北海道胆振東部地震で揺れのあとすぐに停電を経験して地震の怖さを再確認した。
ここ40年から50年の地震を振り返って見ると,、日本列島を改造するかのような大地震が起きていてる。
あの闇のなかで、LEDの灯りを頼りに行動した数時間。余震の度に目をさまし、情報を得るのにラジオをつけて聞き入っている。
何か画像をみる方法と考えて「AbemaTV」をスマホで接続する。
朝早くに、会社へ行く道すがら買い物をする人達が電気の来ていないスーパーマーケットに集まる。
年代として60歳代の人の買い占めが目立っている。その行為がいつまでこの停電が続くのかと恐怖心を助長している。
情報が少ないとパニックになる。近くのコンビニ(セブンイレブン)はレジが動いて「電子マネー」が使える。銀行のATMが止まり現金が手もとに無い場合に有効と知った。
しかし、店内の商品はほとんど無くなっていた・・・。
大きな地震があると法改正と技術で乗り越えてきた。
地震がもたらす被害によって、法の改正が行われたり強化されて来ている。
たとえば昭和53年に起きた「伊豆大島近海地震」「宮城県沖地震」と立て続けに起きた地震は、ともに神奈川の大学校舎内で揺れを体感した。
その被害を踏まえて、ブロック塀の高さの制限がされたのもこの「宮城県沖地震」がきっかけである。それが、現在となっても公共の施設でさえも守られていない現実があったのは驚きでもある。
■世田谷区都市整備政策部建築審査課の資料が詳しい
そこで思い出すのが70年代にベストセラーになった「日本沈没」である。
昭和48年(1973) 、光文社カッパ・ノベルスから刊行された。
話はそれるが、当時のこのカッパ・ノベルスの印象は、「頭の体操 第1集~パズル・クイズで脳ミソを鍛えよう~(今はKindle版でも)」シリーズだろう。
「日本沈没」は高校に入ってすぐに上・下を購入し読み始めていたので、話題作となってからは、親戚などに貸したりして暫く戻ってこなかった記憶もある。
今回北海道で起きた胆振東部地震によってこのSF小説は、これまでの 阪神淡路大震災、東日本大震災 熊本地震とまさに日本列島を震撼させ、まるで小説が予言者のようなストーリーとなっているように読める。
さすがに、日本列島が完全に海の沈むとは早合点はないが、日本人が世界各国に移住することを考える人もいるかも知れない。
私が行くとしたら地震が無い(少ない)東南アジアのカンボジア(東南アジア投資のラストリゾート カンボジア)も選択肢にはいるかも知れない。
それにしても、このSF小説「日本沈没」には「偽装」という概念は書かれていない。
大きな地震の度に乗り越えてきた人の英知を一瞬にしてひっくり返してまう。最近では、免震の東洋ゴムもKYBも部門は違えど、車という人を命を乗せている部門がある。それは、タイヤでありショックアブソーバーの開発技術である。
この様子は、以下の小説に構造が似ている
※「七つの会議」 現在の「下町ロケットゴースト」などの池井戸潤氏の「偽装」の物語。
最近の出来事が描かれている日本経済への警鐘の書。
最近では、マンガでも読める、まとめ買いなら半額です。
[まとめ買い] 日本沈没 | |
一色 登希彦 小松左京 | |
Beaglee Kindle版 |
日本の国土が沈む前に、国の経済が沈むような出来事が続いている。
今一度、読んで見るにはKindle版がオススメです。
日本沈没 決定版【文春e-Books】 | |
小松左京 | |
文藝春秋 Kindle版 |