北海道暮らし、はじめました。(旧:東京Diary)

サラブレッドと美味しいモノが集まる北海道が大好きなあまりに、
移住してしまった大阪人の送る北海道生活です。

大腸内視鏡検査を受けた

2017-09-21 | 日記



検査を申し込んだ日からおよそ3週間。今日ついに大腸内視鏡検査を受けてきました。

結論から言うと「異常なし」!\(^o^)/

いやー、2日ほど前に実家の父と電話で話していたら、父も10数年前に大腸ポリープを2個摘出手術していたと。

...知らんかったし。じゃあ私にポリープなりガンなりが見つかったとしても、遺伝だと思えば諦めもつくか(-_-)

なんて思いながらも、亭主ドノより先に死ぬわけにはいかんし、息子たち(ワンコ)を置いていくわけにもいかんし。

何より自分の父親より先に死んだりしたら、空前絶後の親不孝者やなー、とか悶々と考える日々にもピリオド!

というわけで、私の大腸内視鏡検査体験記を...。色々キタナイ表現が出てくるのでお許しを<(_ _)>

検査の前日は、朝は食パン1枚、昼と夜は温泉玉子とスライス大根を浮かべたうどんだけ、という少食っぷり(^^;)



食事の量を減らしておく方が、下剤を飲んで便を出す時にラク、というような話を見ていたので。

でもこれは確かに正解。後々かなりラクだったので、前日だけでも食事の量を減らす事はオススメやね(*^^)v

そして夜9時。いよいよ第一の下剤タイム、「ピコスルファートナトリウム」を飲む時が来ました。



コップ1〜2杯の水に薄めて、とあったけど、私は1杯で一気飲み。ほぼ無味無臭で下剤とは思えないほどでした。

どうせ夜中に下痢で起きて寝られへんようになるんやろー、と思ったので10時過ぎにさっさと就寝。

2時間後の0時。最初の腹痛が...。ドバーっと出したけど、食事も減らしていたおかげか、意外に少なめ。

再び2時間後の2時。お腹はキュルキュル痛いけど、量はさらに減少。

その後は起床時刻の5時半までしっかり眠れて。亭主ドノとワンコたちとの毎朝のお散歩にも無事行けました。

7時にトイレに行った時は固形物がわずかに出たのみ。体が落ち着いているうちに、お風呂に入って身を清める。

9時になり第二の下剤タイム。寝る前に作って冷蔵庫で冷やしておいた「マグコロールP」の登場です。



100gの粉末を2Lのペットボトルに溶かして、と説明を受けていたけど、どう考えても全量は入らないので。

200MLの水を取り出し、そこには粉末を10g溶かして。残りの水に粉末90gを溶かせばシェイクもばっちり。

さてお味は...薄味のスポーツドリンク。これなら全然平気で、ゴクゴク飲めました(*^^)v

お風呂上がりで体が温まっているので、冷たく冷やした下剤ドリンクがむしろ美味しいと感じるほど(^^;)

1時間経過した10時には、残り500MLまでに飲み干していました。



よっしゃ!ラストスパート〜♪と、500MLの冷え冷えな下剤ドリンクを一気に飲み切ったのですが。

さ、さむっ...寒気が止まらない(>_<) トイレで座っている時に脚がガクガク震えて若干の貧血症状に...。

ちょっと調子に乗ってしまいました。慌てて上着や靴下で防寒して、ホカホカの白湯で体を温めて落着。

2Lの下剤を2時間以内に飲むなんて無理!という記述を色んな体験談で見てきたので、かなり不安でしたが。

下剤ドリンクはしっかり冷やし、体はお風呂などでしっかり温めておけば、結構ゴクゴクいける事がわかりました(^^)

その後はひたすらトイレに通うばかりです。出るモノが茶色→橙色→黄色とだんだん薄くなってきて。

お尻から勢い良くオシッコを出しているような、逆ウォシュレットとでもいうような、尻シャワー状態が延々。

まぁ似たような感覚は過去何度も腸炎で体験しているので、お腹の痛みや吐き気がないだけ今回の方がマシかな...。

病院に行く前にはもうほとんど色のない水しか出てこなかったので、もういいだろうと腹をくくっていざ出陣。

便の色と回数を看護師さんに報告しないといけないと知らされていたので、記録も忘れずに。



車を運転してる30分の間にトイレに行きたくなったらどうしよう...と心配だったけど、無事に病院に到着。

受付を済ませ、血圧測定をしてもらった後、わりとすぐに処置室に呼ばれました。

カーテンで仕切られた小さなエリアで素っ裸になり、上はよくある検査着、下は噂に聞いていた穴あきパンツに着替え。

ちなみに穴あきパンツはこんな感じ。不織布?っぽい素材、使い捨てであろう膝上丈のショートパンツでした。



そしていよいよ検査台へ。横になったら、腸の運動を抑える薬とかで、右の二の腕に静脈注射を打たれました。

献血で注射針を刺されるのは慣れっこの私ですが、この注射は「オゥぅっ」と声が出るほど痛かったです...(T_T)

