⚫ココロの風邪(特になし)
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この話は、医師免許を持っていない爺の書いた文章です。
素人発言なので、間違えは御指摘頂けたら幸いです。
ODについて前の記事で触れたので、薬と病院について書いてみたいと思います。
このサブメニューはココロの風邪なので、最終的には精神科薬、精神科、心療内科に関することを書こうと思いますが…
その前に、病気全般に関する薬という概念について考えてみたいと思います。
病気も様々な種類があります。
薬も様々な種類があります。
そして、治療方針にも様々な方針があります。
治療方針と薬は関係性が深いので、治療方針で切り分けて見たいと思います。
治療方針には大きく2種類の方針があります。
原因療法
病気の原因を根本的に取り除く療法。
対処療法
病気の原因ではなく、主要な症状を軽減するための療法
ーーー
補足
Unknownさ様からご指摘がありましたので、補足・訂正をさせて頂きます。
対処療法ではなく対症療法では?
というご指摘でしたので、調べました。
対処療法、対症療法どちらも使っている言葉だそうですが、正しいのは対症療法だとNHKの放送文化研究所のホームページに出ていました。
Unknown様、どうもありがとうございました。
補足と共に訂正させて頂きます。
ーーー
例えば、風邪の場合、
熱を下げる
喉の痛みを緩和する
という対処療法になります。
一方、ガンの治療の場合は
がん細胞を取り去るという原因療法
がんの症状を緩和する対処療法
の2つから、がんの状況に応じて選択する形になります。
余談ですが、がんの治療は抗がん剤や手術の他に新しい治療法が出てきています。
しかし、抗がん剤や手術は今も昔も変わらずに存在します。
しかし、昭和の抗がん剤や手術と令和の抗がん剤や手術は同じ名前でも全く違う内容です。
そのおかげで5年生存率も飛躍的に上昇しています。
さてさて、ココロの病気と薬について考えてみましょう。
ココロの病気の経験がある方はよく分かると思いますが、ほとんどの治療が対処療法です。
何故でしょう…
それは、同じ「気分が沈む」という言葉で説明をしても、
どの程度なのか?
どんな原因か?
が全く目に見えないからです。
鬱病と双極性障害、適応障害など、どれも気分が沈むことがあります。
鬱病には使っていいけど、双極性障害には使えない薬というものもありますし、鬱病の症状の「気分が沈む」という症状の薬だけでも色々な種類の薬があります。
ということで、ココロの病気の薬はたくさんの種類があります。
これは爺の勝手な推測ですが…
症状が見えにくい上に原因がはっきりしないことが多いからこそ、対処療法としてたくさんの薬ができ、その薬を試して合う合わないを医師と相談していかなければならないのだと思います。
爺も以前記事にしましたが、全く合わない薬がありました。
飲むと副作用が強く現れた薬が2種類ありました。
当時は、予約のいらない心療内科に通っていたので、すぐに病院へ行って医師に話をして、薬を変えてもらいました。
また、実感の現れない副作用の薬もありました。
今の病院は縦割りの病院がほとんどです。
他の科で処方された薬に気を留めない医師は多くいます。
マイナ保険証に変わると病院情報や処方箋情報も共有されるのかな…
そうすれば、他の科で処方された薬が合わないと判断される可能性も高くなります。
爺の場合は内科の医師が、爺の心療内科で処方されている薬にストップをかけたものがあります。
それは、副作用で血糖値が上がることがあるという内容の薬でした。
爺は血糖値が高く、糖尿病の教育入院もしたことがあるのですが、そんな話を心療内科ですることも無く…
処方されていた薬でした。
内科の医師がたまたまお薬手帳が見たいと言って、その際に心療内科に通院していることを伝えたら指摘をしてもらいました。
すぐに心療内科に連絡し、薬を変えてもらった次第です。
また、ココロの病気の薬の効き具合については、1〜2週間飲んでみて様子を見るというものがほとんどです。
正に対処療法ですね。
どの薬が患者に合っているのかを、医師の経験や知識からピックアップし、患者はそれを飲んでみてココロや体の様子を見る…
薬の効果が出れば良しです。
効果が出ない、副作用がひどい、等の場合は別の薬を試してみる…
その繰り返しです。
こればかりはココロというレントゲンでも、CTでもMRIでも見ることが出来ない部分の治療なので、やむ無いのではないかと思います。
昨今、心療内科や精神科という病院がかなり増えました。
これは、ココロの病気が社会問題になっているからだと思います。
そして、なんでもかんでもハラスメントと名付ける現在の社会の仕組みによって、生きづらい人がますます生きづらくなっているのではないかな…
と思います。
だからこそ、病院選びは大切だと思います。
昔の一度目の大きな鬱を経験した時の爺と、現在の復活後、適応障害が起こった爺では求める病院は全く違います。
一度目の爺は…
右も左も分からずに、上司の勧めで心療内科を受診したらドクターストップがかかりました。
自分はココロの病気だという自覚もなく…
(症状は確実に出ていたのですが)
そもそも鬱病って何?
