小関順二公式ブログ

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今日の全力疾走2 走るヤクルトと走らない西武

2014-06-08 20:56:03 | 2014年プロ野球観戦

<今日の全力疾走 2>

※一塁到達4.3秒未満、二塁到達8.3秒未満、三塁到達12秒未満が基準

■6月8日(日曜日)プロ野球交流戦/神宮球場

 ヤクルト9-5西武

 

◇ヤクルト([ ]内は打席数)

雄平(30歳・左左)…………[1]二塁ゴロ4.13秒

三輪正義(30歳・右左)……[1]二塁ゴロ4.21秒

川端慎吾(27歳・右左)……[4]三塁安打4.20秒、[5]三塁ゴロ4.03秒

上田剛史(26歳・右左)……[5]遊撃ゴロ3.98秒

 

◇西武

上本達之(34歳・右左)……[1]二塁ゴロ4.26秒

 

◇捕手の二塁送球タイム

中村悠平(ヤクルト24歳)……イニング間最速1.90秒、実戦1.87秒(許二盗)

 

 全力疾走の差が得点の差になっていると言っていい。「一塁到達5秒以上~など」のアンチ全力疾走はヤクルトが0人だったのに対し、西武は中村剛也、森本稀哲、炭谷銀仁朗の3人(3回)。だからというわけではないが、チームに刺激を与える意味でも2人の新人をファームから上げたらどうだろう。2人とは森本、銀仁朗とポジションがダブる森友哉(19歳・大阪桐蔭1位・捕手)と山川穂高(23歳・富士大卒2位・三塁&一塁手)。2人のファームでの成績は次の通りだ。

 森 友哉……打率.301(11位)安打43、本塁打3、打点18

 山川穂高……打率.328(7位)、安打42、本塁打11(1位)、打点36(2位)

 今までの戦い方をしていれば最下位からの脱出は難しい。今までと違う何かをやるならメンバーを変えるのが一番。2人の新人のファームでの成績を見れば力があるのは一目瞭然。田辺徳雄・監督代行には是非決断してもらいたい。


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