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12年5月・シンガポールと香港の旅(その44・ようやく香港島トラムを完乗)5/14

前回から続く

7日目 平成24年5月13日月曜日(最終日)

ついに旅行最終日
朝の7時頃におきます。寝坊しなくて良かった
今日は帰国日。香港空港15時15分発の飛行機に乗るので、ホテル出発は12時頃。
遊べるのは午前中だけの短い時間



部屋の窓から外を見るとクルーズ客船を発見
香港からは結構色々なクルーズ客船も出ているようで・・・私も乗ってみたい

夜中窓下のバスターミナルを見ていたら、深夜にも20台近いバスがたむろっていました。
終夜運転している路線もあるといっても多いような・・・。
地図を見ると郊外に大きめなバスの車庫があるのが分かりますが、もしかしたらこういう中心部のターミナルも近くの雑居ビルを借りて事務所兼乗務員待機所を作って車庫機能を持たせているのかも?


さてさて、支度をして朝飲茶に行くことに。昨日発見したホテルの数軒隣にあるレストランに行きます。
香港に来たらやはり飲茶も食べておかねば。

入口で係員に人数を聞かれて指で合図すると席に案内されます。
飲茶は大きな丸テーブルに相席が基本ですが、お店の人が席を案内してくれるので相席といっても心配ないかと。

着席するとすぐにお茶の種類を聞かれるので、「普洱茶(ポーレイチャ)」を注文
香港の飲茶ではポーレイ茶がオーソドックスらしいですが・・油を流す効果があるので身体にも良いらしいので。
ちなみに家でもポーレイ茶のティーバックを常備していて、揚げ物などを食べたなどに飲んでます。



最初にテーブル上にセットされている食器類
右側の大きなボールは、お茶を注いで箸や茶器など器を洗う為のもの。
お茶の殺菌効果を利用して洗杯と称して食器を洗うのが一般的らしく、見ていると他のお客さんは手馴れた手つきで洗っています。

とはいえ見るからに庶民的なお店ならともかく、私が入ったこの店は少なくても中の上ぐらいのレストラン。
洗わなくても充分綺麗だろうというか・・・洗ってる自分の手が何処まで綺麗なのか気になるような・・。
現代では洗浄効果というよりも儀式的な意味合いのほうが強いのかもですね。

このお店の注文方法はオーダーシート式
テーブルに用意されている注文用紙に備え付けの鉛筆で印をつけて店員さんに渡します。

点心のセイロを載せたワゴンが通路を巡回するワゴン式とオーダーシート式は香港ファンの間でも好みが分かれるそうですが、広東語を喋れなくても安心。落ち着いて注文~受け取りが出来るオーダーシート式の方が好きですね。
見た目勝負で取れるワゴン式も面白さがありますが・・・。



中央が腸粉という米粉で作ったシート状のものを丸めたもの。
右は揚げワンタン。この他に揚げ春巻きを注文。
揚げ春巻きに揚げワンタンで似たのが被っちゃいましたね。

本当はもっと色々注文したいところですが・・1人なので
初めて自分で飲茶に行った時に、ワゴン式のお店で本場の飲茶に舞い上がり1人で6皿ぐらい取って、
最後の方は食べるのが苦痛になった嬉しくない思い出があるもので控えめにですね。

ちなみにさっさと食べて出て行くというよりは、お茶を飲みながらゆっくり朝食を楽しむ。という雰囲気でした。
ゆっくりといっても長居のしすぎは怒られそうだけど

テーブルに会計はレジでお願いします。的な表示があったので、レジ会計。
総額で400円弱ぐらいでした。
昼よりも朝の方が少し安い値段設定ですが、選べる種類も少なめだったような??

さて朝食の後は出かけるとします。
トラムの69E北角道乗場に。



実は香港島トラムの北角から東側の終点、筲箕湾の間は未だ未乗区間。
今までにも乗ろうと思えば乗るチャンスはあったのですが、あまり全線完乗のタイトルに興味がないというか、単なる食べ惜しみというか・・ともかく今回初めて香港島東側に泊まったのでこの機会に乗るとします。

ということで例の如く2階の最前部に陣取ります
非冷房車ですが走ってると風が入ってくるのでそれほど暑くないカナ?



同じ色の2台続行。まるで2両編成かと思う写真ですね。



太古城辺りで通勤ラッシュな光景に??



