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冨士霊園無料連絡バスに乗ったよ


3月30日金曜日に静岡県小山町の冨士霊園に行ってきました。

今まで冨士霊園に行く際は車で行っていたのですが・・・

過去に訪問した際の見たままやその他の情報から
駿河小山駅や御殿場駅から連絡バスがある。また園内にも循環バスのようなものがある模様。

ということで前々から気になっていました。
今回は「連絡バスや園内のバスに乗ってみる」
ということで車ではなく御殿場線+連絡バスで行くことにしました。


さてさて、駿河小山駅にやってきました。
乗車した駿河小山11時4分着の下り御殿場線は2両編成のワンマン列車
この日は座れはしないものの、それほど混んでるというほどでもない状態。
しか~しそれでも、東山北は概ね定時に発車したのに、山北駅発では約5分の遅れ。駿河小山駅発では約8分遅れに。

山北と駿河小山の終日無人化が明らかに影響している状況。
お彼岸の中日の時は満員で駿河小山14分遅れで大混乱だったのに較べればマシですが平日でこれでは・・。どこまでも期待を裏切らないJR倒壊

駿河小山駅は3月17日から終日無人駅になったので、ワンマン列車の場合一番前・運転手の後のドアからしか降りれません。(前の車両の後寄りのドアは乗る人がいないと開きません)
なのでワンマン列車から下車する際は要注意です。

混雑時でも増結されない日も多く、「乗れるかどうか」の混雑になることも多々あるので、乗る時や降りる際は気合でいきましょう。
乗るのを諦めて「次のにするか(1時間後でも!?)」とかされると、私としては迷惑なのでそれは止めて欲しいですね。
と話が余談にそれましたが・・・


駿河小山駅を降りてすぐのところのバス乗場に設置されている冨士霊園行きバスの案内
概ね下り列車に接続して運行されています。

駿河小山駅と後述する御殿場駅から冨士霊園連絡バスの特徴的なのは・・・

土休日(土曜は3~12月)と彼岸・お盆時期は平日も富士急バスによる路線バスで運行(有料)
路線バスが運転されない、上記以外の日は冨士霊園の送迎バスで運行(無料)

となっている点。
路線バスだと駿河小山駅から冨士霊園までは片道560円ですが、霊園送迎バスだと無料。
なので訪問するなら平日に行くのがお勧めです。

今回はこの無料送迎バスに乗るために敢えて平日を選んで出かけてきました。


こちらが今回乗車する冨士霊園送迎バス

所定、11時10分発でしたが御殿場線が遅れて到着した為に乗換えを待って少し遅れて発車する形に。
しか~し、発車した後に乗り遅れてた人がいた為に少し進んで一旦停止して乗せてました。

冒頭で触れましたが、御殿場線の遅延は慢性化しているので乗換えは要注意。
駿河小山駅でお手洗いや買物などを済ます時間的余裕はない。と考えておいた方が良さそうな状況。


バス車内に掲出されている案内

車内は2人掛け席が並び、送迎バスとしてはありがちな感じの座席配置です。
乗客は20人ほどと結構多いような。

駿河小山駅から冨士霊園までは直線距離で約8キロ。所要約25分。意外に遠い・・・
場所としてはF1開催時のシャトルバス運行大失敗で有名?な富士スピードウェイの隣です。


途中で富士山が見えてきます。
31アイスの工場の横を通りつつ・・・林の中に。

富士霊園に到着して第一ロータリー近くの富士見会館、園内バス乗場の近くで下車します。

この先、霊園内の墓所に行く前に墓参に必要なお花やお線香は会館内の売店で買えます。
今回はお花は地元の産直売場で買って持参していたので、お線香だけ買うとします。

また案内図や時刻表も配布されていました。

お手洗い(トイレ)などもここで済ましておいた方がよいかと
(墓所エリアにも所々公衆トイレのようなものがあるものの、如何せん中は広いので・・・)

