今年の石ころ第1位
パンパカパーン、私がゲットした栄えある今年の石ころ第1位は神居古潭石で~す。正直のところこれが神居古潭石かどうかは分かりません。私の勝手な判断なんですが、採れた場所が石狩川の神居古潭渓谷の下流、触った時のすべすべ感、ずっしりと重い質感、色合い、硬度感などから総合的にみて神居古潭石だと思い込んでいます
神居古潭石-1
ランキング参加中
ここは今年初めて探索に行きました。水石の世界では神居古潭石は有名な石で水石の王者ともいわれています。そういった人気もあってかいいものは採り尽くされてしまったとかの話も……、でもとある収集家のブログには今も川原に採取しに行っているらしいことが書かれたいました。ということでメノウおよびジャスパーがメインの私にとっては畑違いなんですが、枝幸に行く途中の通り道ということあって立ち寄ってみることにしました。当初は、場所が旭川の近くでそんなに山あいというところではないので本当にあるのかどうか半信半疑でした。行って見ると大河石狩川の中流域ということで川原にたどり着くまでが一苦労、田んぼの中の道をあちこちうろうろ、川は、すぐそこに見えているんですが川原に下りられる場所が皆目見当がつきません。半日がかりでやっと1か所何とか見つけゲットした1石です。
神居古潭石-2
地上にある岩石は大きく分けてこの3つに分けられるそうです。
堆積岩 ⇒ ⇒ 砂岩、泥岩、礫岩、チャート石灰岩、凝灰岩
火成岩 ⇒ 火山岩 ⇒ 流紋岩、安山岩、玄武岩
⇒ 深成岩 ⇒ 花崗岩、閃緑岩、斑れい岩
変成岩 ⇒ 片岩、片麻岩、角閃岩、緑色岩、
堆積岩、火成岩は読んだ通り堆積した岩、火山の溶岩などにより出来た岩ですが、変成岩はこの堆積岩、火成岩に熱と圧力が加わり出来た岩で、この神居古潭石はまさにこれ、玄武岩が変成作用を受けたものだそうです。地中深くで出来た玄武岩が長い時間をかけて熱と圧力を受けながら地上に押し出されたようです。夕張山地と天塩山地の境目あたりに神居古潭変成帯なるものが走っていて、神居古潭渓谷あたりがその露頭の一部らしく、そこからこぼれた石の一部が転石となり石狩川を下っているみたいです。
神居古潭石-3
この石は大きさは高さ5㎝、長さ13~4㎝と小ぶりなんですが、座りが実にいいんです。どっしりしていて寸分も動きません。そしてこの色がまたいい感じで、蒼色なんですが雨が降った時などは漆黒に輝いて見えます。さてさてこの色はなんと表現しましょう。
神居古潭石-4
黒に近い蒼色、漆黒、鉄紺、茄子紺、ブルーブラック、群青、インディゴブルーいろいろありますが、今回はロマンチックに「ミッドナイトブルー」としてみました。まぁこのミッドナイトブルーは具体的な色を指すのではなく、夜のとばりの中で青色を見るときっとこんな色に見えるんだろうと思いを巡らせてみました。
次回に続く
ランキング参加中
パンパカパーン、私がゲットした栄えある今年の石ころ第1位は神居古潭石で~す。正直のところこれが神居古潭石かどうかは分かりません。私の勝手な判断なんですが、採れた場所が石狩川の神居古潭渓谷の下流、触った時のすべすべ感、ずっしりと重い質感、色合い、硬度感などから総合的にみて神居古潭石だと思い込んでいます
神居古潭石-1
ランキング参加中
ここは今年初めて探索に行きました。水石の世界では神居古潭石は有名な石で水石の王者ともいわれています。そういった人気もあってかいいものは採り尽くされてしまったとかの話も……、でもとある収集家のブログには今も川原に採取しに行っているらしいことが書かれたいました。ということでメノウおよびジャスパーがメインの私にとっては畑違いなんですが、枝幸に行く途中の通り道ということあって立ち寄ってみることにしました。当初は、場所が旭川の近くでそんなに山あいというところではないので本当にあるのかどうか半信半疑でした。行って見ると大河石狩川の中流域ということで川原にたどり着くまでが一苦労、田んぼの中の道をあちこちうろうろ、川は、すぐそこに見えているんですが川原に下りられる場所が皆目見当がつきません。半日がかりでやっと1か所何とか見つけゲットした1石です。
神居古潭石-2
地上にある岩石は大きく分けてこの3つに分けられるそうです。
堆積岩 ⇒ ⇒ 砂岩、泥岩、礫岩、チャート石灰岩、凝灰岩
火成岩 ⇒ 火山岩 ⇒ 流紋岩、安山岩、玄武岩
⇒ 深成岩 ⇒ 花崗岩、閃緑岩、斑れい岩
変成岩 ⇒ 片岩、片麻岩、角閃岩、緑色岩、
堆積岩、火成岩は読んだ通り堆積した岩、火山の溶岩などにより出来た岩ですが、変成岩はこの堆積岩、火成岩に熱と圧力が加わり出来た岩で、この神居古潭石はまさにこれ、玄武岩が変成作用を受けたものだそうです。地中深くで出来た玄武岩が長い時間をかけて熱と圧力を受けながら地上に押し出されたようです。夕張山地と天塩山地の境目あたりに神居古潭変成帯なるものが走っていて、神居古潭渓谷あたりがその露頭の一部らしく、そこからこぼれた石の一部が転石となり石狩川を下っているみたいです。
神居古潭石-3
この石は大きさは高さ5㎝、長さ13~4㎝と小ぶりなんですが、座りが実にいいんです。どっしりしていて寸分も動きません。そしてこの色がまたいい感じで、蒼色なんですが雨が降った時などは漆黒に輝いて見えます。さてさてこの色はなんと表現しましょう。
神居古潭石-4
黒に近い蒼色、漆黒、鉄紺、茄子紺、ブルーブラック、群青、インディゴブルーいろいろありますが、今回はロマンチックに「ミッドナイトブルー」としてみました。まぁこのミッドナイトブルーは具体的な色を指すのではなく、夜のとばりの中で青色を見るときっとこんな色に見えるんだろうと思いを巡らせてみました。
次回に続く
ランキング参加中
良い宝物になりましたね。 ブラタモリを観ているようです。 前に話したと思いますが、糸魚川にヒスイを採りに行っていた昔の会社の同僚を思い出しました。 現物を見せられ、採った経過をよく聞かされたものでした(今はもう彼とは交流はありませんので、尚更に思い出されます)
来年もまた、良い年でありますように!
Balaton620
まぁそうはいっても石なんで庭先に放ってあります。たまにその石を眺めて採取した時のことに
思いをはせています。ヨーロッパにも素敵な石ころがあるんでしょうね。
ではでは、よいお年を。