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24年5月1日から路線復活と山北町循環バス時刻変更

平成24年5月1日火曜から山北町循環バスのダイヤ改定及び
2005年12月に廃止となった新松田駅~向原~岸~山北駅の路線が
山北町循環バス車両の運行で復活する事となりました。



新松田駅バス停掲出の案内



新松田駅バス停掲出の案内 (その2)


新松田駅~向原(東山北駅)~岸~川村小学校入口~山北駅の路線復活

2005年11月末で廃止となった、上記路線が山北町循環バス車両で約7年ぶりに復活

時刻は以下の通り

新松田駅8:15→向原8:24→原耕地8:27→柑橘果工前8:29→岸8:32→川村小入口8:34→宮地8:35→山北駅8:42
平日・土曜に運転・休日は運休

川村小入口7:37→岸7:39→柑橘果工前7:42→原耕地7:45→向原7:48→新松田駅7:57
平日のみ運転(川村小入口始発)

山北駅9:00→宮地9:03→川村小入口9:04→岸9:06→柑橘果工前9:09→原耕地9:12→向原9:15→新松田駅9:24
土曜のみ運転

山北駅17:35→宮地17:38→川村小入口17:39→岸17:41→柑橘果工前17:44→原耕地17:47→向原17:50→新松田駅17:59
平日のみ運転

山北駅18:10→宮地18:13→川村小入口18:14→岸18:16→柑橘果工前18:19→原耕地18:22→向原18:25→新松田駅18:34
平日のみ運転


山北町循環バスの以下の便を廃止
山北南部循環東回り(山北駅→向原→柑橘果工前→平山→山北駅)
山北駅17:35発の便

山北南部循環西回り(山北駅→平山→柑橘果工前→向原→山北駅)
山北駅18:10発の便 平日のみ廃止 土休日は運転

山北西部循環西回り(山北駅→平山→川村小学校入口→山北駅)
山北駅8:10発の便

山北東部循環西回り(川村小学校→柑橘果工前→向原→山北駅)
川村小学校入口始発7:39発の便


新松田駅→山北駅→谷峨駅→丹沢湖・西丹沢方面路線の時刻変更
平日の新松田駅8:10発は8:25発に変更
(平日・土・休日一緒に)

変更内容は以上

******************



新松田駅~向原~岸~山北駅の路線復活に関する一報
(山北町広報誌 「広報やまきた」2012年4月版より)

原文が見たい方は山北町公式サイト内にてPDFで配布されています
http://www.town.yamakita.kanagawa.jp/contents_detail.php?co=ser&frmId=1160

山北町循環バス車両が「新松田駅ー山北駅間を岸回りで運行」と題され、岸地区の企業から通勤時間帯のバス運行の要望が高い事を受けた改定と書かれています。

2005年11月末で新松田駅~山北駅間のうち岸経由・内山経由便が廃止され、当該路線沿線の山北町内・南足柄市内ではバスが大幅減便となりました。
それを受けて山北町循環バスが運行開始されたものの、山北駅を起終点とする循環路線となり新松田駅連絡の役割は失われました。

ダイヤとしては山北駅での御殿場線接続を意識したダイヤでスタートしたものの、山北駅よりも東山北駅が近いエリアでは、一度山北駅に戻って御殿場線上りに乗車するというのは時間面でも料金面でも無駄が多く非効率です。

新松田駅連絡を廃止、代替で山北駅連絡を新設。
というのは山北駅周辺の衰退、周辺商店街活性化が叫ばれている中で、なんとか山北駅に人を流そう。
という強引な意図を持った設定であると感じました。
また運行路線自体大半の区間で既存の路線をなぞっただけで、自由乗降制や住宅密集地への路線設定など新施策は行われませんでした。

その中で運行を開始した山北町循環バスの利用は今ひとつ振るわず、
小型バスでありながら空気輸送の便も少なくなく「小中学生の通学バスを一般開放して終日運転している」
と評したくなる状況。


まさにダメ事業者の富士急湘南とダメ役所の山北町のダメダメコンボはこうも最悪になるのかと思ったものです。


その後、新松田駅~向原~山北駅(御殿場線並行区間)の富士急湘南バスの減便にあわせ、乗務員交替や給油等で松田車庫に回送していた循環バス車両を営業運転する形で山北町循環バス車両の新松田駅乗り入れが始まりました。
しかしながら今だ回送で新松田駅~山北駅間を走る便もあるなど、設定意図は全く不明で片手落ちの状況です。


そしてようやく今回、新松田駅~岸経由~山北駅の路線が復活する事になりました。

私としては2005年廃止時から言ってたことで「何を今更感」も感じますが、
若干でも公共交通の利便性向上である路線復活は歓迎したいと思います。

「企業の要望を受けて」ということで、それなりに利用者がつくことに期待したいですね。

また土曜日の山北駅9時発の便は、この時間帯御殿場線の間隔が1時間以上開く為に不便だった事もあり、2005年の廃止前もバスの利用が多かった時間帯です。
現状広告宣伝が今ひとつで認知されていないと思いますが、今回の変更が認知されれば利用者がありそうなので便時刻としては期待できます。


上述したように山北町循環バスは「山北駅での御殿場線連絡を確保」したダイヤのはずですが、今年3月17日改正において10分もしくはそれ以上に時間が変った列車もあるなど御殿場線ダイヤが大きく変ったものの、バスダイヤの変更はなし。

また、「新松田駅~山北駅~谷峨駅~丹沢湖方面」の路線は国庫補助路線となった際に地元からの要望が高い。
ということで「谷峨駅での御殿場線連絡を確保」したダイヤになりましたが、やはり「3月17日御殿場線ダイヤ改定」対応のバスダイヤの変更はありません。

この辺りの「御殿場線連絡のバスダイヤの設定」を止めた理由なども気になるところです。


*****

なお、私八草きよぴとしてましては今回の改訂に関してこれ以上の情報は分かりません。
詳細に関しては、富士急湘南バス及び山北町役場等関係各所への問い合わせをお勧めします

富士急湘南バス公式サイト
http://www.fujikyu.co.jp/syonan/
(現時点では本件に関する記載はなし)

山北町公式サイト
http://www.town.yamakita.kanagawa.jp/index.php
(現時点では本件に関する記載はなし)

山北町循環バス時刻表は左サイドバー下方のバーナから
(表記されている御殿場線時刻は最新のものではないので注意)

2012/4/25 0:07(JST)

追記4/29 23:00現在、本件に関する記載は上記両公式サイトでは記載がありません。
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