さてここから墓所エリアには更に場内バスに乗り換えです。


園内バスは西側ルートと東側ルートの2種類が運行。
各お墓毎に「1区2号-????」のように番地のような番号が振ってあります。
この番地を頼りに目指すわけですが、敷地はかなり広く場所がうろ覚えだと迷子になりかねないので、
訪問する際は事前に目的のお墓の番地を確認しておくことをお勧めします。


園内バスは東・西ルートともに9時~15時45分まで15分間隔運転
片方向循環でくるくる回っています。

バス停には番号と花の名前が付いています。


ということで園内バスに乗ることに。今風の新型バスな車両ですね。
今回乗車するのは西側ルート。このバスももちろん無料。
このバスは沼津ナンバーですがご当地ナンバーの富士山ナンバーを付けたバスも見かけました。


出発すると広い中央道路を走ります。
冨士霊園は桜の名所でもあり4月中旬頃の見頃な時期は結構混雑するとか。

運転手が肉声で「次は1番さくらです」のように案内して、下車希望は降車ボタンで知らせる仕組み。

途中かなり狭い道や結構な急坂を走る区間も・・・。
自由乗降制ではないものの、停留所間隔が結構短い印象です。


園内バスのバス停(W10 こぶし バス停)
ここはかなり簡素な感じですが、場所によっては屋根が付いているところも。

さて案内板や番地の表示を頼りに目的のお墓に向かうことに。
ちなみに各所に水汲み場がありバケツやひしゃくも用意されています。

お墓参りを済ませて再び、バス停に戻り帰路のバスを待ちます。
バス停には時刻は出ていないので、降りた時の時間を覚えておいて、15分後・30分後・・のように計算すると目安になるかも。

帰路の園内バスに乗って、富士見会館前の園内バス乗車場所に戻ってきました。
会館内の売店で土産品のお菓子などを見つつ帰りの駅行きバスに・・


駅行きバスの案内。
帰りは御殿場駅行きに乗るとします。
駅行バスは会館の裏側の第一ロータリー上から発車だそうで。


13時発の御殿場行きバスはなんと霊園バスではなく富士急バスがやってきました。
本当に無料なのか不安になってくるような
 
乗客は10人弱ぐらい。
旧246号線を走り御殿場駅まで30分弱ぐらいで到着でした。
所要時間的には駿河小山駅と御殿場駅とあまり変らないような・・・

駿河小山駅から無料で御殿場駅に来れた形ですね
松田~駿河小山は230円なのに、松田~御殿場は480円なのでこの差は大きい


ということで冨士霊園送迎バスに乗ってみたわけですが・・・
自家用車以外で冨士霊園に行くのは初めてでしたが、送迎バスや場内バスのお陰でスムーズに墓参を済ませることが出来ました。
また駿河小山駅や御殿場駅のアクセスも無料バスを使ったので交通費もあまりかからずに行けて良かったです。

駿河小山・御殿場駅アクセスバスが平日無料・休日有料という特異な形態になっているのは、
「富士急が路線バスを運行しない日は、霊園側が代替で送迎バスを運行・・・」というスタンスだと思いますが、
訪問する方の身としては、全日無料バスで運行してくれた方が有難いものです。

駿河小山・御殿場駅からのバスは直行ではなく途中停留所にも停車するので、地域輸送を担っている面もあるとはいえ「富士急バスはとっとと撤退して欲しい」と言いたくなってきますね。
自分がまず乗らない路線でもバスがあって損することは無いので、ここのように「撤退してくれた方が嬉しい」というのはそうは無いような

******

記載内容は全て平成24年3月30日時点のものです。
バス運行ダイヤなどは季節や御殿場線ダイヤの変動で変更になる可能性もあるので、
詳細は冨士霊園公式サイトなどを確認もしくは関係各所に問い合わせる事をお勧めします。

