緊急に記者会見が行われたのは先週金曜の午後。週末は出かけていたので、記事にすることはできませんでしたが、いろいろ話が出てきたところで思うことを。
ホンダF1撤退関連リンク集
巷で「第3期」といわれるホンダのF1活動は、もともとシャシーもエンジンも自前で製作(シャシーについては、ダラーラの協力はありましたが)して、「オールホンダ」での復活を目論んでました。合同テストでは、他のチームを圧倒するタイムを刻み、いろいろ憶測も流れました。真っ白なボディに「HONDA」とのみ書かれたマシンは美しささえ感じました。
しかし。
実質的リーダーを務めていたハーベイ・ポスルスウェイト氏が急逝、求心力を失ってしまい、ワークスでの復帰は白紙に。
思うに、この時点で第3期は難航することが見えていたのかと。
実質的リーダーを務めていたハーベイ・ポスルスウェイト氏が急逝、求心力を失ってしまい、ワークスでの復帰は白紙に。
思うに、この時点で第3期は難航することが見えていたのかと。
設立されたばかりで言うことを聞くだろうと思っていたB.A.Rにエンジン供給を開始するも、思うように成績は上がらず、何を思ったかジョーダンにまでエンジンを。
まあ琢磨がF1デビューする後押しになったのは否めないですが。。。
まあ琢磨がF1デビューする後押しになったのは否めないですが。。。
その後もチーム体制は迷走し、04年にコンストラクターズ2位を獲得したのに、継続性を重視せず、デビット・リチャーズを追放、「あの男」をチームトップに。
後は皆さんもご存知のとおり。
「チームのマネジメントには興味がない」とワークス参戦を否定したのに、06年末にはBARを買収、でも母体はBARのまま。
成績が悪くても誰も責任を取らない。
そんな甘えた体制をホンダが許してたというのも信じられません。ホンダのファンが「おやっさん(本田宗一郎氏)が生きてたら何と言うか・・・」というのも然り。
今回の「撤退」は92年の「休止」当時とは違い、無限はF1にいません。F1と完全に縁が切れてしまうと、復帰は・・・
燃料電池F1になるまで待つことになるんですかね?
なんだか「面倒になって」投げ出した感も否めない今回の撤退ですね。