田植え機に乗った元サラリーマン

車中泊旅や探石などを楽しみながら生活の中で感じたこと思ったことなどを気まぐれに書き込んでいます

北海道車中泊旅-2 青森FTで渡道スタンバイOK

2024-11-03 | 

2024年9月30日(日) 曇り 「道の駅十文字」 4時30分 外気温 16.0度 車内気温 20.0度
 寝るときは暑くて寝苦しかったんですが朝はちょっぴり冷んやり、寝袋1枚で全然OKです。早めに寝たことに加えて旅が始まった興奮もあり3時ぐらいから目が覚めていたんですが、体力回復のため起きないで寝袋の中でモゾモゾしていました。車中泊旅のルーティン、いつものコーヒー&ホットサンドをのんびり作り朝食です。昨日頑張って距離を稼ぎましたので今日は一日かけて青森まで着けばOK、余裕です。ゆっくり目の6時50分に出発です。..

道の駅十文字
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通勤ラッシュの国道13号を30分ほど走ると国道105号との交差点に、ここを右折、角館方面に向かいます。

案内板


「角 館 駅」
 角館市内に入り案内板に「角館駅」の文字が、思わずハンドルを切ってしまいました。ここはずいぶんと前にJRを使った旅で訪れました。あのころと比べると大分キレイになった感じです。でも朝8時なんですがあまり人影がありません。通勤通学時間帯が一段落した時間なんでしょうか?

JR角館駅

で、私が見たかったのはこっち、秋田内陸縦貫鉄道の角館駅、こちらもキレイになってますねぇ。以前に秋田内陸縦貫鉄道は角館駅と鷹ノ巣駅からそれぞれ一度乗っていまして、特に冬がオススメです。

秋田内陸縦貫鉄道角館駅
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角館市街を抜けると一気に車も少なくなりのどかな田園風景が拡がります。

国道105号


「星の降る駅」
 山間の道に入り右に左に走っていると少し開けたところにでました。真ん中付近に川が流れていてその左右に田んぼが拡がっていて、その田んぼの中にポツンと駅が見えます。私は無人駅といいますか人があまりいない駅が好きで、この秋田内陸縦貫鉄道も以前に比立内駅、左通駅などに立ち寄っています。ここ国道105号は何度となく走っているんですがこの駅は気づきませんでした。スピードを緩めてよく見ると車で行けそう、田んぼの中の砂利道を進むと駅に到着です。

上桧木内駅-1

駅は一段高いところにあり、ホームに上ってみると可愛らしい駅舎が、秋田内陸線 上桧木内駅「星の降る駅」とあります。

上桧木内駅-2

駅の両側に線路がありますのでここで上下線が交換する駅のようで、秋田内陸縦貫鉄道の無人駅の中でも比較的大きな駅のようです。時刻表を見てみるとざっくり上下線併せて1時間~2時間に1本って感じです。ここで列車が来たら絵になるのになぁなどと思いながら車に戻りかけていた時、突然山陰からガタンゴトンと音が、うぇっ本当に列車が来ちゃいました。

上桧木内駅-2
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慌てて車から一眼レフを取り出し構えます。何とか間に合いましたが構図も何も考える暇はなくただただシャッターオンです。

叉鬼号-1

何か書いてあります、「叉鬼(AKITA MATAGIGO)」と読めます。そういえばこの先の「阿仁」はマタギの里です。

叉鬼号-2

列車が停まります。誰も降りません、誰も乗りません。

叉鬼号-3

しばしの静寂の時が過ぎ、その後列車はゆっくりと駅を出て行きます。

叉鬼号-4
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私は手を振る訳でもなくただただカメラを構えて見送ります。

叉鬼号-5

何だかいい感じ、ふと「旅愁」という言葉が頭をよぎりました。

叉鬼号-6

土手のコスモスが揺れています。

コスモス-1

「星の降る駅」、そうかこの駅の一番いい時間帯はキーンと晴れ渡った夜なんだ、たぶん夜空からたくさんの星が降り注いで来るんだろうなと独りごちです。いつかそんなタイミングでもう一度立ち寄りたいなと思いながら車に戻ります。でも本当に列車が来るなんて想定外、ビックリです。(なお私は鉄道は好きですが「鉄ちゃん」ではありません。)

コスモス-2
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そんなこんなでひと山越えるとマタギの里道の駅「あに」に、でもここは前回寄りましたので通過です。

道の駅「あに」

鷹ノ巣で自動車専用道路に乗り大館までビューンとワープです。(間違って一つ手前の国道285号に乗ってしまいUターンして戻って来たのはここだけの話です。)

