田植え機に乗った元サラリーマン

車中泊旅や探石などを楽しみながら生活の中で感じたこと思ったことなどを気まぐれに書き込んでいます

北海道車中泊の旅-22(2019年秋)

2019-11-26 | 
国縫川と珍古部川
17日目-10月10日(水) 晴れ時々曇り
6時起床、車の屋根をゴトゴト打つような音で目が覚める。強い雨でも降っているのかと思ったら大型トラックのアイドリング音だった。通路を挟んで反対側がトラックの駐車場で7~8台のトラックが一斉にアイドリングをしていてまぁすごい音が響いていた。もう少し寝ていたかったがこの音を聞いてはもう寝てられないので起きることにした。朝食後いつも利用している青函フェリーに帰りの船の予約の電話を入れた、14日8時10分青森行き。予約を入れなくても大丈夫だとは思ったが、来るときみたいに予約が一杯ってことになると予定がずれて面倒くさいので入れておくことにした。

道の駅「なないろななえ」
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8時15分出発、国道5号線を再び北へ、今日は昨日見た「国縫川」を探索します。右手に駒ケ岳が、内浦湾から見た駒ケ岳はキレイな双耳峰でしたが、大沼公園を過ぎたあたりから見る駒ケ岳は凛々しい単独峰に見えます。見る角度によって大きく形を変える不思議な山ですね。

「駒ヶ岳」

さて先ずは国縫(クンヌイ)川の河口にやってきました。見た目簡単に川原に降りられそうに見えますが、これが見た目以上に段差があって下りるところがないんですよ。まぁ無理しないでおきましょう。

「国縫川」-1

国道230号線を上り中流域に、そんなに大きな川ではないんで水さえ引けば草木をかき分けて何とか川原に近づけます。

「国縫川」-2

ここはメノウがゴロゴロしています。

「国縫川」-3
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桂花木らしきものも見られます。

「国縫川」-4

ただ国道がそばを走っているものの人家はほとんどありませんので、こんなのもたくさんあります。蹄の後が確認できますのでたぶん鹿さんですね。

 「国縫川」-5

時々車がとおりますので大丈夫だと思いますが念のためカセットをオンにしてザックの上蓋にいれます。おニューのベアスプレーもホルスターに収め注意して探索です。

「国縫川」-6

人家がないということで水の透明度が半端ないです。川底の石もはっきり確認できます。

 「国縫川」-7

ちょこっと歩き回ってこんな感じでメノウが見つかります。

「国縫川」-8
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これは水晶になりそこなったやつかな、でも色がキレイです。

 「国縫川」-9

集めたヤツ全部はとても重くて持ちきれませんので、3~4つ4小さ目の気に入ったヤツを頂きました。

「国縫川」-10

国縫川沿いに国道230号線を進み峠を越え、今金町にやって来ました。花石バスストップ、人がいるのを見た時がありません。

花石バス停

そして閉鎖されている旧今金めのう館、あれぇ工事やっていますね、何か作るんでしょうか?

旧今金めのう館
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珍古部(やチンコベ)川に到着、おやっ去年と流れが変わゃってますね、全然違う川みたいです。先ほどの国縫川が太平洋に注ぐのに対しこの珍古部(やチンコベ)川は大河「後志利別川」に合流し日本海に注ぎます。

珍古部川-1

いつもは橋の近辺を探索するんですが前回少し上流のコンクリート護岸が崩れたところまで探索に行きましたので、ちょっと怖いんですが、そこまで行ってみようと思います。それにしてもここも水がキレイ、キラキラ輝いています。

珍古部川-2

おっと誰かいますねぇ、この川で人にあったのは初めてです。羆でなくてよかった。

珍古部川-3

「こんにちは」「こんにちは」 この近くにお住まいの方で散歩がてらメノウ拾いをしているらしく、いろいろお話を伺いました。

珍古部川-4

この方の基準ではメノウは白というか無色で透明感のあるヤツが一番で盛んにそういったヤツを奨めます。私はどちらかというとオレンジ色のヤツとか模様付きのヤツを探しているので少し困ってしまいました。どうやらその根拠は、話からすると昔「めのう採掘」が盛んな頃にそういったメノウが重宝され高く引き取られたり、地方に出荷されたりしていたことからきているようでした。そして余談ですが白っぽいメノウを焼くとオレンジ色になるそうで勉強になりました。

珍古部川-5

最後にこのメノウを、これはいいメノウだからとしきりに奨められました。私はちょっと大きすぎていまいちと思っていたんですが、おじいさんの奨めを無下に断るのもと思いビニール袋に入れザックに放り込みました。ふうっ何とも重い、おじいさんに「また来年来ま~す」と挨拶をして珍古部川を後にしました。

珍古部川-6

今金の町まで下りセイコマでいつもの100円パスタ+おにぎりを購入、後志利別川の堤防で昼食です。

後志利別川

遠くには先ほどメノウ探索をした山々が、たぶんあそこが分水嶺、メノウの供給源ですね。

分水嶺の山々

さてまた函館まで戻るんですが、来た道を戻らずにどうやらショートカットして八雲方面に出られるようです。

八雲方面

八雲から森、大沼を通り函館に、市内を通過して七重浜まで来ました。

「七重浜の湯」-1

やって来たのは「七重浜の湯」、まぁ俗にいう「健康ランド」とかスーパー銭湯って感じの温泉ですね。
「七重浜の湯」
年中無休 営業時間 5:00〜24:00 大人(中学生以上)520円 [ 泉質 ] ナトリウム - 塩化物泉 [ 源泉温度 ] 39℃
露天風呂、大岩風呂、高濃度炭酸泉、ジャグジー風呂、薬湯、寝湯、水風呂、高温サウナ、ミストサウナ
お食事処、ゲームコーナー、漫画コーナー、無料休憩室、ボディケア、フィットネスジム、ヘアカット


「七重浜の湯」-2

設備も古くあんまり期待していなかったんですが、2階の休憩室にこんなTV付きのソファがありました。TVは小さいですがこれはいいですねぇ、ゆっくりラグビー観戦出来そうでいいとこが見つかりました。(TVの音声はソファーのヘッドレストから聞こえて来て隣に影響しないくらいの音量、上手く出来ています。)

「TV付リクライニングソファ」

そして今夜のお宿は再び道の駅「なないろななえ」、連泊です。

道の駅「なないろななえ」(写真は前回の時のです)

相変わらず混んでいて前回と同じ大型駐車場の近くになってしまいました。でもまぁ大型トラックが見守ってくれていると考えれば気は楽です。アイドリング音も一定のリズムであれば子守唄、気になりません。七飯の夜が静かに更けていきました。


17日目の行程

17日目の走行距離 284km(道の駅なないろななえ ⇒ 道の駅なないろななえ) 累積走行距離 4,365km

次回に続く
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