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国際環境NGO「CIジャパン」2021年版年次報告書に協力しました

この度、国際環境NGOのコンサベーションインターナショナル(Conservation International Foundation)の日本法人であるCIジャパンの2021年版年次報告書に協力しました。

(CIジャパン>年次報告書) 

2021年版報告書11ページ
「SPINクラウドファンディングキャンペーン ジンベイザメタギングプロジェクト」
において赤井清水名義においてプロジェクト支援者としてコメントを提供し掲載されました。


(報告書11ページのスクリーンショット)

このプロジェクトは2020年11月27日~2021年7月22日の期間において、ジンベエザメにバイオロギングタグを取り付ける費用を募るものでした。
残念ながらクラウドファンディングでは目標金額達成できなかったものの、趣旨に賛同する企業からの支援があり計画通りにタグ付けが出来ることになったそうです。

いま世界の海は環境破壊、海洋プラスチック問題、乱獲等による過剰漁業などで豊かさがどんどん失われています。世界最大の魚類とされるジンベエザメも個体数の減少により絶滅危惧種に指定されるなど危機的状況にあります。

このプロジェクトではジンベエザメの保護を通じて持続可能で豊かな海を守ることを目標していますがジンベエザメの生態など多くが未だ謎に包まれています。
「保護するためにはまず知らなくてならない」として知ることで海洋保護区の新設など効率的な保護活動につなげていくために、本プロジェクトではバイオロギングによるタグ付けをおこないジンベエザメの生息・活動実態の解明を進めるというものです。


バイオロギング:
ジンベエザメの背びれに位置情報、深度などを測定・記録する衛星タグを取り付けジンベエザメの回遊ルート、生活パターンなどのデータを収集する。近年のIOT技術の進展により小型で高性能のタグが開発され、多くの野生生物・動物において新発見がなされている。
血液検査などにより取り付けによるジンベエザメへの負担やストレスは非常に小さいとされている。


人と地球とのつながりを知る旅〜海の守り神、ジンベイザメを追う〜第一部
(SPINによるプロジェクト紹介動画)

持続可能で豊かな海を守りたい〜 豊かな生命の象徴、ジンベイザメを追う 〜
ジンベイザメプロジェクトのページ(SPINサイト内)


CIジャパンーWebサイト

サメやエイは乱獲・海洋環境破壊によりここ50年で大幅に個体数が減少し多くの種類が絶滅危惧となっています。また近年ではウナギ問題、サンマの不漁問題など乱獲による個体数の減少や将来の持続可能性が危ぶまれる状況が続いています。
国境のない海の世界では国を超えた取り組みが必要である中で、国際組織であるコンサベーションインターナショナルの活動には大変期待しています。
本プロジェクトの進展および今後の保護活動等の取り組みにより状況が改善され持続可能で豊かな海が実現することを望みます。



沖縄美ら海水族館のジンベエザメ(2020年10月)

2021/12/25 01:12(JST)
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