さて8月4日日曜日~5日月曜日に長野県の上田に行ってきました。その際の旅行記を書きます。
今回の旅行は来年2020年3月の引退が囁かれる215系の「快速ビューやまなし号」に乗るのが主眼。そこから何処に行くか考えて、松本・長野は以前に行ったので、今回はまだ行ったことがない上田に行こう。という形で決めました。
「快速ビューやまなし号」に乗るので青春18きっぷを購入して行きに使用。
長野は長野新幹線開業で横川~軽井沢間が廃止・軽井沢から長野方面はしなの鉄道になり青春18きっぷでは行きづらくなりましたが、今は東京~長野(軽井沢・小諸なども)は高速バス激戦区で実勢運賃も安くなり青春18きっぷよりもコスパがいい状態に。帰りは高速バスを使うことにします。
ということで8月4日当日、まずは快速ビューやまなし号に乗るために新宿を目指すことに。八王子の方が近いですがせっかくなので始発の新宿から乗りたいので。
新宿までは湘南新宿ラインでいく予定でしたが、起きた時間が20分ほど遅くなってしまい当初予定は不可能に。善後策として小田急で新宿に向かいます。
新宿に到着してホーム上の売店を見ると駅弁が色々売っているのを発見。今回買いたいと思っていた「チキン弁当」もあったのでここで買うことにします。
JRの改札に入り南口通路内の駅弁屋を覗くとこちらではなんと「チキン弁当」の姿はなし・・・。当初予定の湘南新宿ライン経由ではチキン弁当は買えなかったと思うと、却ってよかった!!?
快速ビューやまなし号の出発ホームは中央線特急ホームかと思いきや、快速ホームの11番線から。
215系は東海道線の通勤混雑緩和対策で登場した車両なので座席数は10両で1010人。当時東海道線の211系15両編成よりも座席数が多いと言われたような・・。
215系が好きなので今のうちに乗り収めですね
快速ビューやまなし号は3~11月頃の土休日に新宿~小淵沢間を1往復運転。215系の収容力を生かした列車ですが、215系が廃車になったらどうなるんでしょうね??
257系とかで全車指定席快速になるのでしょうか??全車指定になったとしても座席数は大幅に減るので早めに指定券を買わないので乗れなさそう・・・。
10両編成のうち、4・5号車はグリーン車指定席・6・7号車が指定席。残りの1~3号車・8~10号車の6両が自由席という構成です。自由席か指定席かは行先表示機に表示されるだけで車内には表示が見当たらずわかりづらいです。
今回は指定席を取りましたが、座席数がとにかく多い215系。新宿からならば発車5分前ぐらいでも1階席でよければ自由席でも座れますね。
今回は7号車2階席。
快速ビューやまなし号には以前に小淵沢→八王子で2回乗っているので今回で3回目。
新宿から小淵沢までは3時間弱。215系を十分に堪能できますね。
新宿を出ると停車駅は三鷹・立川・八王子・高尾・相模湖・大月・・と高尾までの電車区間だけでも特別快速よりも停車駅が少なく、立川までに先行の快速電車を2本抜かします。
新宿から中央線に乗る機会もあまりないので215系の2階席から景色を眺めるのも新鮮です。三鷹~武蔵小金井の高架化工事も完成して、東小金井・国立駅に上りホームに待避線が出来て3線化。武蔵小金井が2面4線化されるなど、配線が貧弱とはいえそれなりには改善されてますね。
新宿から27分で立川に到着。この辺りで車掌が回ってきて指定席券のチェック。回ってきたのは1回だけですね。
ホームの案内表示機を見ていたら「石和温泉駅での人身事故により高尾~小淵沢間で遅延と運休」のような表示が出てきてビックり。アプリのリアルタイム位置情報を見ると上り列車が軒並み30~60分遅れ。下り列車には遅延が発生していないようなので動いてはいるようですが・・。
車内放送がかかり「人身事故の為、本日に限り高尾から大月までの各駅に臨時に停車」だそう。この電車の高尾発は9時45分なものの、前を走る9時24分発の普通甲府行は上り列車の遅れによる折返し遅れで高尾をまだ発車できていなよう。
自由席車はそれなりに混んでるのかもですが指定席は変わらず・・。7号車の2階で7~8割ぐらいの乗車率
ちなみに高尾で私の向かいに座っていた女性が降りていきました。新宿~高尾で指定席取って乗るなんて・・私のように215系のお名残乗車なのかな??
