ミロワール〜心の鏡〜

趣味、仕事、心の鏡に映る風景を綴ります。

「誓いのコイン」坊っちゃん劇場にて

2019-03-20 21:41:45 | 観劇
坊っちゃん劇場にて

ミュージカル「誓いのコイン」を観てきました。
少し前のことになります。

愛媛県松山市にかつて日露戦争の捕虜としてのべ6000人のロシア兵が連れてこられ、当時の松山の人々とロシア兵たちの間に交流が生まれ、ロシア兵墓地は現在も地元の中学生たちにより清掃されている、というのはあまり知られていない史実だと思います。

初演は8年前でしたが、私は今回が初見です。

四国中央市出身の元雪組男役ほたてちゃんこと帆風成海ちゃんが主演!!
彼女は綾風咲奈とおなじ93期。
愛媛県出身者が二人も入団して、しかも雪組なんて!
と雪組ファンの私は嬉しかったのを思い出します。

あと、特別出演に元花組トップ娘役の森奈みはるさん。
また坊っちゃん劇場に出演してくださってありがとう✨
あー、愛媛のみんな、この素晴らしさをわかっているの?!

作品の「コイン」はロシア兵のニコライと看護婦のサチが離ればなれになるときに、お互いの名前を刻んだもの。
実際にロシア人と日本人女性の名前を刻んだコインが松山市の井戸のなかから見つかったことがこの話の元になったそうです。

作品は
期待以上❗
ミュージカルって音楽と演技のバランスにかかっていると思いますが、絶妙なバランス。
最初は敵国の捕虜になり反発していたニコライ、そしてロシア兵たちが松山の人たちの真心に触れ、心を通わせる過程がよくわかります。
確かにねー、寒いロシアから温暖な松山。町の人は素朴で優しいし、町にはロシア人街もできたというし大切にされて過ごしやすかったと思います。
松山は今でも「住みやすい街」として人気ですよね。
ほたてちゃんは、すっかり美しい女優さん。
男役だけあってスラッとして凛とした雰囲気です。
婦長の森奈さんも、落ち着きあるたよれる婦長さん。そして美しく。
二幕冒頭の伊予漫才の歌は聞き惚れました。
ニコライの四宮さんはキリッとしてて品のある雰囲気が実は貴族という役どころにぴったりです。
石浦大尉役の水野さんも真面目でキチっとした性格が時に笑える、というキャラクターが良いわ。
と、一人一人が心に残る熱演でした。

休憩中に「これ宝塚でやったらいいのに」と思い付いたものだから
主役をニコライに変更した場合の配役やストーリーを妄想しながら二幕目を見て忙しかった。
ニコライが主役ならぜひロシアの宮廷シーンを入れたい。あと、ラストシーンはムダに豪華な軍服で出て来てほしい。
宙組でやってほしい。
など。
(笑)
歌劇団に手紙書いてみようかな。

あ、観劇からは脱線したけど、🎵ダスビターニアという曲が心に残るすてきなミュージカルでした。

筆跡診断~久々の中級レッスン2回目

2019-03-18 21:47:46 | 筆跡診断


久々の筆跡診断のレッスン

なかなかモニターさんを集めることができなくて苦戦してます。

周りの人にひとしきりはお願いしたから、そこからさらに広めるには、誰かにお願いしなくてはならない。

私も仕事のヤマが終わったら、もっと積極的に外に出て誰かにお願いしよう。

でもでも、筆跡はおもしろいです!
次のレッスンまで間が空くから復習をしっかりせねば。

知らなかった屋島

2019-03-17 19:40:04 | 四国八十八か所
さて、花粉舞い散るなか、八十四番屋島寺へ行ってまいりました。

前回は車で登ったので、今度は歩きで登ろうということに。
登山口がわからなくて車でぐるぐるしていたら、公共施設の駐車場に立っているおじさんがいたので声をかけて登山口を教えてもらいました。
そのおじさんはとっても詳しく道を教えてくれ、車もここに止めとき、すぐそこだから。と言うのでお礼を言って車から荷物を出していると、おじさんが自分の車から一枚のリーフレットを持ってきて渡してくれました。
「登山道を登っていくと、遍路道と屋島城跡の道に分かれています。城跡の道はちょっときついけどなかなか見られないので良かったら」と言うのです。
屋島に城なんかあったっけ?!
と思っていたら、「古代の城です、ここの城の石積みを発見したのは私なんです」
ええー!!
何気なく声をかけたけどこのおじさんはすごい人だったのだ。

