鉄道模型-Nゲージ路面モジュール作り(その0・規格とサイズの決定)
2018年08月23日 00時52分38秒
先日から鉄道模型(Nゲージ)のジオラマ製作にとりかかることにしました。
単に床に線路をひいて電車を走らせるのではなく、ジオラマ(シーナリー)付のレイアウトは是非に作ってみたいもの。作りたい情景のイメージが思いついたこともあって、今月半ばからいよいよ挑戦を初めました。
夏休みの工作シリーズというか完成する前に夏休みが終わりそうですね。
ある程度完成が見えて来てから製作記を書こうかと思いましたが、細かい部分を忘れてきちゃうので
ジオラマ付きレイアウトと言っても、最初から大きなサイズに挑戦して失敗して挫折しても意味がないので、まずは小さなサイズとします。また小さなサイズでエンドレスさせても情景表現が不自然になってしまいそうなので、モジュール(集合式レイアウト)タイプで作ります。
他のモジュールとの接続を想定している構造なので、将来大きなレイアウトを作った際に接続させることも出来ますね。
また、狭いスペースに市街地の風景を作るには、路面電車のような併用軌道風景の方が自然に表現できそうなので、以前(2000年頃)にRMマガジンで提唱されていた路面モジュールをベースとすることにします。
路面モジュールは路面電車を想定したもので、A4サイズよりも少し大きなサイズ。このサイズなら電車などでも持ち運びが可能のようで運転会出展などもしやすいよう。提唱された当時、当時路面モジュールに興味を持って作りたいと思い作り方が掲載されていた号を買ったものの作らずじまい・・・。
知り合いが路面モジュールをやっているとか、運転会やコンテストへの応募予定がある・・というわけでもないですが、規格には乗っておいた方が、機会があれば運転会に出展したり楽しめるかなと・・。また書物やWebでも作例や作り方の紹介が豊富で初心者には作りやすいかなと思います。
RMモデルズ2001年3月号に掲載された路面モジュールの作例
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さて実際の製作に取り掛かるわけですが、当時買った本が出てくれば話が早いのですが・・・見つからなくて
Webよりも紙の本の解説書があればいいのですが「路面モジュール」の作り方の解説書は見つからず・・・。RMモデルズに掲載されたものはバックナンバーで今からの入手は難しいのが残念ですね。
Web上で初心者向けにモジュールのベースとなる台の作り方を掲載しているサイトを発見しました。
「ART FACTORY 城南島」サイト内の以下のページを参考にしました。
レイアウト制作のヒント Vol.1 台(モジュール)の作り方
http://www.artfactory-j.com/%e4%bd%9c%e5%93%81%e5%88%b6%e4%bd%9c%e3%81%ae%e3%83%92%e3%83%b3%e3%83%88-vol-1%e3%80%80%e5%8f%b0%ef%bc%88%e3%83%a2%e3%82%b8%e3%83%a5%e3%83%bc%e3%83%ab%ef%bc%89%e3%81%ae%e4%bd%9c%e3%82%8a%e6%96%b9.html
レイアウト制作のヒント Vol.2 アジャスターの取り付け方
http://www.artfactory-j.com/%E3%83%AC%E3%82%A4%E3%82%A2%E3%82%A6%E3%83%88%E5%88%B6%E4%BD%9C%E3%81%AE%E3%83%92%E3%83%B3%E3%83%88-vol-2%E3%80%80%E3%82%A2%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%81%AE%E5%8F%96%E3%82%8A.html
路面モジュール規格とその類似のものには路面電車+αを想定した、複線間隔25mmのものと普通鉄道の大型車を想定した複線間隔33mmの「T-TRAK オルタネート」規格があるようですが、今回は25mmのものとします。
また路面モジュールの規格に関しては以下のサイトで解説されています
http://white.zero.jp/t-trak/index.html
http://ttrak.web.fc2.com/t-trak_tram_standards_v2.html
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路面モジュールの公式規格としては、横310(308)mm・奥行き210mmですが、スペースの半分以上が道路と軌道(線路)で占められてしまい、情景が表現できるスペースは7cm程度(奥行)。スペースが小さすぎて作りたい情景の表現には狭そう・・・。ということで、奥行きを5cm拡大して308mm×260mmとします。
奥行に関しては自己判断で延長しても他のモジュールとの接続にはあまり影響しなさそう。更に「T-TRAK」規格では「最大で355mm」となっていて奥行に関してはある程度自由のようです。
といっても、あまり大きくしすぎると持ち運びが大変になりそうです
次回の台枠製作編で書きますが、結果としては台枠のサイズに関しては307mm×290mmにすればよかったかも・・。と少々反省点ですね。
横307mmは初心者には台枠の厳密な工作精度を出すのが難しく、他モジュールとの接続の余裕を持たせるため。
奥行290mmは購入したべニア板のサイズの関係
今回は説明だけでそれなりの分量になってしまったので、実際の製作は次回に・・。
<次回に続く>
2018/8/23 00:52(JST)
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