回は掛川から先回りしていた係員氏が引率して説明する形で回ります。
前回のイケてるあんちゃんは今日は休みなのカナ?



前回来た時は台風の影響で破損していた扇形機関庫も修復されています。

例の如く転車台に気動車を乗せてくるくる~と回転。
その後併設の資料館も見学。

この日は見学に来ている団体も多いようで、私達の次にはプロっぽいおばちゃんのガイドに引率された一行が。
さらにその次にも5~10人位のグループが続きと盛況のよう。

57分停車時間があるとはいえ、一回り見学しているとあっという間。



グッツ売場で鉄道コレクション(15弾)を1両買うとします。
鉄道コレクションとしては基本的にブラインド販売でなにが出てくるか不明ですが、天竜浜名湖鉄道で売っている分は確実に天浜線の車両が出てくるそうで・・。800円ぐらいだったカナ?

ちなみに中身は開業時に導入されたTH1型。出来れば乗ったことがある現行タイプか今回の貸切タイプの車両だと良かったんだけど・・・
このタイプの車両は第3セクター鉄道発足時にあちこちで導入されて、国鉄型気動車に較べると今風な身軽な印象ですがバスの部品を多用するなどコストダウンも著しく寿命も短かったようで・・・。
天浜線ではTH1型は2004年に引退しているそうですが、いすみ鉄道では今だ現役。いすみ鉄道で残っているのは実は結構貴重なのかも。

さて天竜二俣駅を発車して天竜川を渡り、遠州鉄道との乗換駅の西鹿島は通過。
この先は初めて乗る区間です。

で次の停車駅の宮口駅で10分停車。お手洗いに行きたかったところだったので丁度良かったです。
地方ローカル線の駅トイレは水洗じゃなかったり、綺麗じゃなかったり出来れば勘弁して欲しいイメージがありますが、ここの駅のトイレは綺麗で良かった・・・。



宮口駅では駅を守っている「はままつ仮面88」がお出迎え
私の携帯でも撮ってもらって、ブログにアップしようかとおもったものの、トイレに行っていたこともあって時間がなくて無理でした

この先後半戦では、宮口駅と三ケ日駅を除くと途中停車駅の停車時間も2~4分と短め。
ホームに降りたり駅舎を見学するのも忙しめです。



行き違い列車が到着したところで入れ替りに発車です。
行き違い列車は1両しかいないTH3000型
ネット検索での情報では元々2両いたものの、片方は駆動系に深刻なトラブルがあり早々に廃車になったようです。



西気賀駅の駅舎は洋風建築
掛川側の駅舎は和風?建築でしたが、新所原方の駅はこういう洋風建築の駅がちらほらと・・・。
浜名湖沿いの区間なのでお洒落さを出したのカナ?

この駅は本格洋食のレストランを併設していて、これまたお洒落な雰囲気が・・・。



後半戦の区間の特徴はなんといっても浜名湖沿いを走ること。

東名高速と併走する区間も・・もっとも向こうは防音壁のお陰で見えないですが・・・。
バス停が併設されている浜名湖サービスエリアから浜名湖作久米駅までは歩ける距離だそうで、東名高速バスと組み合わせて乗るのも面白いかも?

ちなみにこの間開通したばかりの新東名は天竜浜名湖鉄道沿線を走っていて、チラシには駐車場併設の主要駅と近隣のインターが案内されていました。新東名と天浜線の体験乗車を組み合わせるのも面白いかも。

最後の長めの停車駅三ケ日駅を見学して終点新所原に。
掛川から3時間半の行程ですがあっという間です



新所原駅も掛川駅と同じく天竜浜名湖鉄道専用の駅舎が設置されています。
駅内にはうなぎ屋さんが入っていて、白焼きや蒲焼きを売っていますが・・・・やはり高い。
うなぎ界は元から高いのに昨今の稚魚不足が拍車をかけている状況のようで・・・

新所原から豊橋までは2駅。
ここまで来たらそのまま名古屋方面に遊びに行きたくなりますが、8日からシンガポールへの旅行を控えている私は、事前準備+資金節約もあって今回はおとなしく帰ることに。

ここで名古屋方面に帰る参加者が離脱。



私達は上りの浜松行きの列車に乗ることに

311系は名古屋の雰囲気を感じる車両ですが、今や浜松~豊橋間のメイン車両のような状態になっているようで。
311系も好きなんですが、主力の313系に譲った今となってはなかなか乗る機会がないですね。