なんでこんなになっちゃったの?
怖い!怖い!怖い!
どうして???
という状況でしたし、ココロの病気の社会的認知度も低い時代でしたので、本当に知識が全くありませんでした。
そんな爺がありがたかったのは…
どんな疑問にも、患者ファーストで応えて下さり、爺の知らないアドバイスや制度の紹介までしてくれた…
爺の行った病院は、とても親切な病院でした。
そんな病院だったからこそ、恐怖に包まれ、ただひたすら理由も分からずに怯えていた時にでも、通院だけは出来たのだと思っています。
そして、現在の爺が通う病院は…
ある意味、患者に寄り添った病院とは言えないと思います。
爺の話は軽くスルーされ、
疲れますね。また同じ薬でいいですか?
無理しないで下さい。
と毎回、定型文のように言われて診察室を出てきます。
もちろん、カウンセリングや心理検査などが出来るような環境もありません。
そんな病院に爺が通う理由なのですが…
とても融通がきく病院だということです。
例えば…
以前は診察後に次回の診察の予約を入れていたのですが、今は予約をほぼしません。
前日、もしくは当日に
「今から行くと1時間くらいなのですが、受診をお願い出来ますか?」
と電話をすると、10回に1回くらい「新患の方がいるので、〇時はダメですか?」と言われるくらいで、あとはほぼお願い通りに診察を受けることが出来ます。
だから、体調や気象状況の良い日に通院することが出来ます。
そして、大っぴらには言えませんが…
雪国あるあるで、冬の通院はとても大変です。
天候と運の悪い日は道路の状況が悪くて、夏場は1時間弱で行ける病院なのですが、2時間以上かかることもあります。
爺の飲んでいる薬には、4週分までしか出せない薬があるのですが、冬の通院は大変だからとお願いして、頓服という名目で1週間分多く出してもらって、天気に合わせて通院するなんてことを今の病院は対応してくれます。
今の爺は、以前と比べると症状は軽く、良くも悪くも無理をする前にブレーキがかかる状況なので、病院で相談したり助けを求めることは滅多にありません。
最初の病院で色々教えてもらったノウハウもあるので、薬や通院の融通が効く今の病院が一番しっくり来ています。
というように、信頼出来る病院は、その人の状況でも変わってきます。
逆に自分に合わない病院に通院するのは苦痛しかありません。
前の職場で上司に無理やり勧められた病院は本当に苦痛で、通院する度に具合が悪くなりました。
その病院の一般的な評判は悪くないのです。
心理検査も出来ますし、カウンセリングもお願いすれば出来る病院でしたが、医師のシステマティックな無機質の診察が爺にはとてもイヤで、通院の度に具合が悪くなり、我慢をしたのですが、限界をむかえ、当時の上司にお願いして、元の病院に戻してもらいました。
結局「自分に合う病院」を探すことが大切だと思う爺です。
病院と出会うためには、結構お金もかかります。
初診料はものすごく高いですから…
しかも、今具合が悪いのに予約をすると1ヶ月先と言われる病院もかなりあります。
ですが、自分に合う病院程救われるものはありません。
世の中には病院や薬を否定される方もいます。
それはそれでひとつの考えだと思います。
しかし、ODの話でも書きましたが、ココロの病気の一番の敵は不安だと思う爺です。
不安は具合を悪くする。
それが身体に現れるのがココロの病気です。
そういう観点から、相手に何かあった時に100パーセントサポートができるのであれば、他人に「通院しない」「薬を飲まない」というアドバイスをしてもいいとは思うのですが、それが出来ないのであれば、そういうアドバイスは医師でもないわけなので、すべきでないと思っています。
手を伸ばせないのに負担をかけるアドバイスをするのは、
ココロの病気に一番悪影響を与え…
相手が自滅し…
ブログ等から消えていく…
その時に、あなたの手は届くのですか???
