昨年、ロッテのセットアッパー・中郷大樹は1イニングを超えた登板数が23回あった。どんなペースで1イニング超えしたのか振り返ってみた。
4/19=1.1回、4/25=2回、6/8=2回、6/14=2回、6/16=2回、6/24=2回、6/30=2回、7/7=3回、7/14=1.1回、7/29=3.2回、8/5=4回(先発)、8/12=2回、8/18日=1.2回、8/23=1.1回、9/4=2回、9/8=2回、9/9=2回、9/13=1.2回、9/15=2回、9/25=3回、9/27=1.2回、9/29=1.1回、10/2=2回
イニング数を登板数で割った数字が多いのは田島慎二(中日)1.26、今村猛(広島)1.24、福田聡志(巨人)1.23、ソーサ(中日)1.19だが、中郷はリリーフ登板の平均イニングが圧倒的1位の1.49だった。これはナンバーワンではなくワーストワンだと思う。
Yahoo!JAPANのニュースを見ていたら「上原、マー君の“降格報道”に激怒」という見出しがあった。WBCで不調の楽天・田中将大投手を「中継ぎ降格」と報じたマスコミに上原浩治(レッドソックス)が激怒したわけだが、中継ぎを使い捨てるような起用をする一部の監督のほうが私は腹が立つ。
こんな起用法をするから毎年、ドラフトではリリーフタイプの投手を指名しなければいけなくなるんだ、と誰かに怒りをぶつけたくなった。