噂どおり、ウィリアムズでのレギュラー昇格が正式に発表されました。ロズベルグもマクラーレンへ売られることなく、二世ドライバーコンビで戦うことに。
マクラーレン、トヨタに空きシートが残ることになり、アロンソもルノーで二年走ることになりそう。
現地時間(以下、現地時間)7日、ウィリアムズがプレスリリースを通じ、来季のドライバーラインアップを発表した。ニコ・ロズベルグ、そして中嶋一貴がレギュラードライバーとして2008シーズンに臨む。
マクラーレン、トヨタに空きシートが残ることになり、アロンソもルノーで二年走ることになりそう。
現地時間(以下、現地時間)7日、ウィリアムズがプレスリリースを通じ、来季のドライバーラインアップを発表した。ニコ・ロズベルグ、そして中嶋一貴がレギュラードライバーとして2008シーズンに臨む。
2007年はGP2に参戦し、6度の表彰台、新人最高のランキング5位の好成績を残した中嶋。また、ウィリアムズのテストドライバーも務め、引退したアレクサンダー・ブルツに代わりF1最終戦ブラジルGPでレギュラードライバーとして起用され、スポット参戦ながらF1デビューを果たしていた。初レースを10位で完走、ファステストラップも全体5番手の好タイムを叩き出すなどの健闘が認められ、ついに来季のレギュラードライバーのシートを手に入れた。
中嶋は今回の決定に、「今年は僕にとって、これ以上ない最高の年です。3月にアルバートパークにてF1ドライバーとして走行できたことはすばらしい経験であったし、そして今、AT&Tウィリアムズのレースドライバーとして正式に指名を受け、夢が叶ったことが本当に嬉しい。TDP(トヨタ・ヤング・ドライバーズ・プログラム)を通じてサポートしてくれたトヨタに心から感謝しているし、ウィリアムズには僕に対する信頼に感謝している。来季が始まる前にやるべきことがたくさんあるが、必要なことはすべて行ない、ウィリアムズとトヨタにすばらしい投資をしたと思ってもらえるようにしていきたい」と意気込みを語っている。
また、チーム代表のフランク・ウィリアムズ氏は、「2008年印象的で広くから賞賛された実績を残し、ニコが3年連続ウィリアムズのドライバーとして来季も参戦することを発表でき、嬉しく思う。今季、我がチームを感心させた一貴は、よきパートナーとなるだろう。一貴は、すばらしいF1レーサーになるに相応しい素質を持っており、来季においても我々は彼の才能に磨きをかけることができるよう、彼が必要とするすべてのサポート、援助を行なっていくつもりだ」と中嶋に期待を寄せた。
【中嶋一貴:プロフィール】
名前 中嶋一貴 Kazuki Nakajima
主なレース歴 02年全日本カート競技選手権FAクラス 3位、03年フォーミュラ・トヨタ チャンピオン、04~05年全日本F3選手権参戦(04年全日本F3選手権 5位、05年全日本F3選手権 2位)、05年SUPER GT(500クラス) 8位、06年F3ユーロシリーズ 7位、07年GP2シリーズ 5位(表彰台6回、ポールポジション1回)、ウィリアムズ・テストドライバー
生年月日 1985年1月11日
国籍 日本(愛知県)
身長 173cm
体重 62kg
婚姻の有無 独身
※上記プロフィールはウィリアムズおよび中嶋一貴の公式ホームページより
GP2の卒業は、F1シートが決まってからのほうがいいですね。ピケJr.がいつどうなるのかちょっと心配なのです。アロンソが行くとますますレギュラーシートが遠ざかるような……。
契約金を出し渋る、というかマシン開発にお金かけたい、のが本音なんでしょうが・・・