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運賃箱の上の方、カード投入口上部に黒いカバーに覆われたICカード読み取り機のようなものが設置されています。
また表示モニターも従来のカード残高・投入金額・引去額などがデジタル表示されるものから、モニター画面のものになっています。
写真はありませんが、後ドア部分にも読み取り機のようなものが設置されています。
ちなみにこの写真の車番はM7453。以前に御殿場の方から転属してきた前後ドア車です。
バスへのパスモ導入がついにここまで広がってきたか・・・という感がします。
ただ私の場合、通常乗車時は「バス共通カード」もしくは「昼間割引バスカード」を利用しているのでパスモ導入のメリットを感じません。
不用意にパスモを読み取り部に近づけると意図せずに残高が減額されてしまう可能性があります。
なので、乗り換え時間が忙しい時に「電車用のパスモ」と「バス用のバスカード」を持ちながら、さっと料金を払う事が出来なくなるので、むしろパスモ導入は嬉しくないどころか却って困る。
というのが率直な感想です。
ただパスモ導入により
「普段バスカードを買うほどでもないので、現金でバスに乗る」
という人が現金でなくパスモでバスに乗れば割引を受けられる可能性があるので、予期せず安くなるかも?というメリットがあります。
富士急湘南バスの場合、区間式運賃なので15~20分乗るだけで300円以上になったり、新松田駅~丹沢湖方面のように片道だけで1000円を越えるケースもあります。
なので現金で乗るならば、パスモ・スイカなどICカードを使った方がお得です。
よりお得なのはもちろんバスカードです。
また区間によっては往復割引乗車券を使う手もあります。
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7/1~8/29の毎日、それ以降9/15までの土休日に
新松田駅~富士山・須走口五合目間に1~4往復直行バスが運転されている模様です。
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(新松田駅停留所掲出の案内 6/25撮影)
片道2000円・往復割引券3000円(2日)
所要1時間30分
http://www.fujikyu.co.jp/syonan/time/subashiri.html(富士急湘南バス公式サイト上の案内)
バス共通カードは使えますがパスモは使えません。という案内から、一般路線バス用の車両を使っていると思われます。
富士霊園行・富士急ハイランド・河口湖口5合目・イェティ行等全てに共通ですが
新松田駅前にはお手洗い(公衆トイレ)はありません。
また成田空港行を除きバス車内にも基本設置されていないようです。
JR・小田急ともに駅改札内にはお手洗いがあるので、電車から降りた際は駅の改札を出る前に済ますことをお勧めします。
ただし登山・ハイキング客等が多い時間など、かなり混雑する事があるので要注意です。
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私は富士急湘南バス及び富士急グループのファン・愛好者ではありません。
一利用者の視点でのサービスクオリティの調査と記録として記事化しています。
富士急湘南バス公式サイト
http://www.fujikyu.co.jp/syonan/
08/7/25 2:00UP