やがて、先生の方に背中を向けたら検査開始。肛門に冷たいゼリーのようなモノを塗られ、内視鏡が入りますよーと。

ヌルンっ。あっっっ(°口°๑) ←声にならない声。

子供の頃に浣腸をされた時のような。想像してたよりも滑らかな感じで入ってきて、意外に痛くないもんでした。

左下になった体勢から、仰向けになってしばらくすると、あイタっ。S状結腸に入ると痛むらしい。

仰向けから、右下になる体勢に転がると、モニターに私の腸内がはっきりと映し出されているのが見えました。

せっかくなので、とガン見。キレイに洗浄したはずなのに、ところどころで見つかる便のカス。きたないー(T_T)

内視鏡に吸引機が付いていて、目の前にある透明な管には、ズルズル吸い上げられ続ける私の残便が...恥ずかしい(>_<)

で、最奥まで来たのでポリープや異常を探しながら元に戻っていきます、とか言われ。腸内を逆戻り。

キャプチャされるたびに「何か異常がっ!?」とビクビクしながら、ひたすらモニターに釘付けでした。

しかし自分のお尻で何が起こってるのかわからんけど、途中からモワぁ〜っと生温かい感触に襲われ続けて。

ああああ〜、何これ〜(T△T) 延々とパンツ内にオモラシをし続けているような、ものすごく気持ち悪い感触(>_<)

恥ずかしさやら情けなさやらと同時に、この先生は何故この職業を選べたのか...とか変な事を考えていました。

そんなこんなで、長〜い時間に感じたけど、20分ほどで検査が終了し、起き上がってすぐに診察コーナーへ。

「はい、お疲れ様でしたね〜」と労ってくれる先生のPC画面に、私の腸内画像が数枚映し出されていて。

「全部くまなく見たけど、ポリープや腫瘍の類はありません。異常なしです。」と言ってもらえてホーっとひと安心。

安心しながら着替えに行くと、穴あきパンツの穴周辺がなんか汚い...本当にモラしてたんやろか〜(T△T)

着替えを終えてロビーで待っている間、腸内のガスでお腹が張って張って、ものすごい痛みに襲われていました(>_<)

その後、診察室で再度、画像確認と異常なしのお墨付きをいただき、予約時にした血液検査の結果をもらって終了。

γ-GTPの数値がわずかに基準を超えていた以外は優秀。ヘモグロビン値も常に12.7ぐらいあれば献血できるのにな〜。



しかしなぜか私は、昔からずっと中性脂肪の値が基準値を下回るのよな。脂肪は少なくない体型やのに、なんで??

会計(5千円ちょいです)を済ませてからも、お腹の張りが痛くて痛くて、ロビーで10分ほど動けませんでした。

なんとか立ち上がり、車に乗ったけど、運転するまでの回復ができず、しばし運転席で悶える時間。

オナラさえ出てくれれば...と懇願してもなかなか出る気配がなく、諦めて運転を始めました。

下がダメなら上から、と一生懸命ゲップを出して必死にガス抜きをしながら、お腹の張る痛みに苦しみつつ帰宅。

「おかえり!おかえり!」とはしゃぐワンコたちに構う事もままならず、しばらくソファで突っ伏していました...。

結局、最初のオナラが出るまでには検査終了から1時間以上かかり、体がラクになるまでに2時間要しました。

今回の一連の流れで、私の中での苦痛度をランキングにすると。

1位→終了後のお腹の張り
2位→静脈注射を打たれた時の痛み
3位→検査中のお尻のモワッと感

こんな感じでしょうか。2Lの下剤を飲む事、下痢をする事、内視鏡が入る事ですら、もはやランク外です(^^;)

検査中に痛みを感じる事いが少なかったのは、良い機器が使われていたり、先生の技術が優れていたおかげかと。

お腹の張りがここまで苦痛だとは思いもしませんでした。こんなに苦しんで異常なしって、なんか微妙な気分。

腸にガスを入れる状況だけはこの先二度とゴメンです(>_<) そんな感じで、長い24時間(ぐらい)でした。

便が全部なくなったから、さぞかし減量してるやろ〜と体重計に乗ったけど、朝から500gしか減ってないし。

でもまぁ、腸がキレイだと美容や健康に良いらしいし。しばらくはヨーグルトを食べ続けて腸内環境を整えよう(*^^)v

病気ってコワイな。健康って素晴らしいな。と改めて痛感した3週間でした。そして検診は必ず受けましょう!


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