ひと区切り

「補修工事中の家」






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大震災から1年が過ぎ、たまたま親戚の屋根を補修していた業者と話がまとまり、
修復工事をすることになりました。
瓦屋さん曰く
「私が手掛けた瓦屋根は、今回の震災で1件も瓦が落ちませんでしたよ。」
職人さんの言葉ですから、信じることにしました。
瓦の崩落による損壊がひどいので、ルーフィングからやり直しだそうです。瓦も
新しくする必要があるそうです。
4月初めに工事が始まりました。
雨の日を除き、毎日職人さんが入りました。
正味2週間とちょっとかかったでしょうか。
ゴールデンウイーク前に終了しました。

「修復が終了した屋根」






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その後、玄関回りのタイル壁の修復、漆喰外壁、床の間の補修もしました。
それも大体6月中旬に終わりました。
一時は、ブルーシートの屋根を見ると何故かホットし、無傷の屋根を見ると
恨めしく思ったりもしました。
(大きな被害に遭われた方を思うと、何とも身勝手な考えでした。)
後でいろいろ聞いてみると、見た目は無傷の様に見えても、中がひどく壊れてい
たり、基礎がやられていたりしているケースもあったみたいです。
あれだけの震災に遭いながら家族全員が無事で、建物も完全に元通りとは行きま
せんが何とか修復できましたので、「良し」と考えることにしました。
でも、補修にはお金がかかりました。
全部で、○百万円。
一部は保険金でカバーできましたが、大きな出費となりました。
仕方ありませんね。
壁を修理した大工さんが言っていました。
「旦那さん、家は歪んでいませんよ。大丈夫ですよ。」
ちょこっと、うれしかったです。
古い家ですから、基礎も当時の基礎のはずです。
良くあの大震災に持ちこたえてくれました。
もう少しこの家を守って行こうと思っています。
今は、ただひたすら大きな余震が来ないことを祈るばかりです。
(大きな地震の場合、3年後ぐらいに大きな余震の来るケースもあるみたいです。
その時はその時で、しょうがないですね。)
久しぶりで、穏やかな日曜日の午後を過ごしています。
もう2度と屋根には登りたくありません。
この穏やかな時間がずーっと続くことを願っています。
とりあえず、私の東日本大震災の「ひと区切り」ですかね。
次回に、つづく。






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