最近の練習は、開放弦のロングトーンから始めています。
どうしても、アップのときに音が途切れてしまうことに気づきました。つまり弓が途中で不本意に止まってしまうのです。
もう高齢者の仲間入りなので、半ばあきらめています。
が、ちょっとイメージを切り替えただけで、すこし滑らかに弾くことができました。
逆転の発想、というわけではないのですが、超低速ロングトーンのボウイングのとき
「弓の動きは、いつでもピタッと止めることができる」
と自己暗示をかけてみました。すると、さっきまでギクシャクしていた動きが、すこし滑らかになりました。
この感覚、車の運転にも類似するでしょうか?
住宅街の狭い道を通るとき、かなり神経質に脇からの飛び出しなどがないかビクビクしながら運転する場合と、
何かあってもすぐに止まれるという確信を持って(実際止まれるスピードに減速して)運転する場合で、滑らかさが変わってくるようにも思います。(もっとも運転の際は「過信」は禁物ですが)
ということで、今日の練習では、ロングトーンのほかに、ワンボウイングをいくつか(8つなど)に分割し、音をビタッと区切って発音する練習も取り入れてみました。
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