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12年5月・シンガポールと香港の旅(その45・最後に銅鑼湾で買物)

前回から続く

さて香港島トラムの東側の終端、筲箕湾にやってきました。



筲箕湾に来るのは初めて
近くには「香港海防博物館」という展示館があったり、MTR港島線の東側の終点の柴湾もまだ未訪。
この機会に行ってみたい・・・ところなんですが、ここで9時半。
残り時間も考えて、買物をしたいので銅鑼湾に戻ることに。



「2X・特快・湾仔嗎頭」のバスがバス停で乗客を乗せていたのを発見。慌てて飛び乗るとします。
(写真は銅鑼湾で下車時に)
乗ってからスマホのバス路線アプリで確認したら銅鑼湾のそごう前で降りれそうでラッキー。

ちなみにバスは新巴と呼ばれる新世界第一バス。
一昨日の空港バスで乗った城巴ことシティバス、昨日の九巴こと九龍バス(KMB)の3社が香港の3大路線バス会社。
九龍バスは香港の九龍・新界地区が主な運行エリア。今回の新世界第一バスは香港島が主なエリア。シティバスは90年代半ば頃に新規参入した会社で香港島がメイン。

香港島はかっては中華バス(CMB)という会社のエリアだったのが、事故が多く接客が悪いなど不評さにしびれを切らした香港政府が98年春頃に営業免許を没収。入札で代わりの事業者を募り参入したのが新世界第一バスという構図になっています。
私が初めて香港に訪れた98年夏。当時事前に調べた資料では、香港島は中華バス(CMB)と記されていたものの、実際に走っているバスには「新世界第一バス」の表示が。
中には「新世界第一バス」表示のシールが剥れて「中華バス」の文字が見えているバスもいて、その時はCIで名前が変ったのかな?と思ったのですが、帰国後に調べていて営業免許没収。という真相を知って驚いたものです。

土地が狭く人口密度が物凄く高い都市国家の香港では物理的に日本のようなマイカー普及は無理。
公共交通機関は言わば都市の生命線。事業者任せではなく行政がビシビシとやっていかないと成り立たないのカナ?と思ったものです。

とはいえ、ダメ事業者の代りに新規参入したんだから、車内モニターでの次停留所案内やバスロケぐらいやってくれれば。とも思うんですけどね。文化が違うといっても。


さてバスは途中で乗客を拾いながら西湾河の辺りで海沿いの高速道路に。



折角なので車窓の雰囲気を動画で紹介します。
眺めがいい区間ですが、海側で工事している感も・・・これ以上更に埋め立てる気か



車内のモニター。放映されているのはCMのようなもの。
そういえばちょっと気になったのがモニターの音声がカットされていること。
昨日のバスもそうだったけど・・。以前は音声は車内に流していて、時々日本の化粧品などのCM(中文字幕入り)やJ-POPの流行曲がかかったり面白かったんですが・・・。
スマホの普及でショートメール文化が根付いて来たのか、車内で携帯電話で話す人も以前より減ったような気がしますね。

高速区間もあっという間で、天后の近くで一般道に。
とりあえず私も席を立って1階に降りるとします。
香港のバスは運転が激しいので、階段は手すりに捕まりながらじゃないと結構怖いです。
特に私は重いバックを肩から下げいるので、螺旋階段で遠心力に振られるような感になる時が。
停車する時も掴ってないと、特にヒールが細い靴を履いているとコケそうになったりとか



運転席の様子。なにやら怪しい操作パネルのようなものも・・・
GPSを積んでるらしいのでその関係??

銅鑼湾の近くで信号待ち停車で続々と2階からお客さんが降りてきます。
やっぱりいつも乗っている人は何処で信号待ちにかかるかとか分かってるのカナ?