で、結構な坂道の登山道を歩き、





遍路道と城跡の分かれ目まで来たとき、城跡へと続く階段がこれまた急でやだなぁと思ったけど、おじさんに出会ったのも何かの縁と500段くらいの階段(これもおじさん談)を登りました。



健脚コース、なんて書いてあるよ。


大きな石塁が復元され、表示板からはこの城が日本書紀に記載されていたことがわかりました。
うーん!古代ロマン!
「あかねさす紫の雲」の世界だわぁ(ヅカネタです)
何人もの人が写真を撮ったりしていました。





おじさんの発見が復元に繋がったのです。
そこからさらに歩いて屋島寺の山門前に到着。
すると、下で会ったおじさんが山門の前でお掃除されていて、今度はおじさんが声をかけてくれました。
さらに詳しく屋島城のレクチャーを受ける私たち(笑)
屋島寺も屋島城の城内だそうです。
「ウィキペディアとかに私が乗ってるから見てね~」とおっしゃるので帰宅してウィキペディアと頂いたリーフレットを熟読。



城跡は発見されていたけど、資料に乏しく日本書紀に記載されている城だと確証がなかった状態であったのを、一市民のおじさんの発見で研究が進んで屋島城が幻の城ではなくなった、、、と。
か、、かっこええ~!!
なんとなくシュリーマンのトロイア遺跡発見のようなロマンのある話です。

屋島は源平合戦で名高い場所ですが、このような古代からの歴史がある場所だったのですね。
古代城って初めて知りました。
お城、と聞いて通常イメージするのは「中世城」です。

おじさんも登場する「屋嶋城」についてのリンク

いつもと違うルートを選んだことで、素敵な縁に恵まれた1日でした。

変化したくない人

2019-03-16 01:11:39 | 日記
私、たまに「結婚したいけど出会いがなくて」的な話をアラフォーお嬢様たちから聞くことがあるんですが

「毎日、仕事と家の往復で、宿場も女性とオッサンばっかりで..…」みたいな。

お嬢様たちはお仕事もきちんとされていて、ファッションセンスも良く美人で人柄も良いです。
ただ、現在の生活では「出会い」がない、と。
どうしたらいいですか?
って
そりゃ作らんかーい!出会いの機会を!!
今はいっぱい婚活的なものがあるだろ!!
登録するなりパーティーに出かけるなりせんかーーい!

と、思うのです。私は。

しかし、お嬢様たちは腰が重い!
「行ってもいい人がいなかったら嫌だ」
「私の友達はこんな変な人に会ったって言ってた」
と、「行かない理由」探しがウマイ!

婚活なんかするのは切羽詰まったモテない人ばかりで、自分はそこまでではない、そんな必死になってると他人に思われたくない、
もっと自然に!お友だちの○○ちゃんは会社にコピー機の修理に来てる人と結婚した、そんな風に自然に出会いたい。
と、思ってるのに違いないです。

でも、そんな都合良くコピー機壊れないし。
修理の人もタイプの人が来るとは限らんし。

だから、行動して出会いを作るのです!!

と、言ってみても行動する人って今までほぼいません。
行動する人はその前に相談してきたりせず行動してる。

ちょっと生活を変化させれば変わるのに、変化させたくないんだな、と思います。

あー、じれったいなぁ。

変化しないって楽です。
傷つかないしめんどくさくないし、慣れてるし。
新しいことを始めれば想定外のこともあるし傷つくこともあるでしょう。
でも、変化によって新しい景色が見えて知らなかったことを知って、
その方が楽しくない?

新しいことに挑戦してみよう。

そんな柔軟な心が幸せを掴むのだ、と思います。