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2014年12月名古屋方面の旅行(その7・梅小路蒸気機関車館を見学)

前回から続く

さてkeiniku氏とのスマホ会も終わり、この時点で14時30分過ぎ。

以前の京都旅行では寺社の見学中心で鉄道的なところには殆ど行けなかったので、今回は前回乗れなかった叡山電鉄か京阪大津線方面に行ってみたいな・・というところですが・・京都旅行記の時に書きましたが、とにかく京都は交通が不便。

叡山線にしろ大津線にしろ、京都駅から移動だけで片道30分以上は必要。
荷物を京都駅に預けている以上、18~19時頃には京都駅には戻ってこないとダメ。今回のように名古屋を朝出て夜に名古屋に戻るような行程なら名古屋駅に預けられるような計画にするのも手なんですが、ホテルの都合などもあってなかなかそうもいかないのが・・・大きい荷物をどうするかは旅行のたびに頭を悩ませますね。
更に1年で一番日が短いこの時期、写真をまともに撮れるのも16時30分ぐらいまで。

ということで、どうするか考えた結果・・・
京都にはまだまだ鉄道的なスポットというか、京都の鉄道スポットでは一番有名?な梅小路機関区(蒸気機関車館)があります。
梅小路は幼少の頃に家族旅行で行ったことがあるようですが、よく覚えてないのような状態なので実質初訪問。場所は京都駅から歩いても20分弱という近さ。こういう時にこそ梅小路に行かねば。ということで決めます。



歩いても20分ですが寒いのでとりあえずバスに乗るとして、案内板を見て乗場を探していたら警備員氏に「何処に行きたいんですか?」と聞かれて、乗場を教えてもらうことに。
教えてもらった乗場に行くとなんと、「水族館梅小路シャトル」という週末限定の直行バスが来ました。



しかも驚くべきことに短距離のシャトルバスなのに観光バスタイプの車両がやってきました。
(この写真は梅小路公園に到着後に撮影)
直行タイプのシャトルバスは座席数が多い車両の方があっている。と言ってもビックり。何かの間合い運用かと思いましたが、車体には魚のイラストのラッピングが??水族館シャトルだしこの路線の専用車なのかな??

京都駅から水族館・梅小路のシャトルバスは30分間隔で運行されているようですね。



車内には路線バスタイプの運賃箱が設置されていました。観光バスタイプの車両に「均一運賃区間大人230円」の表示がミスマッチのような。

座席の3分の2ぐらいが埋まる乗車率で発車。広い通り上(七条通)の水族館前のバス停で私以外は全員下車。カップルで1日券を2人分買って降りていく人が何組かいたりな。
京都のバスは3回乗れば1日券を買ったほうが190円安い。という微妙な運賃ですが、前回買ったトラフィカ京カード(京都地下鉄・バス共通カード)の残高が結構残っているので、今回は1日券を買わずにカードで払います。

水族館前の次は梅小路公園の中に入って駐車場の通路のようなところを進み、京都駅から15分弱で終点の梅小路公園に到着。
シャトルバスだと梅小路公園の中、蒸気機関車館のすぐ近くで降りれるので、通常の路線バスに較べて便利ですね。
このバスの運転手さんは気さくな方で、私が下車してから色々写真を撮っていたら、降りてきてシャッターを押してくれました




公園内にはかっての京都市電の車両が展示されていて、案内所になっているようで。
ネット検索情報によるとこの車両の同型車は京都の廃止後、松山で活躍しているそうで・・松山で乗ったことがあるかな??

市電があった頃の京都は市内の移動もわかりやすくて便利だったと聞きますが・・・。

水族館の方に行くと「市電ひろば」なるものがあって他にも車両を展示しているそうですが、今回は蒸気機関車館が目当てというかよく分からなかったので、蒸気機関車館の方に向かいます。



右側に見えている建物が蒸気機関車館の展示館。
高架工事で不要になった二条駅舎を移築して使用しているそうで・・

梅小路機関区は1972年(昭和47年)に開館。当時日本から姿を消そうとしていた蒸気機関車の保存展示を目的に開設されたそう。今でこそ蒸気機関車は割りと各地で運行されていますが、非可動車(静態保存)を含め20両ものまとまった両数を展示しているのは貴重ですね。

さて早速入館券を買って早速入場します
料金は大人410円ですが、特別な割引券のようなものを持っているので200円で入ります。



丁度15時30分発(最終便)のSLスチーム号という体験列車の運行があるところ。
展示室の見学などは後回しにして、乗車してみることに。ちなみに乗車料金は入館とは別に200円

この日の機関車は大正時代にデビューした、国産で初めて量産されたという8620型の8630号
地方ローカル線でも活躍した中型機関車とはいえ、生きている機関車を真近で見ると迫力が凄いですね。煙や蒸気を出していたり音が凄くて、電気機関車やディーゼル機関車にはない迫力。
こうしてみると蒸気機関車が根強い人気を誇っているのも分かります。

使用される機関車は何種類かあって一定期間ごとに交代するそう。



客車はトロッコ風??なオープンな2両。
花と緑の博覧会で走っていたSL列車で使用されていたものだそう。
今回はほぼ満員と盛況です。



最後尾には簡易な運転台のようなものが。流石に蒸気機関車の制御は出来ないと思いますが・・・
体験運転列車の線路は500mほどの単線。行きは機関車が押して帰りは引っ張って帰ってくる形です。



客車に乗車してふと横を見ると、D51の炭水車がディーゼル機関車に連結されてる謎編成が・・
後で聞いたらD51がオーバーホール中でとりあえず炭水車だけ置いているそうで。

ここで折角なのでNokiaXLの動画機能のテストを兼ねて乗車風景を動画で紹介します(youtube)



汽笛や蒸気の音など走行音がSL列車らしいですね。
スチーム号は山陰線の線路に併走する専用の線路を往復1km程度の走行。なので結構あっという間なのがちょっと残念かも??いっそ京都駅まで伸ばせばいいのに

あっという間の乗車時間で乗車したホームに戻ってきて到着。
この日の最終便なので、この後は機関車を切り離して、転車台を経由してから燃えカスの処理をする線路に入れ替え、その後また転車台を経由して機関庫に入庫という入換風景を見ることが出来ます。



入換風景は見物客で人気。中型機とはいえ動いているSLをすぐ近くで見られるのは貴重です。
駅のホームの高さ自体が1m強ぐらいはあるので、地面(レール)の高さから見るのはより迫力を感じます。



燃え殻の処理中



最後に転車台をくるっと回って機関庫に帰っていきます。

蒸気機関車館の閉館時間は17時30分ですが、スチーム号の最終便は15時30分、その後16時ごろまで一連の作業を行う流れのよう。閉館ギリギリに行くと動いている姿を見れないので注意ですね。
夏場ならもう少し最終便が遅くてもよさそうな??

さて梅小路機関車館の見学は次回に続きます

次回に続く

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2015/1/29 2:04(JST)
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