日本でも愛飲家が多い「コントレックス」
ネスレがフランスで採水していますが、今回、日本向けのコントレックスの正規品輸出を終了とのアナウンスがありました。
硬度(1551)が高いので、カルシウムとマグネシウムを摂取できることから美容によいと人気になっていました。
なぜ、日本の正規品(ポッカサッポロ)でなくてはならないか?
並行輸入品も入ってきているので、問題がないという人も多いです。
しかし、ネスレが基準としているミネラルウォーターの品質への考え方に大きな違いがあります。
日本では、採水したミネラルウォーターを熱で殺菌などをしますがヨーロッパの水はそのままボトリングします。手を加えない事が基準になっています。それだけ、採水地の環境が良くないとミネラルウォーターとして認定されません。
かつて、ネスレが日本の富士山山系を調査したことがありました。そこの水は日本の基準では問題なかったようでしたが、まわりの環境などを考慮した事でボトリングに至らなかったという話もあります。
それだけ、自然環境に影響される「水」ですから、日本に入ってくるルートも短い時間で直接入ってくることが理想です。このコントレックスの場合は、ポッカサッポロの役割は大変大きなものでした。
なぜ、ナチュラルウォーターは並行輸入ではだめなのか?
EU基準のナチュラルミネラルウォーターは、殺菌などをしないで天然成分を残したまま、ボトリングします。
そのため、並行輸入品のみとなった場合は、貨物コンテナ内で温度が上昇してナチュラルミネラルウォーターの天然成分の死滅という可能性が大きいです。日本でのミネラルウォーター(天然水)との違いを感じます。
また、並行ものは、日本との賞味期限の考え方が違います。
それを考えると、在庫があるうちに正規品を手にいれて置きたいものです。
コントレックス 1.5L×24本 < CONTREX >( 正規輸入品 )【 11月中旬より発送予定 】 価格:4,100円 |
500mのペットボトル。
この方が、飲みきりサイズと言う人も多い。
日本の正規品は1.5Lボトルがまだあるようです。
大型スーパーなどで、随分前から特売になっていたので気になっていました。
話はそれてしまいますが、ミネラルウォーターのボトルやラベルのコレクターがいるそうです。今後、この日本向けのラベルは手に入らなくなりますので、貴重かもしれません。