京都の闇に魅せられて(新館)

特別編・国立民族学博物館「驚異と怪異」 @ 京都妖怪探訪(660)





(記事中の写真はクリックで拡大します。プライバシー保護等の為、人の顔部分に修正を加えていることがあります)


 どうも、こんにちは。
 今回はシリーズ特別編、第655回の記事末でも少し触れた、大阪吹田市の国立民族学博物館にて、期間限定(2019年8月29日~同年11月26日)で開催の特別展『驚異と怪異』の紹介・レポート記事です。
 竜や人魚、霊鳥、妖怪、怪獣など世界各地の神話や伝承上の存在から、現代のゲームに登場するモンスターまで、ありとあらゆる幻想上の生物についての展示を揃えた特別展です。
 本シリーズを続けているような妖怪マニアであり、またファンタジーRPG狂で幻想生物・モンスターなども大好きな私にとっては、是非とも訪れたい、見逃すことの出来ないイベントです。



 まずはいつもの通りアクセスから。
 大阪モノレール「万博記念公園」駅から。









 万博記念公園内へ。






 有名な太陽の塔の前から奥へ。









 その奥に目指す国立民族学博物館が。
 ちょうど『驚異と怪異』展が開催中でした。






 その展示内容のほとんどは撮影禁止なので、その詳細はここに紹介することはできませんが。
 竜や人魚、水怪(水の怪物)、霊鳥、霊獣、怪獣、巨人など、世界各地のあらゆる幻想生物に関する展示が大量に。
 以下は、その中で唯一撮影が許された、中国の竜舞に使用されたという竜です。









 さらには「人魚や竜、河童などのミイラ」とか、「ユニコーンの角」、「天狗の爪」などと称する怪しげなものも。
 以下の写真も、撮影が許可されたもののひとつですが。





 「天狗の爪」の正体は、メガロドンという150万年ほど前まで生息していたという巨大ザメの歯の化石だそうですが、その口の化石がこれだそうです。
 後ろに人が立っていたので、その大きさがわかるでしょう。
 その他、妖怪や幻獣の絵画や、中国の『山海経』など、神々や幻想生物、異形の国や人々などが実在すると考えられた時代の古い博物書や世界地図等もありました。
 シリーズ第456回で紹介した『針聞書』もありました。
 最後は、現代のアーティストが創作した幻想世界や幻想生物を描いた作品と。
 現代のコンシューマーRPG『ファイナルファンタジー』シリーズのモンスター制作を紹介した展示も。


 さらには10月19日には「人はなぜモンスターを創造するか」というテーマについての学術講演会も。






 このように、世界のあらゆる幻想生物について、「よくぞこれだけ集め、研究を深めたものだな」と思えるほど、質・量共に充実した特別展でした。
 いつもはこういう美術展や博物展の図録は買わないのですが・・・この記憶と記録を細かいところまでずっと保存していきたいものだと、今回は買ってしまいました。






 そして、特別展『驚異と怪異』開催期間中の限定メニューだそうですが、この博物館のレストランで「ドラゴンロール」という特別メニューが。





 ドラゴン(竜)を象ったメニュー。
 値段はスープ付きで1800円という高めでしたが・・・これは是非とも食べなければと思って、注文しました。
 ボリュームもあって、美味しかったです。






 10月19日の特別講演も含めて、この特別展には今までに2回訪れています。
 それほど私にとっては充実した・・・。
 否、それでもまだ行きたい、まだ学び足りない。何というか、そんな感じの特別展でした。
 世界の幻想静物についてこれだけの展示品や研究の蓄積あるのなら、開催期間以降もまた、こういう特別展や講演会やってくれないでしょうかねえ・・・。









 今回はここまで。
 また次回。





*国立民族学博物館へのアクセス、周辺地図はこちらをご覧下さい。




*国立民族学博物館のHP
http://www.minpaku.ac.jp/




*『京都妖怪探訪』まとめページ
https://kyotoyokai.jp/




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