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頼れるみんなの兄貴として、ヒロインと幼なじみたちとの恋愛模様を応援しつつ、自分の気持ちには蓋をして、ちょっと落ち込んでみたり…。
そんなちょっと情けないけどラブリーな譲二さんを王道のいっちゃんルートでウオッチングしてみようと思う。
自分のルートのヒロインにも自分から告白できない譲二さん。
そんな譲二さんが他人のルートのヒロインに気持ちを打ち明けられるわけも無く…。
☆☆☆☆☆
譲二さんの愚痴(一護本編 6話)~幕間
祭りの翌日のクロフネ。
俺は洗った食器を拭きながら、りっちゃんの愚痴を聞かされている。
りっちゃんは学校から帰って来るとカウンターに座り込み「聞いてよ、マスター」と叫んだ。
理人「ほら、マスターがおごってくれたりんご飴をいっちゃんは百花ちゃんの口に押し込んだじゃない?」
譲二「ああ、そんなことしてたね」
竜蔵「一護の野郎、そんなガキみたいなことしてたのか?」
リュウは祭りの御輿の指揮をとるとかで、昨夜はみんなとは別行動だった。
みんなが帰った後で、リュウも御輿の仲間用のジュースを買いに来てくれたけど。
理人「それでハルくんが百花ちゃんを助けて、いっちゃんに注意したんだけど、いっちゃんたら何て言ったと思う?」
譲二「『百花は俺を嫌ったりしない』…とか?」
理人「そうなんだよ! すごいドヤ顔でそれを言うんだよ! 」
向こうのソファーに座って漫画を読んでいた剛史も口を挟む。
剛史「あれはムカつくよな…」
春樹「あの自信は何なんだろうね?」
竜蔵「昔から一護はああだったよな」
理人「それに、マスター、聞いて! あのあと僕たちは射的をしてたんだけど、いつの間にか2人だけでどっかに消えちゃったんだよ! 」
理人「信じられる? 僕らには何も言わずにだよ?」
春樹「後でメールは、くれたけどね…」
譲二「一護はよっぽど百花ちゃんを独り占めしたかったんだね」
竜蔵「一護は子供の頃からすぐ百花を独り占めしようとしていたからな」
春樹「子供の頃、祭りで佐々木がいなくなってみんなで探し出した時も、一護は『俺が面倒みてやる』って言ってたよね?」
剛史「たまたま百花を最初に見つけただけなのに、一護は偉そうにしてたよな」
譲二「一護らしいな」
理人「百花ちゃんも百花ちゃんだよね…。僕のほうがずっと優しくしてあげられるのに」
りっちゃんは大きくため息をついた。
不満そうなりっちゃんをなだめようとカフェオレを出した。
理人「ありがとう。マスター」
みんなにもそれぞれ好みの飲み物を配っていく。
みんな百花ちゃんのことが大好きなんだよな~。
昨日の祭りの売り上げで結構稼げたから、百花ちゃんがクロフネに帰って来るのもそう遠くじゃないよ。
そう心の中で呟きながら、みんなの愚痴を聞いていた。
譲二さんの愚痴(一護本編 6話)~幕間