さてNゲージ路面モジュール作り第3回。今回はレールの取り付けに進みます。
路面モジュールではKATOのNゲージ用ユニトラックレールを横が310mmになるよう(248mm+62mmなど)に組み合わせて使います。これを2本並べると規定の複線間隔25mmになるそうです
トミックスなど他社のレールでは他のモジュールと接続できないので不可。上級者用テクとして、接続部の両端のみユニトラック・中央部は独自にフレキシブレールなどを使う手もあるそうです。
現在はユニトラックの仲間で路面電車用のユニトラムが発売されています。これは路面モジュール複線間隔25mmで併用軌道が再現されたレール。ユニトラックとの相互接続もOK
併用軌道の舗装(石畳)部分の製作はひと手間かかりそうなので、その手間がないユニトラムレールを使うことにします。今回私が作るのは現代の時代に新しく開通したLRT路線の設定なので丁度いいですね。
http://ttrak.web.fc2.com/t-trak_tram_standards_v2.html規格解説ページにユニトラムレール関連の話が掲載されています
ということでレールを買ってきました。62mm・186mmともに各2本入り
62+186+62で310mmになるので186mmが1本余ります。
フィーダー線は外線・内線用に各1本で2本必要
よく見ると186mmのレールは端に白線が入っていますが、62mmの方はない
また中央分離帯やセンターポール(架線柱)のパーツも186mmの方にしか入ってません。
どうやら62mmのレールは曲線や分岐部分の調整用のレールで直線区間用ではないようです
先入観で62mmのレールを買ってしまいましたが186+124mmとかにすればよかった・・
そこで東急ハンズで1mm幅の白のICテープを買ってきました
税抜400円でした
ICテープを使って62mmの線路にも端の白線をひきます。
このテープ道路の路肩の線や駐車場の線を引くにも使えるので買って損はないはず
規格ではフィーダーを取り付けることになっているので、このユニトラム用フィーダーを取り付けます。
186mmの線路の裏側にフィーダーを取り付ける場所があるのでそこにセット
前回までに製作した台枠にレールを載せて取付位置を鉛筆で印を付けます
規格としての取付位置は外線側が台枠端から軌道中心まで50mm
この軌道中心で50mmの位置が難しく、レールを断面から見ると軌道中心らしき場所に印が付いているのでそれを目印にそれらしき位置になんとか・・
またフィーダーのコードを場所にも印をつけます。
この9mmのべニア板に穴をあけるのが難しい・・・。
キリでゴリゴリやってもコードが通る穴を開けるのはタイヘンそう・・・
そこでこの機会にこの電動ドリルドライバーを買うことに
前々から家具の組み立てなどであれば便利だと思っていたのですが、この機会にですね・・
コメリで3980円でした。先端パーツはドライバー・ドリルなど計9本が付属
付属の他に市販の先端パーツを買って付けることも可能だそう
リチウムイオンバッテリーで駆動するタイプです。AC電源タイプよりも使いやすかなと・・・
5mmのドリルでガッと穴をあけて、少し横を削って楕円ぽくします。
流石に電動ドリル、一瞬で穴が空きますね
ドライバーでコネクターのネジを外して分解
穴からコードを通します
通したらコネクタを元通りに組み立て直してレールにセット
規格では片側のコネクタの青白を逆にして青白白青になるように繋ぎ変える必要がありますが、このユニトラムフィーダーのコネクタは構造上青白逆にするのは非常に難しそう。
仕方がないのでフィーダー線はこのままにして、今後必要になったらコードを途中でぶった切って青白逆になるように繋ぎ変えることにします。
そして所定の位置にレールを接着剤で取り付けます
レールの接地面が意外に少なくてレールが完全に接着出来ず剥がれてしまったりしました。
レールの取り付けは念入りに・・・
レールを取り付けてから思いついてしまい順番が前後してますが・・
ユニトラムレールの軌道面が妙にテカテカしてる感じなのでつや消しクリアを吹き付けてみます。
実際の道路や軌道は、敷設直後でもない限りそんなに綺麗じゃないですからね
レールと念のためべニアの台枠部分をマスキングして、スプレーをシューと吹き付けます
さて台枠にレールをとりつけたところで今回はここまで次回に
＜次回に続く＞
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2018/9/1 00:34(JST)