鷹巣大館道路


道の駅やたて峠
 大館市から国道7号でしばらく走ると県境の峠に道の駅「やたて峠」があります。

道の駅やたて峠-1

ここもともとは以前に雇用促進事業団が建て県が運営していた公共の宿「大館矢立ハイツ」、その後大館市に払い下げられ現在道の駅やたて峠の施設のひとつとして活用されています。

道の駅やたて峠-2
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ここは宿泊したことはありませんが、お風呂の方は何度も利用させて頂いています。

道の駅やたて峠-3

この国道7号線沿いには温泉がいくつかあるんですが、早朝から営業している所が多くあります。ここも朝7時から営業、ということでなるべく早く来てゆっくりしたかったんですが、時計を見ると10時30分になってしまいました。

道の駅やたて峠-4

入浴料金は450円、ちょっぴり値上げしたようです。でも関東エリアあたりの日帰り温泉と比較するとお安めです。

道の駅やたて峠

温泉は、天然源泉掛け流しの完全天然温泉(ナトリウム・カルシウム塩化物泉)、色はまっ茶色、湯舟の底が見えません。何度か来ているんですがずうっと「かぐやの湯」、「天空の湯」は今回初めてです。

道の駅やたて峠-5
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「天空の湯」は、屋上に杉かもしくは檜で作った露天風呂でした。空が抜けていて解放感抜群、昼も良い感じですが夜空はもっといいかもです。一時間ほど入って昨日からの運転の疲れを癒しました。風呂上りはお決まりのコーヒー牛乳です。

コーヒー牛乳


道の駅いかりがせき
 峠を越えると青森県、そして峠を下ったところにある道の駅いかりがせきに立ち寄ります。

道の駅いかりがせき-1

国道7号線の直ぐ脇、そして東北道碇ヶ関ICのそばということ、そして温泉もありますのでいつも賑わっています。

道の駅いかりがせき-2

私の目的はこれ、リンゴです。

リンゴ-1
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ここに来るまでに道の駅あさひまちや道の駅十文字などいくつかリンゴが売っていましたが、ここが一番安いです。トキが1個70円、きおうが1個100円だったかな、これで旅の野菜不足を多少補うつもりです。(後でもっと買っておけばと後悔です。この先も1個100円ぐらいで買えるかなと思っていたら、その後そんなリンゴは一つもありませんでした。)

リンゴ-2


 青森市内に入ると混雑して面倒なので途中の浪岡で食材の買い物です。ここはイオン系のスーパー「BIG」、なぜイオン系に立ち寄るかと言えば「氷」のサービスが充実しているからなんです。私の車はクーラーボックスだけで冷蔵庫がありません。ということで氷が必須なんです。で今回工夫しましてアルミフィルムのランチボックスにこれも100均のアルミのランチボックスを二重にして、これに氷を入れるとギリ2日持ちます。これでこの旅をしのいでいこうと思っています。

スーパー「BIG」

私の車年式は古いんですがハイブリッドに加えて小さいんで結構走り、ここまで自宅から青森まで無給油で走って来ました。ということでガソリン補給、ここで悩まされるのがガソリンの値段表示、まぁまぁの値段であれば全然OKなんですが、これがまぁ表示の基準がバラバラなんですよ。まぁよく見ればわかるんですが、車で走っている訳ですからそうもいかない時があります。例えばここレギュラー161円の表示なんですがよく見ると会員価格です。

ガソリン価格-1

こっちはレギュラー162円なんですが、現金価格です。結果として私はこっちの方が安いんです。ガソリン価格、これにプリペード価格などがあってあまりユーザーに優しい表示にはなってませんね。(何とかならないもんでしょうか。)

ガソリン価格-2
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青森フェリーターミナル
 そんなこんながありまして16時40分、青森フェリーターミナルに到着、青函フェリーが西日に赤く染まっています。

青森FT-1

私が乗るのは青函フェリーなんですが、これは津軽海峡フェリーの船、これも一度乗ってみたいですね。

青森FT-2

予約したのは明日の8時10分発のフェリー、ちーと早く到着してしまいました。たぶん交渉すれば今からの船に空きがあれば乗船の変更は可能だと思われます。でもまぁ急ぐ旅ではありませんのでここのんびり車中泊させて貰いましょう。

青森FT-3

いい感じの角地に駐車スペースを確保、ここを車中泊地とさせて頂きます。早めに車中泊の準備を整え車の中に潜り込みます。時々出港のブゥオッ~という汽笛の音が聞こえてきます。そんな青森フェリーターミナルの夜が静かに更けて行きました。


2日目 「道の駅十文字」 ⇒「青森フェリーターミナル」 260km  計 683㎞

北海道車中泊旅-1 いざ出発

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