ということで、そごう前近くのバス停で下車。
前から降りても良さそうな様子だったので私も前から降りるとします。
約20分で到着でした。

後で調べてみたらこの2Xのバスは、筲箕湾のトラムの終端地点近くのバスターミナルが起点。
途中高速道路(バイパス)に入るものの、ほとんどがMTR港島線に併走している路線
全線で10.4キロで標準36分・平日日中の運転間隔は7~8分

港島線の駅は地下深く、地上からホームにたどり着くまでが長いエスカレータに乗って一苦労・・。
ならば出発地・目的地の近くで乗降できるバスにも利が・・という一般論的な話は置いておいて、
地下鉄と路面電車が併走している中でこういう直行型で性格が地下鉄に似ているバスが成り立つ。
という香港のパワーに改めて驚かされます。

MTR開通時にトラム廃止計画。というのも実情を知らない外国(日本か??)のコンサルの「絵に描いた餅」だったのかも??

ちなみにオクトパスカードでの運賃は2Xバスは5.6HKドル・MTRは7.3HKドル・トラムが2.3HKドルです。



こちらがシティバス。このバスは新しそうなデザインですね。新車カナ?

一昨日に行ったウィンザーハウスというショッピングモールの中のHMVに。



店内の雰囲気が日本のHMVとあまり変らないような・・・

ケアベアの中英文字幕付DVDがあれば・・と探したら、売っていたケアベアDVDは何とリージョン1(北米向け)で英文字幕すらなさそう・・・。



HMVではちょっと散財してしまいまして・・・
天空の城ラピュタのDVD(200HKドルぐらい)
浜崎あゆみの「Party Queen・PVのDVD付き」(115HKドルぐらい)
楊丞琳の「仰望」(120HKドルぐらい)
と全部で4500円ぐらい。日本で買うよりはずっと安いですが・・

台湾ほど日本の音楽や映画などが流行っていないのか、日本のは種類が少なかったです。
西野カナのアルバムは売ってなかったし・・・
HMVは値段が高めなので街中の店に行く方がいい。聞いたことがありますが、時間がないので・・



天空の城は英語・中文の字幕付き、あゆは日本語の他に中文の歌詞カード付です。

お手洗いに行きたくなったので、表示に従って行ってみるも・・・鍵がかかってて入れない。
そういえば香港は鍵がないとトイレ使えないところが多かったんだ。と思い出し、
とりあえず会計をして、「トイレ何処ですか?」と広東語で聞いたら、「女厠所」と書かれたカードが付いている鍵を貸してくれました。
鍵を持って再び行って開けようとすると中から出て来る人がいて、鍵がなくとも入れました

しかしオフィスならともかくショッピングモールのトイレでこの鍵システム・・。
借りたはいいけど返し忘れて持って帰ってちゃう人がいるんじゃないかと思うのですが、その辺大丈夫なのか??
ちなみに私は忘れずに返しました

街中の携帯電話ショップに入ったら・・・な~んと前から欲しかったりんご型携帯電話が売られているのを発見
お店の人に値段を聞いてみたら、「888HKドル」と・・・。ということは1万円近く
おいおい、発売から数年経ってるのに、中国製ノーブランドGSMガラケーでそりゃないよという感じ。
888HKドルという縁起かつぎの値段(中華圏では8は縁起がいい数字)からして、
場所柄、観光客向けに高めに値付けているんでしょうね。やはり・・・ここで買うのは諦めます。

昨日やはりもっと早い時間に深水埗に行ってれば良かった

↓りんご型携帯電話の記事
http://japan.cnet.com/digital_sp/column_mobileyamane/20403578/
(CNET JAPANのコラムから)

迷い出すと何時間でも迷う私でも、時間がない・明らかに予算超過だと結構ドライなもんですね。
数年経ってるし、もしやバージョンアップ版の後継機だったかも。と妙な迷いも

11時過ぎになったのでMTRで北角に戻るとします。



地下ふか~いホームに降りて・・・・また地上に。

途中のスーパーで日本に戻ってから飲む用のお茶を買っておきます。
香港でしか買えないインスタント麺とか粉末の飲み物類とかお土産に色々買っておきたいんだけど、
荷物制限の量が心配なので止めておきます。

ということで11時40分頃にホテルに戻ってきてお出かけは終了。
いよいよ帰国の途に着きます。

次回に続く

2012/8/28 00:07(JST)
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