鷲津から弁天島駅の辺りは浜名湖が見える区間。
さっきはあの対岸を走っていたのカナ?と思ったりしますが、浜名湖は南北方面に長いので、

途中の舞阪駅でひかり通信編集部の本隊が下車して解散ですが、参加者うちの1人の方が、この機会に東京方面に遠征するとの事で一緒に東を目指す事に。

折角なので浜松で降りて少しぶらぶらとするのも良いのですが、旅行の準備があるので早く帰りたいところ。
しかもこの日は「浜松祭り」というのをやっていて混んでる様子

浜松ではすぐに上り列車に乗り換えて先を急ぎます。
浜松からの熱海行きは211系の2+3の5両編成という、またまた困った列車。


最近は豊橋方面から帰る際は、チケットショップで買った回数券を使って豊橋~熱海・三島まで新幹線利用なので、ずっと在来線乗り通しで帰るのは万博の頃以来の久しぶり。

一応は覚悟して乗ったものの、今回は同道した参加者の方と話しながらだった事もあって、着いてしまえばあっという間

今まで随分と新幹線代に無駄にお金使ったカナ?と・・・。
そりゃ静岡地区はロングシート車で固めたくなるよね。と思えてきます。

現在のダイヤでは、静岡~浜松間76.9キロで71~73分ぐらい。
同じぐらいの距離の東京~国府津間77.7キロは快速アクティーは約70分・普通列車は大体77~80分なので、
静岡地区は全列車が快速(対東京口比)と言ってもいいぐらいではあります。
ですが、如何せん同じJR東海の豊橋~大垣間を見てしまうと。という状況なんですが、レベルの低い方を見て満足していても意味がないですからね。
ちなみに静岡~浜松は15秒停車だった頃は211系列車は68~69分ぐらいだったような気が。

しかも今回3月のダイヤ改正で沼津~静岡~浜松間のライナー号が増発されて、平日ダイヤなら浜松方面から帰るのに都合がいい列車も。
ライナー号を使えば尚更楽な訳で次に名古屋から帰る時はライナーを使えば新幹線に無駄にお金を使う必要もなくなりそうですね。
まぁ新幹線で帰る時は買物を色々して荷物が多い。というのはあるのですが・・・。


さて沼津で一緒に来た参加者氏ともお別れ。
乗換え待ちの合間に夕食を買ってミニ駅ビルを少し見てから御殿場線経由で帰るとします。



19時16分発の三島始発国府津行に乗車です。
沼津からの御殿場線は本来は5・6番線が基本ですが、配線の関係で東海道線ホームからの発車になるようです。

沼津では全員着席+αぐらいの人数で発車。途中でどんどん降りて大分空いて来たところで御殿場に。
20時00分発のここで大量の乗車客があり車内中ほどまでぎっしりな状態に。
御殿場から乗ってきた人のほとんどは松田か国府津まで。
御殿場線の場合、ラッシュ時といえば休日を指した方が実態にあうかもですね。

一昔前?の夜の御殿場~松田間、特に駿河小山から先はガラガラと言っていいような状況。
沼津の帰りに115系3+3両の列車に乗っていたら、駿河小山の先で車内を巡回してきた顔見知りの車掌さんが
「この3両は君の貸切だよ」と言っていたことがあったのも、今となっては信じられないような・・・

ちなみに貸切といってもロマンスカーの回送に高校生を乗せてエロイ事をした小田急の車掌。
のような行為はありませんでしたので。と先に書いておきます。

東洋経済誌の鉄道特集には「定期券客は実は儲からない」のようなことが書いてありましたが、
それを考えると非定期券でしかも、週末など行楽時期は御殿場~松田とそれなりに足が長い乗客でぎっしりな御殿場線は、あさぎり号と一緒で実は世間で思われているよりも儲かってそうですね。

この列車は3両でしたが、その前や次の列車は2両のはずで、相当な混雑になったんじゃないかと。
積み残しを出すような状況ではなければいいのですが、如何せん馬鹿JR倒壊なんで信用できないですね。
前に夜の上り列車が「御殿場駅でのお客様混雑」(松田駅案内による)と称して遅れてきたこともあったので。

さてそんなこんなで、天竜浜名湖鉄道の貸切列車乗車のお出かけも終り帰宅したのでした。

(おわり)

2012/5/17 00:50
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