こけしのここでちょっと一息

いつも時間に追われている毎日。ほんの少し立ち止まって周りを見たら、いろんなものを感じることが出来た私のひとり言です。

”プッチーニの愛した女たち”

2008-07-08 08:08:43 | Weblog
昨日オペラのプッチーニの作品からアリアを歌われるコンサート

”プッチーニの愛した女たち”

を聴いてまいりました。

歌われるのは、『MASAMI』さん
そして、プッチーニ役で、オペラを説明する
狂言回しのような役に、

元星組のトップスター 『日向 薫』さん

最初、客席に日向さんことネッシーさんが突然登場されたときは
あまりに人間離れしたスタイルの良さ?にビックリ

相変わらず、細くて、中性的な雰囲気が独自の世界で
ご一緒に観せていただいたちえさん(彩辰美さん)しおりさんと

『宇宙人みたい・・・

とこそっとつぶやいておりました。

プッチーニ役のネッシーさん。

すごいたくさんの説明を難しい単語を入れながら
流暢なお話で、聞かせてくださいました。

どうやって覚えられるのかしら?

そして、いつ観ても変わらない美しさ。

今は、女優としてご活躍されているので、
男役さんではないので、なんだか不思議な感じですが
普段は変わらないネッシーさん、
とても優しい上級生でいらっしゃいます。

さて、歌は、音楽学校時代によく練習していた
オペラのアリアが多く、とても懐かしかったです。

ラ・ボエーム、トゥーランドット、ジャンニスキッキ・・・

その頃は、出された課題を譜読みして、声が出ない高さなら
なんとか出せるようにと必死なだけで、それがどの場面で
どんな歌詞の意味があり(イタリア語がわからなかったので)
どういう感情で歌うかなんて、考える余裕もなく
次々出される宿題をこなすのに精一杯でしたが、
昨日、初めて、こんな場面で歌われたのか、と
今更わかって納得した曲もありました。

MASAMIさんは、それぞれのオペラのメインアリアばかりを
立て続けに歌われていたので、すごいのどをお持ちなのだな・・・

とまずその体力に感心。

衣裳もそれぞれの歌に合わせて、すべて表現するために
ふさわしい雰囲気を造っていらっしゃいました。

ただ、ホールの響きが良くなかったように聴こえて、
歌手の方は大変だろうなと思いました。
その上、客席が寒くて、長袖を着ていたにも関わらず
すごい冷風が天井からビュービュー吹きつけ、
これだけは、大変辛かったです。

なぜ、電車もホールや建物は、室温に気をつけないでしょうか?
地球温暖化を推進しているとは思えない冷暖房
もう少し、一人ずつ自分の家ではなくても、
気をつければいいのにと感じました。

横道にそれてしまいましたが、こういう機会に接すると
オペラを聴いたり、楽譜を見直す機会にもなり
いいですね。

全幕の作品も観たくなりました
コメント (2)
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