「劇団ここから」通信

兵庫県加古川市「劇団ここから」の活動ブログです。

台本を読んで思ったこと 2 (サイトウツカサ)

2012年01月11日 | 稽古場日記
劇団ここから通信に僕の顔が出ていたのでびっくり!!(笑)
紹介していただきまして、ありがとうございます!!


やっぱり、

稽古は楽しく。

時には厳しく。

時には厳しく。

でいかないと面白くないですよね。

真剣に向き合うなかで、何かを発見したい。そう考えて取り組んでます。
これからも楽しく頑張ります!!

さて、本日、台本を読んでいるとふと気になった点がありました。

演劇全体のことです。テレビでのドラマや映画でも思うことなのですが、

「セリフが結構、雰囲気だけになってる」・・・・

どういうことかというと、
一人の人が怒っているとします。一方の相手に不満をぶちまけています。
その時のセリフが怒っているだけの調子になっているということ・・・

もちろんそんなこともありうることですけど、
怒っていても、その中で微妙な心の変化もあるんじゃないかと思うのですね。
同じ怒るにしても、相手が違うと当然起こり方も違ってくるし、微妙な相手との駆け引きなんかも出てくるはず。

もちろん、何度も言うようですが、ただ怒っているだけで、怒りの気持ちだけをぶつける時もあります。
ただ、気持ちが動いているという点では、怒りの気持ちだけをぶつけるのはなんだか勿体ないなって思うんです。

印象が違うんです。怒っているだけだと怒っているだけの印象しかなく、バックグラウンドが見えにくい。
一方、いっぱい気持ちが動いていて総合的に怒っているように見える演技は、
その人の人柄までも見えるものだから深い印象を持ちやすくなる。

役者として演技プランを立てるなら、やはりいっぱい印象を持ってもらいたいから、いっぱい気持ちが動いていた方が良いですよね。

「セリフの一つ一つをよく吟味する」というのは雰囲気だけで捉えてはいけないということではないでしょうか?

雰囲気だけの演技はあってはいけない。
もしそういう風潮があれば、とても危機的なことだと思います。

だから、僕自身も気をつけたいなって思います。

役者の時も演出の時も

台本見るときの心がけ。





演出は・・・(よっこ)

2012年01月11日 | 次回公演
稽古中の写真担当のよっこです
(って、勝手に担当名乗ってます


3日連続の稽古の様子、
つかっちさんがして下さってますが、
つかっちさんの演出は、場の「空気」を感じ、作り出すことをとても大切にされているので、
その場の空気を壊さないで撮影するよう心がけてます。

稽古場の空気、皆さんにお届けできてるでしょうか?


さてさて、
今回は、
その演出さんをご紹介



つかっちさんです


今までにも、「劇団ここから」には役者として何度か客演していただいてますが、
今回は演出で

つかっちさんはとっても物腰が柔らかくて笑顔が素敵な方ですが、
その笑顔の奧では、芝居に対するめっちゃ熱い思いがメラメラと炎をあげています
良い物を創るためには一切妥協を許さない
(もちろん、どの演出さんもそうなんですが・・・)
そんなつかっち演出の稽古は、心地よい緊張感に満ちています。

どんな舞台になるのか、今からワクワクしてます