能面ヴィオラ

最近、能面教室に通い始めました。能面とヴィオラにはいろいろ意外な共通点が!

ポジション移動雑感

2012年08月18日 | ヴィオラ
ポジション移動、シフティングともいうのだったか、これは、弦楽器奏者、愛好家にとってひとつの乗り越えるべき山。すこしできるようになると、運指の難しいところなんかは、むしろポジション移動したほうが楽になることが多い。
でも、……あえてポジション移動しないで移弦したほうがいいこともある。
ポジション移動しなくても弾けるようになるには、やはり基本をしっかりすることなんだと、きょうの自主練であらためて実感した次第。
基本、というのは、左手のフレームと右手の移弦動作。
左手のフレームをしっかり保ち、フレームを崩さない状態で、指が指板を叩けるようになること。別の言い方をすれば、4本の指が独立して動かせるようになること。(特に4の指が自身を持って使えるようになること)
これができると、音程が決まってくるのはもちろん、無駄な指の動きをしなくても済むようになる、結果的に楽に弾ける、本番でのリスクが低減するなどのメリットが実感できるようになる。

ポジション移動できるのに、ファーストポジションのままで弾くと、なんだか下手に見えてしまうようで、そんな変な理由からポジション移動して弾くなんて要素もまったくないわけではない。

でも、ファーストポジションでいいから、4の指の音を明瞭に発音できて、移弦もばたばたしないように、できれば安定した音色で弾けたほうが、いや、むしろそのように弾けるようになることこそ重要ではないか、なんて今日の練習で思った次第。






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