三ッ池公園の八重桜です。八重桜の写真を撮りたかったのですが場所が分からなくて、絵を描いていた人に尋ねると
花の広場に咲いているとその場所まで案内してくれました。写真を撮っている人には桜の花の説明を聞けました。
何人かの人が写真を撮っていましたが、それぞれに花の状態とか、これは珍しい桜だとか、あちらにはこんなのがあるとか、
桜の名前の由来など、いろいろと親切に教えてもらいました。近くの人達なのかよく知っているようです。
御衣黄(ぎょいこう)
1番見たかった八重桜です。珍しい緑色の桜です。咲き始めはもっと緑色をしているが満開になると中心が赤くなり
花弁に赤い筋が入る。大きな木が何本もありたくさんの花が見事に満開に咲いていました。葉と同じ色なので遠くからだと
咲いているのがわからないですね。よく植えられているそうですが、緑色で目立たないから分からないのではということでした。
名前の由来は花の色から高貴な貴族の衣装をイメージして、花の形も昔の貴族の衣装のイメージかな。
(鬱金・うこん)
これも見たかった淡黄色の八重桜・ウコンです。開花したときは黄緑色で満開になると中心が赤くなり、
もっと進むと花がピンク色になります。7,8本植えられていてどの木も満開に咲いています。写真の木は見頃ですが、
ピンク色になり始めている木もありました。少し遅かったかなと言うことでしたがピンク色と淡黄色が混じって、それも綺麗でした。
(天の川・あまのがわ)
天の川は枝を上に向けて伸ばし、花も上を向いて咲くので庭に植えても場所を取らないということですが、
写真を見るとほんとうに上を向いて咲いています。色が白くてふわふわした雲の様な感じです。
(楊貴妃・ようきひ)
濃紅色の蕾と八重の花弁が白から縁に掛けて濃紅色のグラレーションの優雅で華やかな花、塊になって咲くのでボリュームが
あってふくよかで艶やか、気品もあり美しい桜です。おもわず「わ~美しい」と言葉が出ました。
この名が付いたのがよくわかります。桜はどれも綺麗ですがこの桜には美しいと言う言葉の方が合います。
(梅護寺数珠掛桜・ばいごじじゅずかけざくら)
花は小さめですが花弁がたくさんの菊咲きです。花弁が多いので丸くてポンポンの様です。たくさんの可愛い鈴をぶら下げたように
咲いていました。この桜は楊貴妃のように華やかではありませんが清楚で妖精のようなほんとうに可愛い桜です。
まだ写真があるので次に投稿します。
ここは丁寧に名札を付けてあるのでよかったですね。
新緑と八重桜に池があって自然が豊かな素敵な所です。
大きな池が3つもありますがこの池は湧水だそうです。