移住した当初にも記事にしましたが、今住んでいる所にはこんな上向きの蛇口がついています。
水道管凍結を防止する「水落とし」用のもので、元の水抜き栓を開く前には必ず閉じないとダメなのですが。
先日、この蛇口を閉めるのを忘れて水抜き栓を開いてしまい、2つの蛇口から水がブッシャー!と噴出。
たまたま下にいた亭主ドノが水浴び状態になってしまっていました… なんて申し訳ない
今まで何度もやってきたけど閉め忘れはなかったのに… と、かなり落ち込んでしまいました。
その日以降、水抜き栓を開く前に「蛇口閉めた!オッケー!」と指さし確認をしています…。
引っ越してきた時に、この上向きの蛇口と同様に衝撃を受けたものが、トイレ内の天井付近にあります
朝、便座に腰かけて落ち着いている時に、突然「ビュビュビュビュ~」という結構大きな音を立てられるので、
最初は「ウォシュレットの故障か!?でもなんで上から音が!?」と思ったのですが。
これは外に設置されているタンクから、灯油を汲み上げる装置なのです
朝にストーブをつけている(※北海道の人は「暖房を焚く」という)と、灯油の残量が少なくなり。
外のタンクから灯油をリフトアップしてくる際に、この「ビュビュビュビュ~」という音が発せられるのです。
玄関口にはこんな配管とメーターがあり、これが外のタンクとトイレ内のオイルリフターを結んでいます
で、トイレ内のオイルリフターから巡り巡って 床に開いた配管からストーブに給油される仕組みです。
壁に付いているのは排気管。
この外に出ている排気口が大雪で塞がれたりすると、一酸化炭素中毒事故になるので危険です
で、無事にこのストーブが点いてくれるというわけなのです ちなみにこれも引っ越した当初から設置されているもの。
今シーズンは灯油が安くなっているおかげで、暖房費をケチらずに使えるので助かっています
泊村の原発が動かず、電気代が値上げされるばかりの北海道ではもう電気式の暖房には頼れません…
電力自由化が始まるとはいえ、まだまだしばらくは様子見になりそうだしね
最近の住宅では、結露防止のためのパネルヒーターが各居室の窓際についていたりするのは一般的で、
他にもエコキュートなどの貯湯タンクがドドーン!と、のさばっている事も多いです。
道外の住宅と比べると、なんていろんなモノがあるんだろうか。と思う北海道の室内事情でした