⚫ココロの風邪(過去)
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の続きです。
昼食を食べたら昼休み...
利用者さんも職員も昼休みなのですが...
今はどうなんだろう...
当時の職員は、昼休みも外出禁止でした。
一度、銀行に用事があるから、
「銀行に行ってきてもいいですか?」
と聞いたら、当時の庶務課長に
「昼休みも職員は利用者の見守りをしなければならない。だから外出禁止と言っているのに!」
と叱られたことがありました。
他の入所施設の職員も同じなのでしょうか?
当時、爺が働いていた施設は、昨今の施設事情と違い、職員不足はほぼありませんでした。
だから、支援課職員も昼間は沢山いましたし、事務方の職員も沢山いました。
例えば...
今の老人介護施設は、人手不足の施設が多く、1ユニットの昼食を1人で見るということが普通にある上で、全介助の利用者さんが3人いて、3人の昼食介助を1人でやることがあるという、信じられない離れ技をしていると聞きます。
そんな施設では、お昼の見守りも1人なので出かけられないのはよく分かります。
でも、職員数の足りている施設で、外出禁止って...
と当時は思いました。
話が逸れましたね。
本筋に戻りましょう。
昼休みは、利用者さんものんびりしています。
職員と関わりたくて、たくさん話したい人...
自室に引きこもる人...
利用者同士でおしゃべりしている人...
寝ている人...
みなさん、自由に過ごしています。
当時の爺は...
利用者さんの部屋で一緒に昼寝をしていることが多かったかな...
そして、13時から15時前くらいまでは午後の作業時間です。
職員も利用者さんも午前と同じ作業を行います。
そして15時が利用者さんの午後のお茶の時間です。
入浴のある日は、ここで職員が風呂の準備を始めます。
お茶のあと...
入浴のある日は入浴。
ない日の利用者さんは夕食まで自由な時間になります。
入浴は、全介助の人とそうじゃない人、それぞれに職員が2名ずつ担当になります。
全介助の利用者さんは、1人ずつ2名の職員で介助をしながら入浴をしていきます。
全介助ではない利用者さんは、大きな風呂で数人ずつ声をかけて、見守り職員が2名ついて入浴をします。
数人ずつというのは、風呂の大きさもありますが...
利用者さんの個性や人間関係を考えてという理由もあります。
仲の悪い利用者さんが一緒に入って喧嘩になったら大変ですから...
そして、入浴の際の大切なこと...
全介助じゃない利用者さんでも、手伝いが必要な場合は当然手伝います。
もっとも重要なのは...
利用者さんの見守り(観察)です。
怪我やアザ、かぶれ等がないか?
普段と様子が違う場合は、必ず声をかけて聞いてみます。
入浴時だから気づくこともたくさんあります。
入浴が終わると
夕食まで利用者さんは自由に過ごし...
日勤の職員は夕方にミーティングをして、その日の利用者さんの様子を情報共有し、記録に残すことで、夜勤や遅番の職員へ日中の利用者さんの様子を伝えるという意味があります。
そして、日勤の職員は仕事終了です。
このミーティングの時間に、夜勤と遅番計3名は...
1名が利用者さんの見守り。
2名が夕食の検食や配膳をします。
そして夜に続きます。
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