正確な情報の伝達の重要性

先日の2ちゃんねる騒ぎは結果的にはなにも起こりませんでした。よかった！


しかし、後日予告日時が19日ではなく、18日、つまり連絡網が回ってきた日であったことが判明したのです。ま、何もなかったからよかったですが、結局翌日犯行日でもないのに厳戒態勢をとったことになってしまったのです。まだ犯人が捕まっていないので、それでもよかったかもしれませんが。


そしてまた海上自衛隊の衝突事故。「なだしお」の教訓は生かされませんでした。
この件もまた、見張り役が漁船の存在を確認していたのにも関わらず、上に報告されていなかったことがだんだんわかってきました。


この2つに共通しているのは、「正確な情報伝達がなされていなかった」ということ。
基本的なことなんだけどなぁ。

2件とも「命」に関わる事であって、やっぱりもうちょっと緊張感をもって対応すべき事案だと思います。
へんな例え方かもしれないけれど、今の職場でいうと、塩っ辛かったといわれたクレームを上司に伝えなかったのと、ここで食事した後吐き気がひどくて入院したというクレームを上司に報告しなかったのとでは雲泥の差があるわけで、（もちろん、本当はとちらも報告しなければいけないけど）特に防衛庁は国民の命を守るための組織でもあるのだから、その辺りの意識はもっともっと高くもってもらわないとただの税金泥棒といわれても仕方ないと思います。教育委員会もしかりです。

いかに正確な情報をいち早く入手し、安全対策を促す・・・・・・。

確かに難しいことだけど、これがある意味本業の組織のミス。これは重大です。
1日も早く、この件に対する改革や対策をたててくれることを祈ります。