なんと素晴らしい舞台だったのだろう!!
生きて蠢く舞台だ。
PCトラブルのため、遅くなりました。
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殺人を犯してもよい優れた人間と思い込み、実行してしまった
ラスコリニフ役の春馬氏を中心に他の登場人物含め、
家具や大道具や空気までも。
大道具のすえた匂いが客席まで広く漂ってきて、
それは物語が進めば進むほど。
春馬氏はすでにアイドルから脱却ほやほやの新人俳優ではなく、
堂々とベテラン役者さんたちと渡り合う、
中堅役者の貫禄を見せてくれた。
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番狂わせの殺人まで犯してしまった
ラスコリニコフの苦しみは、殺人が世間にばれないか、
自分の考えは正しかったのか。お金がなければ働けばよかったのか、
罪悪感に苛まれ……
苦しみ方は、蛇のように、と要求されたらしいが、
もっと上回る毒を飲まされた蛇のようにのたうち回り、
ドストエフスキー自身のように失神を繰り返し、
見ていられないほどだ。苦しい。
完璧なまでの演技力と膨大なセリフ量。声量。
セリフと共に、いつもおどおどした手の動き、目つきはもちろん。
それでも、文学青年の高貴さがどこかで光る。
聡明だからこその悩みなのだ。しかし、ただの人間だと悟る辛さ。
殺人は間違いだったのだと。
ラスコリニコフを、ようやく自首に導くポルフィーリ。
ポルフィーリ役の勝村政信さん始め、
この舞台を盛り上げたカンパニーの皆さんの一体感は、
羨ましいほど感じられた。
帝政ロシアのほころびの苦しみをしょって底辺を
生きる貧しい人々、ブルジョア階級もまた
苦しんでいる。
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シベリアへ行く決心をしたラスコリニコフに、
ソーニャはどこまでもついていく。
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彼女の十字架を受け取り、
一条の光を浴びたラスコリニコフは崇高でさえあった。
まるで映画のような舞台でした。春馬氏の全身全霊の演技を
受け止めさせていただきました。
まだまだ言葉が足りませんが、簡潔にまとめさせていただきました。
初めての感動をありがとうございました。心から。
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2月14日 ハッピーヴァレンタイン 「アヴェ・マリア」を歌ってくれた
春馬氏。想像のつかないサプライズ美声でした。
三浦春馬様と、罪と罰カンパニー様とスタッフご一同様。
生きて蠢く舞台だ。
PCトラブルのため、遅くなりました。
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殺人を犯してもよい優れた人間と思い込み、実行してしまった
ラスコリニフ役の春馬氏を中心に他の登場人物含め、
家具や大道具や空気までも。
大道具のすえた匂いが客席まで広く漂ってきて、
それは物語が進めば進むほど。
春馬氏はすでにアイドルから脱却ほやほやの新人俳優ではなく、
堂々とベテラン役者さんたちと渡り合う、
中堅役者の貫禄を見せてくれた。
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番狂わせの殺人まで犯してしまった
ラスコリニコフの苦しみは、殺人が世間にばれないか、
自分の考えは正しかったのか。お金がなければ働けばよかったのか、
罪悪感に苛まれ……
苦しみ方は、蛇のように、と要求されたらしいが、
もっと上回る毒を飲まされた蛇のようにのたうち回り、
ドストエフスキー自身のように失神を繰り返し、
見ていられないほどだ。苦しい。
完璧なまでの演技力と膨大なセリフ量。声量。
セリフと共に、いつもおどおどした手の動き、目つきはもちろん。
それでも、文学青年の高貴さがどこかで光る。
聡明だからこその悩みなのだ。しかし、ただの人間だと悟る辛さ。
殺人は間違いだったのだと。
ラスコリニコフを、ようやく自首に導くポルフィーリ。
ポルフィーリ役の勝村政信さん始め、
この舞台を盛り上げたカンパニーの皆さんの一体感は、
羨ましいほど感じられた。
帝政ロシアのほころびの苦しみをしょって底辺を
生きる貧しい人々、ブルジョア階級もまた
苦しんでいる。
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シベリアへ行く決心をしたラスコリニコフに、
ソーニャはどこまでもついていく。
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彼女の十字架を受け取り、
一条の光を浴びたラスコリニコフは崇高でさえあった。
まるで映画のような舞台でした。春馬氏の全身全霊の演技を
受け止めさせていただきました。
まだまだ言葉が足りませんが、簡潔にまとめさせていただきました。
初めての感動をありがとうございました。心から。
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2月14日 ハッピーヴァレンタイン 「アヴェ・マリア」を歌ってくれた
春馬氏。想像のつかないサプライズ美声でした。
三浦春馬様と、罪と罰カンパニー様とスタッフご一同様。