(新)八草きよぴ(kiyop)非公式モリゾー愛ブログだトン

08年2月長崎・福岡の旅(その2・ハウステンボスへの道)

<その1から続く>

さて長崎空港に着陸して11ヶ月ぶりの九州上陸です。
しかし感慨に浸る間もなく、飛行機が15分ほど遅れてしまい乗り換え予定の9時55分発のハウステンボス方面の連絡バスへの乗り換え時間は僅か・・・。

9時50分過ぎにようやく飛行機から降りれて荷物受取場に。地方空港故か移動距離も短いのは急いでいる身には嬉しいものの、なかなか荷物が出てこない
土曜の長崎便なので観光客が多いのか、荷物受取場の周りにはかなりの混雑です。
しかし既にこの時点でバスの発車時刻の9時55分・・・
それから数分経ってようやくベルトコンベアーが動き出し、3週ぐらいしたところで私のバックが出てきて急いで回収、小走りでバス乗場に向かいますが・・・既にもぬけの殻。どうやら乗り遅れた模様。
この後同じ便で到着したとも思われる人達が続々と到着した様子。
ちなみに次のバスは10時35分発。
ただでさえ短いハウステンボス見物時間が余計短くなって最悪



案内看板の「東京・大阪到着便接続」という文字が恨めしいです。「うそ言うなよ」という気分
行程を考えている時に9時35分到着で55分発のバスは忙しそうだな・・・と思ったものの「この手のバスは東京便接続だろうから大丈夫かな?」と安易に思ったのが間違えだったのか。

帰路の羽田空港での接続は大丈夫なのかと心配になってきますが、35分取ってあるから大丈夫かなと・・。


ちなみに到着ロビーには立て看板を持った船会社のおじさんが立っていて「ハウステンボス行 安田産業汽船 10時10分出航」という文字が・・。所定では10時0分発車のはずなのに
この船に乗れば50分でハウステンボスに着けて船でアクセスも楽しそうですが、問題はハウステンボスの海上ターミナルに到着するので、そのまま入場するしかないという点。
JR九州のナイスゴーイングクラブ割引の入場チケット引換券(所定5600円が5040円に割引)をJR九州の駅で事前に買わねばならない+バスだと1100円だけど船だと1600円。で差額あわせて約1100円が惜しい。
その上、「入場料高いし、6時間ぐらいしか滞在できないので」ハウステンボスに行くべきかどうしょうかこの期になっても迷っていた事もあって船はパス。

どうしたものかな~と思い、停留所で長崎方面行のバスの時刻表を見ていたら、休憩所からバスに戻ると思しき運転手の人に「お待たせしました~浦上経由長崎駅行発車します」と声をかけられ、これに乗っちゃおうかな・・・と思うも乗らなかったり、「島原港行」のバスを見て
「これに乗ってまた愛野に行ってみようかな・・で島原鉄道の未乗区間(愛野~諫早)に乗りつつ配線調べて、諫早眼鏡橋に行ってみようかな・・・」とか色々思いながらも結局は、神近義邦・ハウステンボス元社長に敬意を表して(次回の記事参照)、予定通りハウステンボスに行く事に。


発車時間も近くなり覚悟を決めてハウステンボスまでのきっぷを買いに、自動券売機のところにいくと「県営バス」のジャンパーを着た係員氏に「どちらまでですか?」と聞かれ「ハウステンボスです」というと「では1100円のきっぷを買ってください」と案内されます。
先ほどの長崎駅行の運転手氏といい、これが噂の「長崎県営バスクオリティなのか・・・」と思いながら、「2度は乗らんぞ西肥バス(次は船で行こう・・)」という気分でバスに向かいます。

