入院初日
前回同様忙しい一日でした。
(カレンダー画像)
今回は、歯科(周術期口腔衛生管理)のレントゲンと診察が加わりました。全身麻酔の際のリスク低減の一環だと思います。30分以上いろいろチェックしてもらい、念のため上前歯のブリッジの部分に保護のためのマウスピースを作ることになりました。
全身麻酔で、歯が欠けたという人も実際職場にいたので、こうしてもらうと安心です。
午後に担当医から手術の説明がありました。
まずは良い方から。
最近の手術方法が進化していて、カテーテルを挿入するところは切開(前回4cm程度)しなくても、注射するような形で、縫うこともない小さな傷口ですむようになっているそうです。ただし、私の場合、前回手術の傷の周辺が固くなっている可能性があるので、刺してみてダメだったら切開するとのことです。
次に、悪いこと。
内腸骨動脈瘤はコイルを入れるだけでなく、瘤の肥大を防ぐため内腸骨動脈への血の流れを止めるとのこと。これによって大殿筋に行く血流が少なくなって、「臀部跛行」という後遺症が出る可能性40%前後あるとのこと。
前回の腹部大動脈瘤よりも内腸骨動脈瘤のほうが、術後の歩行への影響が出やすいというのはなんとなく理解していました。まあ、でも年取ってからよりも、早めに―今回予想より早く膨らんできたのでこのタイミングになりましたが―対応しておいたほうがいいだろうな、と思っています。
術後、傷口は前回より小さくて済むものの、後遺症の跛行は覚悟しておかないと。でも、辛くても歩くことを続けている(半年、1年?)うちに、血管が作られて徐々に解消するという話も聞いているので意外に〝頑張りがい〟があるかもしれません。
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