世界がインターネットでつながっていくと、本当に様々な情報が入ってくる。
良い面もたくさんあるが、日本がお手本として、もしくは、良質な内容だと考えている国々の情報は、往々にして、「圧倒的な個」を持った国々である。
何故それが良質な情報だと思うかというと、「日本とは違うやり方で結果を出している」からだ。
だから価値がある様に見えてしまう。
この時点で僕からしたら、いやいや待てよとなる。
万にひとつ。もしかしたら成功するかも知れないけど、その為の前提条件が明らかに違いすぎるよと。
サッカーでもバスケでもそう。
女子は素直に日本の良さを引き出す事に集中したから、世界で戦えたのだ。
まずは自分たちを知る事からだ。
今時点で何が勝っていて、何が負けているのか?
この前提条件をないがしろにした状態から頭を使っても、迷子になるだけだ。
もちろん、全て負けているかも知れない。
その場合には、「どこならつけ入るスキがありそうなのか?」となる。
今の自分たちが置かれた文化・環境に則して、「いかに強みで勝負していくか」
そこに思考を全振りした方が良い。
既存の理論、新しくできたばかりの理論に飛びつくのを一旦我慢して。
自分たちの分析から始めて、成長の為のプランを構築する必要があるのだ。
地頭を使い切る!
これくらいの気概が必要だ。