水曜日は冨士霊園の休園日なので連絡バスはすべて運休。園内にも入れないようです。


小田急線・御殿場線ともによく遅れるので、乗換えなど計画される際は充分に時間に余裕を持つことをお勧めします。
冨士霊園アクセスバスは、有料で運行日が限られますが、他に新松田駅・小田原駅・新宿駅などの便もあるようです。


参照・冨士霊園公式サイト

2012/3/31 3:30(JST)

コメント一覧

きよぴ
どうもこんばんは
去年のあの時期は本当に大変でしたね。ご苦労様です。
平日3往復の間引き期間の平日に松田駅(表口)発着の冨士霊園無料バスが運行されたのですが、
乗ってみようかとは思ったものの、スケジュール上の問題で残念ながら乗れませんでした。
無料バス=ピンクの霊園バスという先入観で、霊園バスが松田まで来たのかと思っていましたが
もしかしたら富士急バス車で運行していた可能性もあるんですよね・・・。

行きの霊園バスや霊園内循環バスは運転手の案内なども良くて丁寧だった半面
一方で富士急路線バスだった帰りの御殿場駅行は案内がほとんどなくイマイチでした。
「本当に無料なのか?そもそも御殿場行で大丈夫なのか?」ちょっと不安になるところでした。
御殿場駅行と駿河小山駅行で乗場が分かれているので誤乗の心配はあまりないかもですが・・。

御殿場駅行に乗っている時に御殿場の市街地内の途中バス停で、私が乗っていたバスに乗ろうとして「えっ?止まらないの??」
のような感じになってたお客さんも見たので、あまり途中区間で無料バスということをアピールしたくないのかもですね。
しかも休日は途中バス停停車で有料運行しているわけなので。

休日の有料バスといえば駿河小山や御殿場系統共にICカードが導入されたので往復するだけで100円のバス得が付くんですよね。普段バスには乗らないけど電車には乗るからsuicaは持ってる。
という人も結構いるでしょうからそこはpasmo導入で朗報かもですね。
バスカード時代は新松田駅線以外は首都圏のバスカードも使えなかった訳で・・。

ただ最初の乗車駅でsuicaなどで入ってそのまま駿河小山まで来てしまった人は、入場記録が残ったままになってカードが使えない訳で、下曽我~足柄間のICカード未導入の件も含めて問題がありそうです。
MAKIKYU
http://blog.goo.ne.jp/makikyu
こんばんは。

こちらは約1年前、震災後の計画停電で御殿場線大幅間引き(県境超えは3往復のみ・こんな惨状はもうこりごりです)という大変な時期に富士霊園へ行く用件があり、ここで取り上げているピンク色の霊園バスにも乗車したものでした。

ただ休日だった事もあり、駿河小山駅→富士霊園と富士霊園→御殿場駅路線バス利用で結構な出費を強いられましたが、バス利用者が多いと便数・台数を増やすために、運行費用の面で有料路線バスにせざるを得ないのかもしれません。
(ただどちらも片道ワンコイン以上と結構高額な運賃設定(御殿場の方が少し割高でした)ですので、どちらもせめて400円位、或いは御殿場線の2駅と富士霊園間の往復or複数利用で3桁円の割引乗車券設定を…と感じてしまいます)

また霊園内バスに富士急の一般路線車が出没するのは、余り見られない光景かと思いますが、元々霊園バス自体が富士急グループによる運行(霊園が委託しているだけかもしれませんが…)になっていますので、所定車両が検査などに入り、台数が不足すればありえない事ではないかと思います。

ただ写真は字幕ではなくLED装備の車両で、LEDであれば「富士霊園専用」だけでなく、もっと細かな情報を表示する事も容易かと思いますので、運賃箱を装備した一般路線車充当の際は誤解を招かないように、「富士霊園 園内バス(無料)」位の表示をしても良いかもしれませんね。
(この程度のことであればLEDに手を加えなくても、紙を貼るだけで解決する方法も考えられますので、それをやらない辺りは霊園か事業者の意向があるのかもしれませんが…)
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