新・浪漫@kaido kanata

三浦春馬氏出演番組のレポ、感想。三浦春馬氏イメージの小説、SS、ポエムなど。
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三浦春馬氏 出演「こんな夜更けにバナナかよ」感想ネタばれ無し(加筆)

2019-01-03 11:07:57 | こんな夜更けにバナナかよ
例によって 三浦春馬氏に偏った感想です。

一部の評論家さんから
かつてセックスシンボルとまで 言われた 三浦春馬氏が
ここまで 普通の役柄を演じるとは。




普通というと、どこにでもいそうな外見の大学生。

しかし、これが「素の自分に一番近い」とご自身がいうのなら
普段の目立つ役柄は どんなに苦労して演じているのだろう。

「素の自分」を演じることは これもまた
どんなに難しいことだろう。

カッコよくもなく
色っぽくもなく
ヒーローでもなく
センスも平凡で

物事がうまくいかなくなると自分の理想をなげやりにして 
どうも はっきりしない青年。



こういうはっきりしない頼りない青年が
アクの強い役より ずっと演じにくかったに違いない。

しかし、主人公の鹿野にとっても、美咲にとっても
いなくてはならない存在。



春馬氏は 見事に田中久を演じてくれた。



(クランクアップ)

★かつて、「東京公園」の光司を等身大、と表現した春馬氏。
 こちらの田中久の方が 春馬氏の言う誠実で、
 障害にぶつかると逃げてしまいそうになる 等身大なのかもしれない。
 
 そこを、踏ん張ってやり遂げるのも真の三浦春馬氏。



★★もうひとつ称賛したいのが、高畑充希氏の演技。
 幼少期から 女優の申し子のような方なので
 安心していたが、「過保護のカホコ」で見せてくれた
 笑みを誘うバタバタ走り方を本作でも見ることができ、

 そして ひとつの大きな山場、選択を鹿野から迫られて
 答える時のセリフの言い方が とても「うまいな~~」と
 思わせられました。




(完成披露試写会にて)

★尊敬する佐藤浩市氏と夢の親子役、実現して良かったですね。
 
 今度は もっと共演シーンが多い設定の作品を待っています。


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