桜の花を見に庭を回っていると可愛い貝母(バイモ)の花がたくさん咲いていました。
貝母は観賞用としてよく植えられている。茶花としても好まれる。
この庭の花も茶花用に茶道の先生が植えたものが増えたということです。
名前の由来は球根(鱗茎)を乾燥させたものが二枚貝に似ていることから。
漢名を音読みして貝母(バイモ)に。漢方薬としても使われるが有毒である。
日本にも同じ貝母属の花が自生している。神秘的な印象の「クロユリ」も同じ属の植物。
下向きに咲く鐘形の花と網目模様が編み笠に似ているので、別名に編笠百合(あみがさゆり)言う
可愛い名前がついている。花の大きさは長楕円形で2.5~3㎝、淡黄色で薄い網目模様がある。
貝母(バイモ) 英名:フリティラリー
ユリ科 フリチラリア属 多年草 花期:3~5月 中国原産の薬用植物