鐘馗空木(ショウキウツギ) スイカズラ科 ショウキウツギ属の落葉低木 花期は5~6月
5月の初旬ころ、何時も通る歩道橋のスロープの柵の間から可愛い蕾が覗いていました。
通る度に今日は花が咲いているかなと見ていました ある日何時もの様に行って見ると
枝が折れてしおれかかっていました もう駄目かもと思いましたがそのまま置いておくのも
可哀想だし 水にさして置けば元気になって花が咲くかもしれないと持って帰りました。
期待通りこんな綺麗な花が咲きました。 名前を調べていましたがやっとわかりました。
花冠は筒状鐘形で2㎝程の大きさ、先端は5裂する。長い花柄には細かい毛があり、花が2個付く。
6月の初め、名前が解らないので名札が付いているかと下に下りて見ました。
名札は付いていませんでしたが、面白い実が生っていました。 実は剛毛に覆われています、この剛毛を
五月人形に飾られる鐘馗様の顎髭に見立てて「鐘馗空木」の名前が付けられたそうです。
名前を付ける人は本当によく見ていますね、いつも感心します
鐘馗空木も7月16日に投稿した卯の花(空木)も同じ空木の名が付いていますが、
ショウキウツギは「スイカズラ科」、ウツギは「ユキノシタ科」でまったく別の種です。
ショウキウツギの原産地は中国、ウツギは日本の山野に普通に生えています
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