見果てぬ夢

様々な土地をゆっくりと歩き、そこに暮らす人たちに出会い、風景の中に立てば、何か見えてくるものがあるかもしれない。

帰国(?)

2007-09-19 06:24:56 | 欧州
ハンガリーに帰国。
宿の近くにあるインテリアショップに飾られている陶器の魚たちが、「戻ってきたのか」という顔をしていた。

ハンガリーの地元飛行機がロドス島に着陸したとき、機内に拍手がわき起こった。久しぶりの風景だ。
航路に難局があったというわけではない。危なげなく飛行し、順調に着陸した。なのに、操縦士を称える拍手が起こったのだ。帰国時の機内でも着陸と同時に、同様の拍手が起こった。小型機の機内の拍手は、操縦席に聞こえたに違いない。ハンガリー航空ならではの、ハンガリー人の習慣だろうか。何だか嬉しくなった。

とにかく、戻ってしまった。バッグパックを預けておいたホステルのスタッフに「ただいま」と挨拶。
同じ旅の最中なのに、「戻った」という不思議な気分だった。



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2 コメント

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機内の拍手 (B型パパイヤ)
2007-09-26 08:39:00
前に、国際線だったけど、着陸と同時に機内の一部の人から拍手が沸き起こりました。そういう経験初めてだったのですが、これを読んで、あれはハンガリー人のツアーだったんだろうか、なんて思いました。
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ハンガリー人 (ワイン)
2007-09-28 10:02:32
難局をクリアした時には、乗客から拍手が起こると聞いたことがあったのですが、こういう経験は初めてでした。一人二人では迫力ないので、やはり集団心理が何か働くのだと思うのですが。今度、拍手をした人がいたら聞いてみます。
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