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Honda、ニューマシン『RA106』を正式発表

2006-01-25 23:19:45 | F1
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今季から“オールHonda”体制でF1世界選手権に臨むHonda Racing F1 Teamは、現地時間(以下、現地時間)25日、スペイン・バルセロナにおいて、ニューマシン『RA106』を正式発表した。チーム代表のニック・フライ氏は、「我々の2006年のターゲットは、毎レース優勝に向かってチャレンジすることであり、その目的を達成するために最大限努力していくことです」と、抱負を語った。

 シャーシおよびエンジンを自社で供給するのは、1964年から1968年のF1参戦第1期以来となるHonda。ニューマシンのシャーシ名およびエンジン名は、1960年代の名称を継承して名づけられた。そして、今季はフェラーリから移籍したルーベンス・バリチェッロ、在籍4年目を迎えるジェンソン・バトンをレギュラードライバーに起用し、B・A・R Honda時代を含むF1参戦第3期における、初優勝を目指す。

 N.フライ氏は、「我々の2006年のターゲットは、毎レース優勝に向かってチャレンジすることであり、その目的を達成するために最大限努力していくことです。我々は2006年以降の目標を達成するために必要な要素を2005年シーズン中に得ることができました。そして、世界トップレベルの2人のドライバーでレースに挑むことができます」とコメント。

 続けて、N.フライ氏はニューマシンの開発状況に触れ、「昨年後半10戦、バトンがポイントを連続して獲得したことが示すように、我々にはシーズンを通し、マシンを開発する力があることを証明してきました。そして、2004年のマシンの強みと2005年のマシンの弱みを冷静に判断しています。最も重要なことは、Hondaの技術リソースを使うことができるワークスチームとなったことであり、今日、バトン、バリチェッロの両選手のために、2台の新車を用意できたことは大変誇りに思います。これは、我々チームの決断力とマニュファクチャリングの技術力によってできたことであります。新しい風洞も今年中には完成し、また一歩新たなチャレンジをすることになります」と語っている。

 なお、Hondaは、新車発表会に続き、サーキット・ド・カタロニアで行なわれているF1合同テストに合流し、J.バトンとR.バリチェッロがそれぞれニューマシン初走行を行なう予定。