きっぷを買っていたら別の係員達が「あの行列は何処行きだ?随分並んでるなぁ」「あれは佐世保行きだなぁ・・?」と話しているのが聞こえます。



ハウステンボス・佐世保方面行の特急バス。
こう古そうなバスに乗るのも珍しい・・・という感じ。



写真上
側面の案内表示機

乗ろうとしたら丁度先客の女性がトランクルームに荷物を入れようとしているところ。私も入れようと思い、一緒に扉を開けるものの、なんと一般的な上に「スライドするタイプ」ではなく「90度直角に開くタイプ」
先客女性が扉を押さえている間に私が入れて、次に私が押さえている間に・・という感じで荷物を入れてバス車内に。ほぼ満員近くでしたが後方の通路側に空席を見つけ座れます。



ということでようやく長崎空港を出発。
長崎空港は世界初の海上空港だそうで、元々あった「箕島」という島を平らにならして75年に開港したんだとか。高校の修学旅行の時にバスガイドさんから聞いた覚えが・・。

橋を渡り終えるといきなり普通の街中に。直ぐに上下一車線の国道というよりも生活道路的な国道34号線に入り、空港連絡バスらしくないようなルートを走ります。
特急バスといっても高速バスではないようで・・。



途中で大村線に併走し「松原駅」が見えたり、景色が綺麗な海沿いの区間でキハ66・67の列車を目撃。

渋滞というほどではないものの、車が詰まって混雑した道をずっと走ります。
上下1車線ずつなのはハウステンボス近くになっても変わらず・・。ハウステンボス近くになって流れが悪くなった感じがするので、やはり訪問客渋滞が起きてるのかな?という雰囲気がします。

空港から70分ほどでようやく前方にこじゃれたマンション?のような高い建物が見えてきて、JRハウステンボス駅の横を通過。「ここで降ろして・・」と言いたいところですが、駅を通り越して更に500メートル以上進み橋を渡り、来た方向に戻る感じでようやくバスターミナルに到着。
遠回りしたお陰で途中に「チューリップホテル」というのを発見。ここに泊まれば良かったかも何気に愛ちん系?だし

という事で11時45分ぐらいにようやく到着。もう昼じゃん。というところ。
長崎空港でのロスが大きかった・・
ここで殆どの人が下車。降りるのが最後の方になってしまったので運転手氏に「下に荷物を積んだので降ろすまで発車しないで待っててください」
と一言かけて、再び先客女性とご主人と私で交互に荷物を降ろしてから、運転手氏に「どうもすみません」と声をかけます。

バスを降りて少し歩くと入国棟に。ここで大きいバックを預けます。「ロッカー混んでて満杯だったらどうしょう」という事前の心配をよそにガラガラで杞憂でした。
とりあえず身軽になって駅に向かいます。



ハウステンボスとJR駅を結ぶ橋。一見川に見えますが地図によると「早岐瀬戸」と一応海のようです。
中央の白い建物は「ローレライ」なるホテル。「ローレライ」というのはオランダの隣国ドイツ・ライン河関連の名称らしいですが、ということはこの河の向こうは異国なのか・・・
国境の橋はとにかく風が強くて吹き飛ばされそうで本当に怖かったです。

ガラーンとしていて暇そうな駅の窓口で割引の入場引換券を注文するも、係員はマニュアルを確認したり他の人に聞いてようやく発券・・。
ハウステンボス駅で入場引換券を買おうという人はレアなのだろうか・・。

ともかくチケットを買って再び強風吹き荒れる怖い国境の橋を渡り入国棟に。徒歩10分弱X2のロスが大きい・・。



ハウステンボスの入国口
既に12時3分。ようやく入場できます。



写真上:JR駅で買った引換券。
1日パスポート5600円が「ナイスゴーイングクラブ割引で5040円」

写真下:チケット売り場でパスポートに交換
サイズは横長のJR券(18きっぷなど)と同じぐらい・・。
モリゾーのチケットホルダーを持ってきたのですが意味がなかった・・・。

JRの引換券特典?みたいなので、ワークショップ(体験工房)や一部のお土産品の割引券をもらえました。

ハウステンボスのチケットは大人1人、アトラクション利用可能なパスポート5600円・入場のみ3200円と高いですが、なんと年間パスポートだと7000円・更に3年だと12000円という万博もビックリの全期間組(地元)超有利な料金体系
私も福岡辺りに在住なら、年間券にするかかなり迷うというかしてそうな感じですが、流石に神奈川在住の身、それは諦めます。

