これはきちんと整理しておく必要がある。
ネットが発展して、僕らは、何もしていないつもりでも、携帯から常に無数の情報の波にさらされている。
さて、ここで我々がさらされている情報とはどんな性質のものなのか?
という事。
これは往々にして、目を引くものでなければならない。
ネット上で他の情報の中に埋もれては情報としての価値が低いとみなされるからだ。
より多くの人たちの目にとまる事が情報としての価値だと判断される時代なのだ。
そうなると、世の中が良くなっているという過去との数字の比較よりも、ひとつの特異な事件を扱った方が数字を稼げる。引いては、価値のある情報となる。
つまり、「こんな事件がありました!」という様な情報は「ふーん。そんな事もあったのね」という程度のスタンスでいないと、情報の本質を見誤る。
日常にないものを取り扱っているのが、我々が日常的に目にする情報だという事。
数字も気をつけなければならない。
だいたいは書き手の思惑に沿ったデータを集めているからだ。
その意見に反論しそうな人が取るデータも含めて比較検討されているか?
これもしっかりと見定めないといけない。
自分の視界の盲点を知ろう。
考える事を楽しもう。
僕はいつもそんな事を考える。