そこを強調させて頂きます。
病院選びの大切さ。
病院は病院ごとに色々な考えを持って患者を受け入れている。
だからこそ、自分に合った病院選びが重要だと思っていることが伝われば嬉しいと思い、今回の記事を書きました。
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今、調べました。
対処療法、対症療法どちらも使っている言葉だそうですが、正しいのは対症療法だとNHKの放送文化研究所のホームページに出ていました。
今から文頭に補足・訂正をしたいと思います。
どうもありがとうございました。
なので、
「内科の医師が、爺の心療内科で処方されている薬にストップをかけた」
は、模範的かつ常識的な対処。
法学系の末席から言えることは、
「精神医学では、精神保健指定医の資格を有しないドクターを避けよ。」
です。
精神保健指定医は、法令に基づく強い権限(身体拘束を含む)を有しています(仔細は https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/seishinhokenshiteii.html )。
ゆえに、精神保健指定医は、より多くの経験を積み、手厳しい審査を「定期的に」受けています(精神保健指定医が心療内科で診療・開業する例は、そう多くはないでしょう)。
ちなみに、ある医療系の者曰く
「良い医者に受診することは、難しい」
と。
(親族に医療従事者のいるがゆえに)諸々の悪評を耳にしやすい当方も、同じことを思います。
(うつから生還した師匠・大嶽秀夫(政治過程論)を思い出し、長々と書いてしまいました。)
珍しいお名前ですね。
「はくそう」さんと読むのでしょうか?
ーーー
法学系の末席から言えることは、
「精神医学では、精神保健指定医の資格を有しないドクターを避けよ。」
ーーー
舶匝さんはどのような法学系のお仕事をされているのでしょうか?
おっしゃることは、ひとつの考え方として「あり」だと思います。
精神保健指定医になるためには一定の基準と講習等が必要ですから、一定の基準をクリアした医師となりますから。
ただ、精神保健指定医って、重度の患者の強制入院等の判断や拘束等の判断が行える精神科医ですよね?
おそらく、舶匝さんが考えていらっしゃる精神科や心療内科に通院されている方と、爺が書いている患者のイメージにズレがあるのかな…と思いました。
強制入院や措置入院が出来て、身体拘束も可能という対象のココロの病の方は、
・自力で定期通院が困難な重度の方
・自傷や他害のレベルが著しくひどく、住民から行政、住民から警察に連絡が入るような方
・これと同等レベルの方
(爺の、今勝手に作った定義なので違ったらすみません)
というくらいの方なので、自ら通院を求める方はそんなに多くないのではないでしょうか?
そんなに重度の場合は、話がなかなか通じない部分があるかと思うので、爺がここで記事を書いても、我関せずで意味がないと思うのです。
ここで、爺の記事を読む方の多くは、そこまで重度の方ではないと思います。
もちろん、措置入院等の強制入院の必要な方でもないと思います。
そんな方に爺が伝えたかったメッセージは
「精神科、心療内科に通院することは、その行動自体が薬と同等の意味や意義があることで、自分に合わない間違った病院選びをすると、それ自体が自身を悪化させることになるかも知れません」
ということです。
法学を専門になさっている方に対して、生意気な発言失礼しました。
お許し頂ければ幸いです。