<次回に続く>

08/3/11 1:13UP

コメント一覧

きよぴ
MAKIKYUさん
そうまさに島鉄バス。長崎空港のターミナルで以前に貴方のブログで紹介されていたそのままのバスをみました。
これに愛野まで乗ろうかともちょっと迷ったのですが・・・
空港連絡バスとは思えない一般路線車だったので驚きましたが、長崎空港の橋を渡るとそのまま普通の街中だったので、ちょっと納得という感じも・・・。いま写真を確認したら私の写真のはナンバーの末尾が4でMAKIKYUさんのブログの写真のも末尾4なのでもしかしたら同じバスかもですね。

西肥バスの空港線はハウステンボスまで1時間ぐらいかかったので路線バスは流石に・・汗
長崎空港から佐世保までは他に乗り合いタクシーもあるようですね。

さざなみさん
6年前ですか!次の記事で書きましたが私は高校の修学旅行で訪れてるので、丁度同じ頃だったかもですね(それは嘘だ・・・)
シーボルトですか・・昔のオランダ村特急ですね。品川駅に来たことあって見に行きましたよ。まだ幼少期ですね
チーズとかお土産にもらったような・・。
あの車両ほど名前と塗装が変った車両も珍しいですよね。
画期的な総括制御装置はいずこへ・・

よく「お役所仕事」という言葉がありますが、公営企業が頑張っているところでは逆に「民間仕事」という言葉があったりして。なははは
都合がいいときは民間企業だと言い張ったり、またあるときは公共機関だと言ったりする、ようやく神奈川方面の路線では重い腰をちょっとだけ浮かせた某鉄道会社を上手く表現する言葉はありませんかねー。
さざなみ
もう6年も前になりますが、在九時にハウステンボスへ1度行きましたよ。
1日目はハウステンボス、
2日目は長崎、
3日目は佐世保と観光する旅程を作り、初日にハウステンボス駅に到着するときに反対ホームにはシーボルトが到着するダイヤなのですよ、当時は。
当然子供は「アレに乗りたい」となる訳でして、あさって乗るよ、と。
 
3日目は長崎からシーボルト号で佐世保へ。このときにハウステンボス駅でおとといの再来(逆バージョン)となるのですね(乗りたいと言った側に自分がいる)。
 
「おとといのったよね」と反対側に到着するハウステンボス号を見るわけです。
RPGにありがちな、成長後スタート地点へ戻る、という演出を実践してみますた(笑)。
 
>>キハ66快速シーサイドライナー
ハウステンボス→長崎に乗車したら、椅子暖房が暑くてタイヘンでしたよ。
もう最後はのぼせてしまったよ。
    
>>県営品質
いろいろと伝説が有りますよね。
なかでも共通回数券伝説は語り継がれてますよね。
共通回数券導入後、ある会社が車庫で運賃箱を開けたら回数券のほとんどが県営発行のもので、その会社の経営層が青ざめた、という・・・。
 
たしか10年位前に仕事で長崎空港→長崎のバスは、やはり飛行機が遅れましたが、しっかり接続してくれましたから、これがクオリティの差ですかね。
MAKIKYU
http://blog.goo.ne.jp/makikyu
こんにちは。

長崎空港発着の路線バスですが、観光タイプを用いた西肥バス佐世保行きの後には、こちらのページで以前取り上げた島鉄の路線タイプが写っていますね。

西肥バスの空港線も、その気になれば路線タイプ(それでも首都圏の路線車などよりはハイグレード)でも何とかなりそうな距離ですが、一般路線でも佐世保~平戸などには観光タイプの古い車を充当していますので、まあこの辺が妥当な所といった感があります。

また西肥バスの特急便が空港~ハウステンボス程度の距離で1100円もするなら、途中の彼杵辺りでJRに乗り換えてしまうのも一つの手ですね。
(ただ大村線も決して本数が多くないですので、時間があえばの話ですが…)
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