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ハルくんルート本編をハルくん目線から妄想してみた。
o(〃^▽^〃)o
ハルくんの独り言(本編13話)~その7へ
☆☆☆☆☆
種村春樹
身長:177cm 体重:60kg 血液型:A型 特技:勉強・空手 性格:明るいしっかりもの。 優しくて明るい爽やか少年。小さなころからしっかりもので泣いているとお花をくれた思い出がある。
4月25日生まれ
☆☆☆☆☆
ハルくんの独り言(本編14話)~その1
俺はどうやら空手の試合中に気絶してしまったらしい。
目を覚ました後、病室に入って来た一護たちがホッとしたように声をかけてくれた。
その中に知らない女の子が一人いた。
春樹「キミ…誰?」
俺がそう口にすると一護がむちゃくちゃ怒りだした。
俺は…わけがわからない。
ますます激昂する一護を医者らしき人が制止した。
医者「種村くんは…ここ最近の記憶だけが抜け落ちてるみたいなんだ」
剛史「記憶喪失…ってやつなのか…?」
???「そんな…」
青ざめた彼女の顔を見ていると、なんだか見覚えがある。
えっと…どこであった子だっけ…?
その疑問を口にするとリュウ兄に怒鳴られた。
目が覚めてからみんなに怒鳴られてばかりだ。
竜蔵「なに言ってんだよ、春樹!こいつは百花だよ!佐々木百花」
佐々木百花と呼ばれた子もおずおずと説明する。
百花「あの…ほら、10年前まで商店街に住んでた」
春樹「え?…もしかして、あの佐々木!? えっ、うそ! この町に戻ってきたのか?」
佐々木っていう女の子は、俺が小学校の一年生くらいまで近所に住んでいた子だ。
りっちゃんが「百花ちゃんは4月に戻ってきたんだよ?」と言う。
え? 4月?
今って3月じゃないの?
4月……?
必死で思い出そうとするがなんだか頭の中に靄がかかったみたいで…無理に思い出そうとすると頭が痛くなる…。
医者「最近、何か大きなトラブルなどはありましたか?」
医者はみんなにそう問いかけた。
医者「もちろん、今回は外的障害が原因とも考えられるが、強いストレスやトラウマなど心因性も記憶喪失の原因になるんだよ」
医者「だから、無理に思い出させようとすると、精神的負担になって、かえって思い出せなくなるんだ」
理人「最近あったこと、何も覚えてないの?」
頭の中を探り、色々と思い返してみる。
春樹「えっと…3月までの記憶はあるんだけど…」
俺たちの会話を聞きながら、医者は「一時的なものなのかもしれないから、暫く様子を見る必要がある」と話した。
佐々木が「ちょっと…」と言いながらドアから出ていった。
名前を呼びながら一護がそれを追いかけていく。
そっか…一護と佐々木は、もしかしたら恋人同士なのかもしれない。
そう思った時、なぜか少しだけ胸の奥が痛んだ。