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ハルくんルート本編をハルくん目線から妄想してみた。
o(〃^▽^〃)o
ハルくんの独り言(本編14話)~その4へ
☆☆☆☆☆
種村春樹
身長:177cm 体重:60kg 血液型:A型 特技:勉強・空手 性格:明るいしっかりもの。 優しくて明るい爽やか少年。小さなころからしっかりもので泣いているとお花をくれた思い出がある。
4月25日生まれ
☆☆☆☆☆
ハルくんの独り言(本編14話)~その5
土手で佐々木と2人、川面を眺めながら、座っている。
俺はこの沈黙が気まずくて、このストラップを外してしまおうかと呟いた。
百花「ダメだよ、外さない方がいいよ」
佐々木は強くそう言うけど…。
このストラップは大事なものだったのかもしれない。だけどそう思うと余計悲しくなる。
だから、やっぱり外してしまおう。
佐々木にもそう告げた。
春樹「いつか思い出せたら…その時に、またつけるよ」
その時、佐々木の携帯にも俺と同じ四つ葉のクローバーのストラップが付いているのに気づいた。
春樹「あれ? 佐々木の携帯についてるの…俺のとお揃い?」
百花「あ…これはね、クラスで課外授業に行った時に、みんなで作ったの。だから、同じものがいくつもあるんだよ」
そっか…だから佐々木の携帯にも同じストラップが付いていたのか…。
話題を変えようと、俺は佐々木にクローバーが好きなのか聞いてみた。
百花「うん。幸福を呼ぶって言われてるし」
春樹「ははっ、そうだよな。ありきたりだけど、持ってるだけでラッキーになれそうじゃない?」
そう言って佐々木に笑いかけると、佐々木は驚いたように何かを言いかけた。
春樹 「どうかした?」
百花「ううん…何でもない」
「なんでもない」と言いながら、佐々木はとても辛そうだ。
ここ数ヶ月間の記憶が無い分、俺は不用意に佐々木を傷つけるような言葉を言ってしまっているんだろう。
春樹「…なんか俺、みんなに悪いことしてる…みんな悲しい顔するから…。佐々木にも、悲しい顔させてる。ごめんな」
百花「そんなことないよ! みんな、ハルくんのことが大好きなんだから」
春樹「…ありがと」
佐々木は優しいからそう言ってくれるけど…。
やっぱり今のままじゃ駄目だ。
何とかして今までの記憶を取り戻そう。
俺のためじゃなく、みんなのため……いや、佐々木のために。
ハルくんの独り言(本編14話)おわり