⚫ときど記(一昨日?)
今後の方針についてまとめました
夜勤明けなのに、一睡もしていない爺です。
仕事終わりに真っ直ぐ病院へ行き、血液検査と尿検査をしてもらい、内科受付へ。
爺は夕方からの診察なので、病院は一度終了。
たまたま、ネット詐欺にあった知人と時間を合わせることが出来たので、消費者センターに行きました。
実は...
友人はネット詐欺に明るくなく...
だからこそ騙されたのですが...
爺を頼り...
爺が有り得ない速度で書類をまとめ、翌日には、消費者センターへ証拠と共に詳細報告...
消費者センターとの窓口を爺にしてもらいました。
当時の爺は、今の会社に拾ってもらう前だったのと、消費者センターの担当者と同等の話し合いが出来るから、本人を窓口にするより様々な問題解決が早くジャッジ出来ました。
追加で証拠を爺が揃えて、消費者センター担当者に提示...
その後に、今の仕事が決まりました。
新しい仕事を始めた初日の仕事中(1週間ちょい前)に消費者センターから電話がありました。
仕事中と伝え概略を聞くと...
知人のケースは巧妙に仕組まれたネット詐欺のケースで、お金を払った情報も開示してもらえないため、警察に行って被害届を出して対応してもらうしか無くなった。
とのことでした。
しかし、爺も不規則な無限ループ生活になり...
知人と足並みが初めて揃ったのが今日でした。
で、病院後に待ち合わせて消費者センターへ。
担当者さんのお話は思ったとおりでした。
今回のネット詐欺の振込手口が巧妙過ぎて、消費者センターでは情報開示してもらえない。
警察に被害届を出して、警察に捜査してもらうしか無くなりました。
本当に力になれなくてすみませんでした。
というお話でした。
爺から二つ質問しました。
今回のケースが難しいケースであることは理解しましたが、警察は犯罪を捜査して逮捕するのが仕事なので、お金が返金される保証は逆に低くなりますか?
担当者は
「そうですね」
警察に被害届を出した後、消費者センターに情報をキックバックして、別の方法を検討する線もなさそうですね?
担当者は
「お力になれずに申し訳ありません。おっしゃるとおりです」
キョトンとする知人を脇に
「今まで丁寧なご対応をして頂き、本当にありがとうございました。
おかげで、良くも悪くも着地点が見えました。
書類は最低限にして、あるものを少し持って警察に行きたいと思います。
状況や内容は良く見えましたので、ココロから感謝を申し上げます。」
担当者さんにもお詫びを重ねて言われ、二人で消費者センターを後にしました。
爺の車で行ったので、車の中で知人に説明...
今回のケースは、証拠が証拠にならない特殊なネット詐欺だから、警察に被害届を出してもお金は帰って来ない可能性が高いよ。
さてさて、そろそろ問題の種明かしをしましょう。
どうして今回は巧妙な特殊ネット詐欺となったかのお話です。
オレオレ詐欺を例にしますね。
「かけ子」という人が電話でAさんを騙します。
「受け子」という「かけ子」と全く関係ない人がお金を受け取りに行きます。
捕まっても、かけ子が分からないので、その先の情報につながりません。
そして、親玉が受け子から特殊な方法でお金を受け取ります。
受け子は親玉が誰かも分かりません。
これと同じようなネット詐欺だったのです。
お金を〇円渡すから、手数料の金額分をビットキャッシュで購入して、出てくる16桁のビットキャッシュコード(お金の呪文)を担当者になったZさんに送って。
爺はこの時点で詐欺だと見抜きますが、知人はお金がもらえると思って、指定額を購入したビットキャッシュコードをZさんに送りました。
ZさんはPさんにその情報を送りました。
二人に関係はありません。
Pさんなのか、その先があるのか...
誰かがビットキャッシュコードをお金に替えました。
この関係で言えるのは
お金に替えた誰かと知人に接点は全くない。
というポイントです。
例えば、Pさんがフリマサイトで
10000円分のビットキャッシュコードを8000円で売ります。
なんて販売をしたら、溢れかえる申し込みが出てきます。
しかも、Pさんはビットキャッシュコードを受け取っただけ。
元値はゼロで、損をしているのは知人一人になる上に、知人が故意にビットキャッシュコードを送ったのか、騙されて送ったのかの証明が限りなく難しい案件になるのです。
消費者センターは、よろず困り事窓口なので、返金を考えて真剣に対応してくれましたが、警察は違います。
犯罪を取り締まるのが目的で、お金の返金は目的になりません。
それでも、二人で警察に行きました。
テレビで見るような取調室みたいなところに連れて行かれ、まず聞かれたのは
爺と知人の名前と住所、電話番号です。
本人証明のために、免許証の提示も求められ、免許証の番号までひかえられました。
この時点で「有り得ない!」と思いましたが...
その先は惨憺たるものでした。
きっかけ、経緯を時系列に書き記した経緯書と、実際にだまされたビットキャッシュカードを証拠に持ち込みましたが、警察はそれを証拠とせずに、ただただだまされた知人に直接状況確認を始めました。
しかも「ビットキャッシュカードのどのカードを何処で買ったか覚えているか?」という無理難題の質問...
知人は複数回に分けてビットキャッシュカードを購入して、目先にぶら下げられたお金という嘘の情報を信じ、だんだん手数料が高額に増えていく中、律儀にビットキャッシュカードを購入して、結構な回数ビットキャッシュコードを送っていましたから、どのカードを何処で買ったかなど覚えていません。
警察官は話しました。
今回、被害届を出しますか?
その場合は、捜査をしなければならないので、どのビットキャッシュカードを何処で買ったか思い出してもらった上で、そのお店を捜査しなければならなくなります。
やっぱり( ̄▽ ̄;)
知人に爺が説明をして、被害届を出すか聞いたら「分からないものは分からない」という返答...
爺は知人の説得係に変身です。
こういう状況だから、お金はほぼ帰って来ないし、被害届を出すと面倒なのは知人だと思うよ。
警察が介入すると爺も手を出せなくなるし...
高い勉強代だと思って泣き寝入りするのがベストだと思う。
知人はすぐに納得して、被害届を出しませんでした。
その瞬間、警察官は話しました。
だいたい、儲かる話なんて、全部嘘ですから信じないで下さい。
書類も必要ありませんから、お持ち帰り下さい。
二人で警察を後にして...
一番納得出来ないのは爺でした!
理屈は分かるけどさぁ〜。
そんな言い方や聞き方はおかしいでしょ!
知人、怯えてますよ。
どんどん上がる金額に、アチチになってビットキャッシュカードを買って、コードをひたすら教えていたんだもん。
訳分からなくなって爺に相談するまで、ただひたすらにぶら下がった金額をゲットするために邁進して...
お金が無くなった瞬間に「だまされてる?」と初めて思ったんだもん。
そんな人に捜査なんて話したって、分かるわけないじゃん!
しかも捨て台詞みたいな騙されるなという言葉...
警察だから、防犯意識を植え付けたいのは分かるけど、その言い方は傷に塩を塗る物言いでしょ!
と、フガフガ怒りながら警察を後にしました。
ただいま、診察が終わり、病院から薬局へ移動。
待っている間もフガフガ!
しかも、保険証より早いと言われていたマイナ保険証も、社会保険に変わっていなくて...
病院と薬局のどちらからも待って頂けて良かったです(´;ω;`)
爺の10割は洒落にならない金額なので(´;ω;`)
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