中央線最長かつ高さ45mの鳥沢の新桂川橋梁を通過。
臨時停車となった途中駅ではそれなりに降りる人がいるよう・・。
大月駅には約10分遅れで10時27分頃に到着。ここからは通常の停車駅で進む模様。といっても普通列車は大月駅10時7分発の甲府行きが44分遅れ、10時46分発の松本行は31分遅れで、ビューやまなし号の後を走ってる状態。
高尾~大月間は快速直通区間というかE電区間なので多少は優遇されているのでしょうかね??といってもこの先も各駅停車だと、こちらがいつ着くか分からなくなりそう・・。
アプリのリアルタイム位置情報を見ると、後を走る新宿10時発のあずさ9号も20分強の遅れでようやく新宿駅を発車したところのよう。
ちなみにJR東日本のリアルタイム位置情報は、甲府までがJR東日本アプリによるもの。甲府からは「どことれ」というWebサイトで表示されるもの。(アプリを入れていればアプ上で「どことれ」を見ることも可能)でシステムが異なります。甲府を跨いで走る列車の場合、甲府駅に到着するまで「どことれ」の遅延時間表示に反映されない模様で少々不便ですね。
さて所定ダイヤではあずさ9号の小淵沢到着は11時52分、ビューやまなし号の小淵沢到着は11時59分。小海線の小諸行は11時57分発、その次は13時29分発。
ビューやまなし号の到着2分前に小海線が発車してしまうという、嫌がらせか?と思うような間が悪いダイヤです。小淵沢で時間を潰して13時29分発に乗る予定でしたが、ここであずさ9号が約20分遅れ。小海線は特急を待つ可能性が高いので、その隙に11時57分発の小海線に乗り換えできる可能性が。
特急は余裕時間を切り詰めてるはずなので、遅れを取り戻すにしてもせいぜい3~4分程度のはず。小淵沢に特に用事があるわけではないので、早い列車に乗れればありがたい。これは期待できそう・・
勝沼ぶどう郷駅に停車。ぶどう園が見えますね
こちらは余裕時間を盛っているようで、大月駅発車時点の10分遅れを取り戻して定時の11時8分に甲府に到着。この車両に乗っていた人も半分以上降りてしまい一挙に車内も空きます。
大月と甲府の間は勝沼ぶどう郷・塩山・山梨市・石和温泉と停車駅も多め。新宿~甲府は134kmで2270円(特急だと約3800円)・高速バスだと2200円なので、ビューやまなし号は新宿~甲府界隈の高速バス対抗での利用価値もあるのかもですね。
もっともあずさ回数券が廃止になり、途中停車駅も削減、特急の方は高速バス対抗を止めて縮小均衡化している感もありますが・・。
甲斐大和駅にはなんで止まらないんだトン??と不満そうなマイヤマトンの声が・・
ここで新宿で買った駅弁を食べて早目の昼食にするとします。
899円のチキン弁当です。歴史が長いオーソドックスな駅弁ですね。
ケチャップライスに唐揚げ、付け合わせが少々という昔ながらの構成ですね
前々から食べたいと思ってので良かったです。車内で駅弁を食べるような機会が最近なかなかなくて・・
やはり駅弁は列車の中で食べたいですね。
帰りは峠の釜めしも買いたいけど上田界隈では入手が難しそうで・・
11時40分過ぎに小淵沢の2つ手前の日野春駅に停車。ドアが開かない運転停車ですが車内放送などの案内はなし。本来はここであずさ9号の通過を待つのですが、5分強停車してそのまま発車。無駄に待たされなくてよかった・・。
ここまで来たらそのまま小淵沢まで行けばいいのに。という感じなんですが
あずさ9号は相変わらずの18分遅れ・・
そしてほぼ定時の11時59分に小淵沢駅1番線に到着
車内放送では「小海線は11時57分発の電車がこの列車の到着を待っているので、お早めに乗換えを・・」といった案内が流れます。予定よりも1本前の小海線に乗れそうでラッキーですね。
<次回に続く>
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2019/8/9 15:56(JST)