凄い迫力の雑居ビル
昨日の新界地区と違いこちらは古くから開発されていたエリア
こういうボロそうな(失礼な)雑居ビルが多いです。
内部が気になる・・というか迷い込んだら出てこれなくなるんじゃ?と思えて怖そうな。

道路を横断する歩道橋から電停に降りる階段が直結していますが1個だけ。
直結していない側の乗場に行く際は線路を横切ります。

ちなみに香港の歩道橋はこういう屋根付の立派なタイプ。
日本も歩道橋は屋根付きでもっと幅広にすればいいのにと思います。日本のは幅が狭くてなんか怖いので・・



2階建てバスが3台横並び。なんかレースのスタート地点のようなイメージ。
香港2階建てバスレースがあったら凄いけど怖そう。
ジャッキーチェンなら右側のビルからバスの上に乗り移って、屋根の上を飛びながら道路反対側のビルに飛び移れそう・・・


ちなみに軌道敷内への自動車は立入禁止ではありませんが、適宜センターリザベーションで完全に車道と区切られている区間があったり、電車優先がある程度ルール化されているのか?極端に道路渋滞で遅延する印象はないような・・。ただやはり加減速や最高速度が遅いからか、バスには当たり前のように抜かされますが・・・。
渋滞といえば特に本数が多い香港島中央部では電車同士が渋滞している光景が・・・。



北海道牛乳のラッピング車
香港島トラムの面白さの1つがこのラッピング。
各車両、色とりどりなラッピングが施されていて見ているだけで面白いかも?
トラムのラッピングも香港名物の1つかも?
ちなみにデカデカとラッピングされた2階建てバスも沢山いるのでこちらも注目かも。

時間があれば本数が多い香港島中央部辺りで張って、色々なラッピングの車両を写真に収めるのも面白いかも。

2006年の訪問の時はラッピングがなく茶色ぽい色一色の車両も結構いましたが、今回はラッピングなし車両は見かけなかったです。香港の景気は良くなってるのカナ?



旧CMB車の生き残りか?と思うような旧型ぽいバス。流石にそこまでは古くないか・・・



終点の筲箕湾総站の直前に安全島がない電停を発見。
脇のジグザク線が電停の目印??
すぐ先が終点なので事実上降車専用のような電停ですが・・・

安全島がない電停は西側の終点・堅尼地城の近くにも1箇所ありましたが(2006年)今もあるのでしょうか??
この辺りはメインの通りから外れて裏通りですが、交通が激しそうな香港で安全島がない電停が機能するのは凄いような。



北角から約30分で終点の筲箕湾に到着です。
ということで香港訪問5回目にしてようやく香港島トラムの完乗を一応達成
ですが、東行・西行両方乗らないとダメなんじゃ?とか枝線やループ線の類は・・と考えると・・。(詳細はこちらに・その32の記事
後者はともかく、駅配置が東行と西行が別々。環状線を擬似的に複線にしているような形態であることを考えると・・「一応完乗」ということで

車窓はずっと中高層雑居ビルなこれまた香港らしいような光景が。
香港島東側は地図で見るとこの辺りまでが旧市街、この先、MTRの駅で言えば柴湾辺りはニュータウンといった様相です。
香港島の市街地は海と山に挟まれた細なが~い土地に密集しています。
なのでこういう路面電車は効率が良い反面、東西を結ぶ道路は交通が集中して日本のように「路面電車=邪魔者」となりそうな感もありますが・・・存続できるのは人口密度が極端に高く、自家用車普及率が低い香港ならではでしょうか?
中心部といってもオフィスだけでなく、住居も多く「沿線の居住人口」もかなり多い印象です。

ちなみに地下を並行するMTR港島線の建設時、開通したらこの路面電車は廃止になる計画だったそうですが・・。



筲箕湾のターミナルの全景。狭い広場に無理やり押し込んだような・・・。
乗ってきた電車はおばちゃんの運転士。乗客が全員降りると2階に上がり車内を点検してから方向幕を変えて折り返しに備えていました。
運転席は立席。しかも1運行最低1時間程度はかかりそうなので、結構大変な仕事そうですね。

ターミナルには数台溜まっていて適宜発車していく形態ですが、時刻や折り返しの行先など運用が決まっているのか謎ですね。
詰所があって運行担当の係員がいるようですが・・・。

ちなみにここ筲箕湾はうちのパパが訪問した時に、変なオッサンに大声で絡まれて大変だったとか・・詰所の係員に助けを求めたら「相手にしないでほっときなさい」のように言われて実害はなかったらしいですが、かなり怖かったそうで。
とりあえず今回はそういう変な人にも遭遇することもなく平和です。

次回に続く

2012/8/26 00:17(JST)
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