レースとレースの谷間

明日28日からはマレーシア･セパンサーキットで合同テストが行われますが、中継は当然のようにないし、日本との時差は少ないけどヨーロッパとはずいぶんズレるので、ニュースが伝わってくるのも遅いかも。

そのテストに唯一参加しないのがスパイカー。

スーパーアグリ、レッドブル＆トロロッソのカスタマーシャシー問題をスポーツ調停裁判所（CAS）に持ち込むかもしれないとか。
でも最初は味方だったウィリアムズも手を引いたようだし、トーンダウンしそうな雰囲気。いくら騒いでもマシンが遅いことには変わりないし、ガスコインがBスペック完成させるまではずーっと最後尾でバタバタするしかない状態。

そんなスパイカーについてのコラムがUPされてたので紹介。
スパイカー by マイク・ローレンス

「どうしてスパイカーはF1に参戦したのか?」という疑問を他のチームと比較して投げかけています。
宣伝のためシャロン･ストーン主演の『氷の微笑2』に車を提供してましたが映画は大コケ(笑)、知名度の飛躍的向上は泡と消えてしまいました･･･
『同社はGTカーを製造しているが、オランダの自動車歴史愛好家でない限り、この自動車を買う理由がわからない』とか言われてるし、ホントに｢なぜF1に参戦したのか?｣が見えてこない。
フェラーリほどブランドネームがあるわけでもないのにハンドメイドで高級車を作ってて、果たして採算が取れるのか?
オランダの投資グループがバックにいるとはいえ、所詮はトヨタ1社にも及ばない程度のキャッシュフローしかないはず。

こんな状態で何を目標に参戦してるのか? 疑問です･･･